龍口明神社は、西鎌倉の近くの鎌倉市腰越に鎮座する神社です。
現存する神社としては鎌倉市で最古と言われている神社で、元々は江ノ島に近い藤沢市内に飛び地となっている鎌倉市津にありました。
いろいろな伝承が残り江ノ島の弁財天(江島神社)と深い関わりがある神社です。
*竜口明神社と書かれることもありますが、法人登録は「龍口明神社」で行われています。
龍口明神社 詳細とアクセス方法
- 読み方:りゅうこうみょうじんしゃ(じんじゃ ではなく、みょうじん しゃ)
- 旧社格:村社
- 所属:神奈川県神社庁
- 法人番号:7021005002007
- 住所:〒248-0033 神奈川県鎌倉市腰越1548-4
- TEL:0467-32-0833
- 御朱印:あり
- 参拝可能時間:24時間
- 社務所受付時間:9:00~17:00
- 拝観時間:24時間
- 拝観料:なし(志納)
- 例祭日:10月第1土日(ただし関係者のみ)
- どんど焼き・古神札焼納祭:なし(納所はあり定期的にお焚き上げされる)
- 駐車場:あり(無料)
- 駐輪場:バイク・なし/自転車・なし(駐車場には停められそう)
- 公式サイト:龍口明神社
- 創建:欽明天皇13年(552年・伝承/538年説もあり)
法人登録してある住所は「鎌倉市腰越字蟹田谷1548番地4」となっています。
龍口明神社へのアクセス方法・行き方
- 湘南モノレール「西鎌倉駅」から徒歩約6分(約450メートル)
- 西鎌倉駅前「津村」バス停から江ノ電バス新鎌倉山循環(コミュニティバス)に乗車、「龍口明神社前」バス停で下車徒歩数秒(ほぼ目の前)
無料駐車場があるので、車でのアクセスでも問題ありません(祭事時は駐車場が規制されます)。
龍口明神社の御祭神
- 玉依姫命 ( たまよりひめのみこと )
- 五頭龍大神(ごずりゅうおおかみ)
神奈川県神社庁には玉依姫命のみで登録されています。
龍口明神社の由緒・歴史
- 欽明天皇13年(552年):村人達が、龍の口にあたる岩上(龍口)に社を築いて白髭明神(または子死方明神)と称し、村の鎮守としたことが、龍口明神社の発祥と伝わる
- 養老7年(723年):江の島岩窟中で修行中の泰澄・慈覚両大師が、夢に現れた神々を彫り、弁財天1体を江の島弁財天の別当寺の岩本院に、2体を白髭明神に納める(ご神体の木像である玉依姫命(長さ約15cm)と五頭龍(長さ約30cm))。龍口明神社と名付けたとされる
- 弘安5年(1282年):社前で一遍が念仏勧化を行ったとされる。その様子が国宝「一遍聖絵」にえがかれている
- 大正12年(1923年):関東大震災により全壊する(半壊だったいう話もあり)。
- 昭和8年(1933年):社殿の修復が完了する
- 昭和53年(1978年):氏子の要望により現在地に移転する
なお移転前の土地は龍口明神社の元宮として現在も残っています(立入禁止)。
龍口明神社のご利益
- 縁結び・恋愛成就
- 子宝祈願・子授かり
- 安産祈願
- 海上安全
- 国家安泰
- 心願成就
- 交通安全
龍口明神社の末社
龍口明神社の厄祓い・厄年について
一般的な厄年で、厄祓い・厄除けを行っています(女性は60歳の厄年も行っています)。
事前予約制です。突然だと不在時もあり受けられないことがあります。
また八方塞がりの厄払いも行っています。
祈祷料は5000円からとなっています。
龍口明神社のどんど焼き・古神札焼納祭
古神札納所はありますが、焼納祭・どんど焼きとしての行事は行わず、定期的にお焚き上げを行っています。
龍口明神社の拝観について
24時間参拝は可能ですが、夜間は不審者扱いされることがあるので、日中がおすすめです。
龍口明神社の御朱印
御朱印は授与所(社務所)にていただけます。
初穂料は500円です。
限定御朱印が出ていることもあります。また隣の経六稲荷社・藤沢市の川名御霊神社の御朱印もいただくことが出来ます。
龍口明神社の訪問・参拝・お祭りレポート
龍口明神社へ訪れた時の参拝レポートや龍口明神社に関する詳細です。
龍口明神社の関連リンク
近隣の神社
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龍口明神社の辺りは鎌倉でも神社が少ないエリアです。
近隣の観光スポット・一緒に訪れたいスポット
龍口明神社と一緒に訪れたいのは、江ノ島にある江島神社です。
龍口明神社で祀られている五頭龍大神の妻が江島神社で祀られている弁財天です。
江ノ島観光の前に龍口明神社により、その後に江島神社によるとよりご利益があると言われています。
龍口明神社のフォトギャラリー
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