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鎌倉の国指定史跡

鎌倉の国指定史跡 鎌倉の国指定史跡

鎌倉市には31ヶ所の国指定史跡があります。

気軽に見られるところから、登山をするように準備が必要な場所もあれば、立入禁止の場所もあります。

ここでは、寺社や切通を除いた国指定の史跡を紹介しています。

鎌倉市内の国指定史跡(寺社・切通除く)

鎌倉市内にある国指定史跡のうち寺社・切通を除く史跡です。

なお実際の登録地の中にいくつかの史跡がある場合は、別々に紹介しています。

仏法寺跡
大町釈迦堂口遺跡
北条氏常盤亭跡(タチンダイ)
若宮大路
稲村ヶ崎(新田義貞徒渉伝説地)
お猿畠の大切岸
伝上杉憲方墓
和賀江島
日野俊基墓(日野俊基の墓)
永福寺跡
東勝寺跡
法華堂跡
北条義時の墓(法華堂跡)
源頼朝の墓所(法華堂跡)

地図から国指定史跡を探す

赤色のマークで示しているのが、寺社・切通を除く国指定の史跡です。

鎌倉市内の国指定史跡 一覧

鎌倉市内にある国指定史跡の一覧です。2021年2月現在のものです。

No. 件名 所在地 所有者
1 法華堂跡
源頼朝墓北条義時墓
西御門 鎌倉市・他
2 日野俊基墓 梶原 国有地
3 浄光明寺境内・冷泉為相墓 扇ガ谷 浄光明寺・他
4 極楽寺境内・忍性墓 極楽寺 極楽寺
5 伝上杉憲方墓 極楽寺 個人
6 稲村ヶ崎
(新田義貞徒渉伝説地)
稲村ガ崎 鎌倉市・他
7 若宮大路 小町・御成町・由比ガ浜 神奈川県・他
8 浄智寺境内 山ノ内 浄智寺・他
9 寿福寺境内 扇ガ谷 寿福寺・他
10 永福寺跡 二階堂 鎌倉市・他
11 建長寺境内 山ノ内 建長寺・他
12 浄妙寺境内 浄明寺 浄妙寺・他
13 鶴岡八幡宮境内
史跡としての鶴岡八幡宮
雪ノ下・小町・材木座 鶴岡八幡宮・他
14 円覚寺境内 山ノ内・大船 円覚寺・他
15 覚園寺境内 二階堂 覚園寺・他
16 和賀江嶋 材木座 国有地
17 朝夷奈切通 十二所 鎌倉市・他
18 亀ヶ谷坂 扇ガ谷・山ノ内 鎌倉市・他
19 巨福呂坂 雪ノ下 鎌倉市・他
20 仮粧坂 扇ガ谷・佐助
山ノ内・梶原
鎌倉市・他
21 瑞泉寺境内 二階堂 瑞泉寺・他
22 大仏切通 長谷・笛田・常盤 鎌倉市・他
23 北条氏常盤亭跡 常盤 鎌倉市・他
24 名越切通
お猿畠の大切岸
まんだら堂・やぐら群
大町・逗子市 鎌倉市・他
25 明月院境内 山ノ内 明月院・他
26 東勝寺跡 小町 鎌倉市・他
27 鎌倉大仏殿跡 長谷 高徳院・他
28 荏柄天神社境内 二階堂 荏柄天神社・他
29 仏法寺跡 極楽寺・坂ノ下 神奈川県・他
30 一升桝遺跡 極楽寺 神奈川県・他
31 大町釈迦堂口遺跡 大町 鎌倉市・他

 

史跡訪問レポート

永福寺跡の紫陽花の様子と見頃

国指定史跡にもなっている永福寺跡、紫陽花の季節に訪れて紫陽花が楽しめるのかな?と思っている方へ、永福寺跡の紫陽花について紹介します。正直なところ紫陽花のみを楽しみにして来るほど紫陽花は咲いていませんが、ゆっくりと寛ぎながらガクアジサイを楽しむことが出来ます。
史跡訪問レポート

春の永福寺跡の桜や緋桃の様子や見頃

天園ハイキングコースや瑞泉寺に訪れる際に立ち寄ることも多い永福寺跡、3月下旬から4月上旬には、ヤマザクラや緋桃が咲きます。でも実際の様子はどうなんだろう?という方に写真を添えて春の永福寺跡の様子をお伝えします。ゆっくりと出来る春の永福寺跡、ハイキングの休憩におすすめです。
史跡訪問レポート

仏法寺跡からの眺めが絶景だった、行き方も説明

鎌倉市内には国指定史跡が31ヶ所ありますが、その中でも1位・2位を争う行きにくいところとして、仏法寺跡があります。仏法寺跡に夏場に行くのは無謀という情報を見たので、冬場になるのを待ち、2月後半に行ってきました。実際に訪れた感想から、行き方まで写真を添えて紹介します。
鎌倉の国指定史跡

仏法寺跡

仏法寺跡は、鎌倉市極楽寺・坂ノ下にまたがる場所にある国指定史跡です。仏法寺は13世紀後半に極楽寺を開山した忍性によって建てられたとされる寺院です。17世紀中頃には廃寺となっていたと考えられています。現在、仏法寺跡への道は整備されておらず行くのが非常に困難な史跡です。
史跡訪問レポート

冬・雪の永福寺跡は足跡の無い美しい雪景色が見られる

鎌倉は比較的温暖な地域ですが、それでも1~2年に1度くらい積雪があります。雪が積もった鎌倉はとても幻想的な景色に変わりますが、その中でおすすめしたいのが、国指定史跡にもなっている永福寺跡です。実際に雪が積もった永福寺跡の様子を写真を添えて紹介します。
鎌倉の国指定史跡

大町釈迦堂口遺跡

大町釈迦堂口遺跡は、鎌倉市大町にある国指定史跡です。釈迦堂切通ややぐら群を含む史跡から構成されており、鎌倉の史跡の中でも原型を比較的とどめていると言われています。ただし落石・崩落の危険性から長いこと立入禁止になっており、現在に至ります。
史跡訪問レポート

晩秋・初冬の永福寺跡と紅葉

国指定史跡にもなっている永福寺跡の紅葉はどうだろう?と考えている方に永福寺跡の紅葉について写真を添えて紹介します。先に結論から書くと、それほど紅葉が綺麗な場所では無いものの、近くには紅葉の名所がいくつかあるので、休憩で立ち寄るのがおすすめです。
鎌倉の国指定史跡

北条氏常盤亭跡(タチンダイ)

北条氏常盤亭跡は、鎌倉市常盤にある国指定史跡です。鎌倉幕府第7代執権北条政村の別邸跡などがあった場所とされています。またタチンダイと呼ばれる場所もあり、タチンダイと呼ばれることもあります。ほとんどが草野原ですが、やぐらがあり史跡であることがわかるようになっています。
鎌倉の国指定史跡

若宮大路

若宮大路は、鎌倉市由比ヶ浜から鶴岡八幡宮までの道であり国指定史跡です。寿永元年(1182年)に源頼朝が京都(平安京)の朱雀大路を参考にして造られた道であり、途中からの段葛と合わせて多くの人が通る道となっています。約1.8kmもの長さがあります。
鎌倉の国指定史跡

稲村ヶ崎(新田義貞徒渉伝説地)

稲村ヶ崎(新田義貞徒渉伝説地)は、鎌倉市稲村ヶ崎にある国指定史跡です。鎌倉幕府の滅亡となる稲村ヶ崎突破となる軍を率いた新田義貞が稲村ヶ崎の海を割り渡ったという伝承が残る場所として、史跡に選定されています。史跡としても有名ですが、富士山と江ノ島を見渡せる絶景スポットとしても人気です。
鎌倉の国指定史跡

お猿畠の大切岸

お猿畠の大切岸は、鎌倉市と逗子市の境にある約800メートルにもおよぶ人工的に作られた崖・切岸です。見学する場所はほぼ逗子市になります。国指定史跡「名越切通」内にありこの付近一体が国指定史跡となっています。ハイキングコースの途中にあるので、散策ついでに立ち寄るのがおすすめです。
鎌倉の国指定史跡

伝上杉憲方墓

伝上杉憲方墓は、鎌倉市極楽寺にある国指定史跡です。上杉憲方は、南北朝時代から室町時代初期(1335年生誕・1394年死没)にかけての武将・守護大名です。非常にわかりにくい場所にあり、小さな史跡ですが、極楽寺に訪れた時に立ち寄って欲しい場所です。
史跡訪問レポート

和賀江島はどこから見るのが良い?行き方からアクセス方法まで解説

国指定史跡にもなっている和賀江島、景色も良いから訪れてみたいと思ってもGoogle Mapで見るとどこからどう行けば良いのか非常にわかりにくくなっています。和賀江島への行き方からアクセスポイント、ビュースポットまで詳しく解説します。
鎌倉の国指定史跡

和賀江島

和賀江島は、鎌倉市材木座にある国指定史跡です。鎌倉時代の1232年に築かれた防波堤・人工島であり、現存する日本最古の築港遺跡となっており、跡が干潮時には見えます。またこの辺りからの景色は非常に綺麗で晴れて澄んだ日には江ノ島から富士山まで見渡すことが出来ます。
鎌倉の国指定史跡

日野俊基墓(日野俊基の墓)

日野俊基墓(日野俊基の墓・日野俊基卿墓)は、鎌倉市梶原にある国指定史跡です。源氏山公園の一角にありすぐ近くには、日野俊基を祀る葛原岡神社もあります。日野俊基は、後醍醐天皇の忠臣として鎌倉幕府倒幕に活躍しましたが捕らえられ、ここ葛原ケ岡(現・源氏山公園)で処刑されました。
史跡訪問レポート

永福寺跡の中尊寺ハスの様子、咲き始めから終わり、見頃まで紹介

6月の後半から永福寺跡には中尊寺蓮というハスが咲き出します。源頼朝に滅ぼされた奥州藤原氏が拠点としていた岩手県平泉町から贈られた古代種のハスです。2021年は咲き始めた頃から終わるまで毎日見に行ってきたので、その様子をお伝えします。
史跡訪問レポート

初夏の永福寺跡は、とても暑い場所だった

6月の梅雨入り前、国指定史跡にもなっている永福寺跡に行ってきました。初夏でも非常に暑く日陰が少ない場所ですが、展望台からは鎌倉の谷戸の景色も味わえます。永福寺跡に初夏に行こうかな?と考えている方に実際の様子をお伝えします。
鎌倉の国指定史跡

永福寺跡

永福寺跡は、鎌倉市二階堂にある国指定史跡です。永福寺は12世紀後半に作られた寺院でしたが、15世紀初頭に火災の後廃絶しましたが、2007年以降に復元が開始され、基壇(基礎)と苑池が復元されました。現在は若干の観光者が来るものの、平日は近隣の方が集う公園のようになっています。
史跡訪問レポート

初夏の東勝寺跡・北条高時腹切りやぐら に行ってきた

6月の初旬、鎌倉の中でも有名な心霊スポットと言われる東勝寺跡と北条高時腹切りやぐらに行ってきました。もちろん夜は怖くていけないので、昼間ですが昼間でも不気味さを感じ取れる場所でした。実際どんな雰囲気だったのか写真を添えてお伝えします。
鎌倉の国指定史跡

東勝寺跡

東勝寺跡は、鎌倉市小町にある国指定史跡です。ただしほぼ草木が生えてあれた場所になっており、見られるものは「北条高時腹切りやぐら」と「東勝寺旧跡碑」のみとなっています。ハイキングコースの入口にもなっていますが、ハイキングコースが閉鎖されているため、土日でもほとんど人が来ない状態です。
鎌倉の国指定史跡

法華堂跡

法華堂跡は、鎌倉市西御門にある国指定史跡です。源頼朝の墓・北条義時の墓以外にも三浦泰村一族の墓や島津忠久の墓・大江広元の墓・毛利季光の墓もあります。休日だと若干、人も来ますが平日だと見に来る人も少なくお墓ということもあり少し怖い感じがするかもしれません。
鎌倉の国指定史跡

北条義時の墓(法華堂跡)

北条義時の墓は、鎌倉市西御門にある法華堂跡と呼ばれる国指定史跡にあります。観光マップ等では「法華堂跡(源頼朝の墓・北条義時の墓)」と一緒にされていますが、源頼朝の墓からは100メートルほど東にあり、訪れてみると別の場所のように感じます。
史跡訪問レポート

源頼朝の墓は初夏でも涼しい場所だった

鶴岡八幡宮から鎌倉宮へ向かう場合、裏路地を通って向かうと「源頼朝の墓」の案内板を見つける人も多いでしょう。でもどんな場所なのかな?お墓だから怖い場所なのかな?と思うかもしれませんね。実際に5月の後半、初夏の源頼朝の墓に行ってきたので、その時の様子をお伝えします。
鎌倉の国指定史跡

源頼朝の墓所(法華堂跡)

源頼朝の墓所は、鎌倉市西御門にある法華堂跡と呼ばれる国指定史跡にあります。鶴岡八幡宮からも近く、鎌倉観光・散策で源頼朝をテーマにしているのであれば是非とも立ち寄りたいスポットです。