桜の時期が終わった頃、4月中旬から後半の鶴岡八幡宮で、是非見て欲しいのが境内のいろいろなところで咲くツツジです。
特に新緑の中の段葛に沿って咲くツツジと、平家池の小径に咲くツツジは一見の価値があります。
毎年鶴岡八幡宮のツツジを見に行っている立場からツツジの見頃と様子を写真を添えて紹介します。
鶴岡八幡宮・段葛のツツジの見頃について
鶴岡八幡宮のツツジの見頃は?
鶴岡八幡宮および段葛のツツジの見頃は年によって、また見頃となる少し前の天候によって異なりますが概ね4月下旬から5月上旬です。まさにゴールデンウィークの真っ最中です。
ただしここ数年はゴールデンウィーク前には見頃となることが多くなっています。
2021年・2022年・2023年はGW前に見頃となっていました。
その後、雨や風があまり無ければGW終わり頃まで保ちますが、雨が多かったり風が強いと散ってしまいます。2022年や2023年はGWにはかなり散っていました。
鶴岡八幡宮のツツジを見るのにおすすめの場所は?
鶴岡八幡宮のツツジを見るのにおすすめの場所は、段葛および平家池の周りです。特に平家池の周りは、ピンク色のツツジが池に沿って綺麗に咲き誇り、鎌倉市内でも有数のツツジのおすすめスポットになっています。源氏池の周りにも咲いていますが、ツツジに限って言えば平家池の方がおすすめです。
平家池は鶴岡八幡宮の本殿に向かって左側・鎌倉文華館 鶴岡ミュージアムがある方です。源氏池は本殿に向かって右側、旗上弁財天社がある方です。
続いて実際のツツジの様子を写真多めに紹介します。
段葛のツツジの様子
桜が完全に散って、葉桜の新緑が美しくなって来る頃に段葛のツツジは咲き始めます。
今の段葛のツツジは、2015年以降に新たに植樹されたもので、それ以前のツツジは東日本大震災の被害が大きかった地域へ移植されました。
約500メートルある段葛の両脇にツツジは植えられており、段葛を歩くだけで美しいツツジが目に入ってきます。
段葛のツツジは、ピンクや白のものが多く、何となく温かみを感じられます。
時折赤いツツジがあり、良いアクセントにもなっていました。
段葛の内側の歩道部分だけでなく、車道側にもツツジが綺麗に咲いています。
バスに乗ってこの辺りを通ると、バスで座っていた場合、目の高さと同じくらいにツツジが見えます。
段葛の鶴岡八幡宮側
ツツジの奥に鶴岡八幡宮の本宮や舞殿の屋根が見えるのが、鎌倉らしさを感じさせてくれます。
段葛は、鶴岡八幡宮に近づけば近づくほど道幅が狭くなるように作られており、ツツジも鶴岡八幡宮に近づけば近づくほど、密生しているように見えてきます。
鶴岡八幡宮のツツジの様子
鶴岡八幡宮のツツジは境内に点在していますが、主に源平池の回りに咲いています。
鳥居から入って旗上弁財天社のある源氏池の回りに咲くツツジ
主に赤紫と白のツツジが咲いていました。
平家池の小径のツツジ
鶴岡八幡宮のツツジは、源氏池よりも平家池の小径に咲くツツジの方が情緒があります。
平家池の小径は、鶴岡八幡宮の参道から向かう場合、鎌倉文華館 鶴岡ミュージアムの敷地に入ってぐるっと回らないとたどり着けないため、訪れる人も少ないので、落ち着いてゆっくりとツツジを鑑賞できます。
池の回りの遊歩道に沿って綺麗に咲くツツジ
ツツジって雨に濡れても綺麗で、雨の多いこの時期でも楽しめます。
この時もすれ違ったのは2人のみです。
池とは反対側にはシャガも咲いています。
シャガの花は白の花びらに青やオレンジなどの色がついている綺麗な花です。
ツツジと合わせて見てくださいね。
鶴岡八幡宮(源平池)と段葛のツツジを見に行こう
美しい段葛や鶴岡八幡宮のツツジ、是非見に訪れてください。
ゴールデンウィーク前の鎌倉は比較的空いている時期なので、落ち着いて鑑賞も出来ます。ただGWに入ると、ゆっくり鑑賞するどころではなくなることもありますが。
雨でも美しい鶴岡八幡宮のツツジ、おすすめです。
以上、鶴岡八幡宮(源平池)と段葛のツツジの様子と見頃についてでした。
なお同じ頃、藤の花や牡丹も見頃になります。
鶴岡八幡宮
- 住所:〒248-8588 神奈川県鎌倉市雪ノ下2-1-31
- TEL:0467-22-0315
- 御朱印:あり
- 参拝可能時間:10~3月・6:00~21:00/4~9月・5:00~21:00
- 社務所受付時間:10~3月・6:30~20:30/4~9月・5:30~20:30
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