鶴岡八幡宮や荏柄天神社が神社庁から脱退したことで、神宮大麻の取り扱いが無くなるのでは?ということが囁かれていましたが、2024年12月に両神社に確認したところ、継続して頒布・授与しているとのことでした。
神宮大麻とは
神宮大麻は主に神社庁に所属している神社で授与している「天照皇大神宮」と書かれたお神札のことです。
神社本庁の公式サイトでは下記のように説明されています。
皆さまが住む地域の氏神さまをはじめ各地の神社には、その神社の御祭神のおちからが宿るお神札があります。中でも伊勢の神宮の神さまである天照大御神のおちからを宿し、私たちにより大きな恵を与えてくださるお神札を特に「神宮大麻」と称しています。
神社などで見かけた方も多いと思います。
神宮大麻を中心に左側に崇敬神社、右側に氏神神社の神札を神棚などに置いて祀るのが一般的です。
年末に頒布・授与してもらい、新年は新しい神宮大麻で迎えるという人もいます。
基本的には神社庁に所属している神社のみの取り扱いなので、鶴岡八幡宮が神社庁から脱退したことで、鶴岡八幡宮では取り扱いが無くなるのではないか?と言われていました。
鶴岡八幡宮でも荏柄天神社でも授与は継続
12月に入って、神社庁を脱退した鶴岡八幡宮と荏柄天神社では取り扱いがなくなるのでは?と言われていたこともあり、本当に扱いがなくなるのか、神社庁を脱退した2024年の年末、12月初旬に確認してきました。
結果は両方の神社で取り扱いは継続するとのことでした。
鶴岡八幡宮に関しては、在庫が無くなることもないと思うので新年でも授与出来ると思うとのことでした。
鶴岡八幡宮から神宮大麻が無くなるかも、と報じたマスコミ
「鶴岡八幡宮 神宮大麻」でGoogle検索すると1位に講談社の「現代ビジネス」というサイトの記事がありました。
鶴岡八幡宮でも、以前は神宮大麻の頒布を行っていた。ところが、今の時点ではまだ離脱が認められていないにもかかわらず、少なくともオンライン上で神宮大麻は頒布されていない。
現代ビジネス より
まるで神宮大麻の取り扱いをやめたような印象を与える内容です。
現代ビジネスのいう「オンライン上」はどこのことかわかりませんが、仮に鶴岡八幡宮の公式サイトの「お守り」のページのことであれば、2023年2月の段階でも神宮大麻は掲載されていませんでした。
参考:インターネットアーカイブ 2023年2月 鶴岡八幡宮 お守り
せめてインターネットアーカイブ(有名なサイトであれば更新していても過去のページが見られるサイト)で確認してから書けば良いのに…
ということで、鶴岡八幡宮・荏柄天神社でも神宮大麻は継続して頒布・授与されています。
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