鎌倉の桜で最も人気があるところと言えば段葛を含めた鶴岡八幡宮でしょう。
特に源氏池と呼ばれる池の周りを囲むように咲く桜は非常に人気です。
でもいつぐらいが見頃で実際の様子はどうなの?という方に鶴岡八幡宮の桜の見頃の時期や、実際の様子を写真を添えて紹介します。
鶴岡八幡宮の桜の見頃・時期
鶴岡八幡宮の桜と言えば源氏池の周りの桜が最も有名ですが、見頃となる時期は例年3月下旬から4月上旬です。
年によって、また直近の天候によっても左右されるため、誤差はあるものの3月30日から4月5日くらいが見頃となることが多いです。
ただし鶴岡八幡宮の桜は源氏池周辺だけでなく、他にもあり寒桜や彼岸桜、河津桜などがあり、2月頃から桜を見ることが出来ます。
源氏池の島の咲く早咲きの桜
源氏池の中央、人が入れない島には恐らくは寒桜か河津桜だと思われる桜が、2月くらいから咲き始めます。
源氏池・平家池をつなぐ太鼓橋の横にある桜(彼岸桜という話ですが完全にはわかっていません)は、ソメイヨシノよりも少し早く咲くため3月中旬くらいから花をつけ始めます。
ソメイヨシノは少し早かったかな?という時期に来られた方がここでよく写真を撮影しています。
流鏑馬馬場の桜
流鏑馬馬場とは、鶴岡八幡宮の東西を結ぶ参道のことです。ここに寒桜があり年によってかなり左右されますが2月下旬くらいには満開に近い状態になることが多いです。
他にも鶴岡八幡宮にはいろいろな桜がありますが、概ねソメイヨシノの咲く3月下旬から4月上旬が見頃となります。
鶴岡八幡宮の源氏池の桜の様子
鶴岡八幡宮で最も人気がある桜が源氏池の周りに咲く桜です。
風がなく穏やかな日であれば水面に映る桜とその上の桜の美しさに圧倒されます。
普段、源氏池の奥(東南側及び西側)の「神苑ぼたん庭園」は立入り禁止になっていますが、桜の時期になると「池泉回遊式庭園」として開放され、中に入って桜を楽しめるようになります。
拝観料は300円で9時頃から16:30までが開園時間となっています。
注意書きがあります。禁止事項として下記のことが挙げられています。
- 喫煙・飲食
- カメラの三脚使用
- ペットを連れての入園
もっとも注意書きなんてまともに読まない人もいて、三脚を使う人はほぼ見かけますし、ペットを連れて行こうとする人もいます。
もっとも鶴岡八幡宮は表面的には境内全域でペット禁止としていますが、実際には本宮内でなければペットを連れていても良いので、どこまで禁止なのかよくわかりません。
それはさておき鶴岡八幡宮の桜を満喫するのなら、神苑ぼたん庭園に入って是非桜を見てください。
境内や段葛は非常に混雑していても、ここはそれほど混雑しないことが多く、比較的ゆっくりと桜を見られます。
もちろん満開の時に土日と重なればかなり混雑はします。
ところどころに椅子が置かれているので、一休みしながら見られるのも良い点です。
ゆっくりと桜を見ながら歩く庭、本当に素敵です。
なお池の周りのソメイヨシノが一斉に開花する訳でなく、なぜが対岸となる桜は少し遅れて満開になることがあるのが面白いところです。
なお拝観料を支払わないところ、例えば太鼓橋の近くや旗上弁財天の島からも綺麗に桜は見られます。
若宮や本宮の周りの桜
源氏池の周りだけでなく、境内には桜が点在しています。上記は舞殿の横にある若宮ですが、若宮の横にも桜が咲いています。
また本宮のある石段の上にもいくつか桜が咲いています。
本宮横にある丸山稲荷にも桜があり、本宮の建物の奥に見ることも出来ます。
東西を結ぶ参道の流鏑馬馬場にもソメイヨシノや静桜などの桜があるので、合わせて見てくださいね。
平家池の桜とミモザ
源氏池だけでなく、平家池側にも桜(ソメイヨシノ)は点在しています。
小さい木が多いですが、綺麗に花を咲かせます。
また桜と同じくらいの時期に平家池側にはミモザも満開になります。
ミモザは黄色い花を咲かせるので、春らしさをより演出してくれます。
鶴岡八幡宮の桜を見に行こう
鎌倉を代表する桜の名所、鶴岡八幡宮
段葛の桜も合わせて見ると、素晴らしい桜の景色を楽しめます。
人が多いところは苦手という人でも、早朝に訪れれば混雑することなく桜を楽しむことが出来ます。
是非、鶴岡八幡宮の桜を見に訪れてください。
以上、鶴岡八幡宮や源平池(源氏池)の桜の様子と見頃についてでした。
鶴岡八幡宮
- 住所:〒248-8588 神奈川県鎌倉市雪ノ下2-1-31
- TEL:0467-22-0315
- 御朱印:あり
- 参拝可能時間:10~3月・6:00~21:00/4~9月・5:00~21:00
- 社務所受付時間:10~3月・6:30~20:30/4~9月・5:30~20:30
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