極楽洞は、鎌倉市極楽寺にある明治後半に作られた江ノ電唯一のトンネルの坑門(トンネル入口)のです。
近くからは見ることが出来ず極楽寺駅近くの桜橋という橋の上からしか見ることは出来ません。
煉瓦造りの坑門は江ノ電のレトロ感と相まって鎌倉らしい風情を醸し出しています。
極楽洞 詳細とアクセス方法
- 読み方:ごくらくどう
- 文化財区分:鎌倉市景観重要建築物等・土木学会選奨土木遺産
- 管理団体:江ノ島電鉄株式会社
- 住所:〒248-0023 神奈川県鎌倉市極楽寺2-1・2-2付近
- TEL:-
- 見学可能時間:24時間(桜橋より)
- 見学料:無料
- 定休日:なし
- 駐車場:なし
- トイレ:なし
- 売店:なし
- 車椅子対応:なし
- 参考サイト:極楽洞 鎌倉市
極楽洞へのアクセス方法・行き方
*場所は極楽洞が見える桜橋に設定してあります。
- 江ノ電「極楽寺駅」から徒歩約2分(約120メートル)
極楽寺駅から歩いていくのがおすすめです。
極楽洞の歴史・由緒
極楽洞は、「江ノ電」の愛称で親しまれている江ノ島電鉄株式会社が所有する煉瓦造りの坑門で、右手の桜橋から見ることができます。アーチの頂部に2箇所の要石を備えたデザインは、全国的にも珍しいもので、今なお建設当時の原型をとどめています。
江ノ電が極楽洞を走り抜ける景観は、古都鎌倉に近代の息吹を伝えた電気鉄道の歴史を偲ばせます。
- 建設年:明治40年(1907年)
- 設計者:土井 治男
江ノ電は1902年(明治35年)に開業しましたが、区間は藤沢-片瀬(現・江ノ島)まででした。極楽洞のあるこのトンネルが開通したことで、長谷駅まで延長され、1910年(明治43年)に現在のほぼ同じ区間が開通しました。
極楽洞は極楽寺駅側のトンネルの門のことであり、長谷駅側は、千歳開道とされており、入口と出口の名称が異なります。
トンネルの長さは、209メートル、高さは5.285メートル、幅は3.940メートルです。
極楽洞の車椅子・障害者対応
極楽洞は桜橋からしか見えません。桜橋は一般道にあたるため、普通に車椅子でも通行出来るので、車椅子でも極楽洞は見ることが出来ます。
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