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鶴岡八幡宮の一の鳥居(大鳥居・第一鳥居)の場所と歴史

鶴岡八幡宮の一の鳥居(大鳥居・第一鳥居) 神社訪問・参拝レポート

鎌倉観光で鶴岡八幡宮に行くつもりで調べていると鎌倉駅からすぐ近くにある段葛の鳥居は二の鳥居、鶴岡八幡宮の入口にある鳥居は三の鳥居となっているけど、一の鳥居はどこにあるの?と思いませんか?

一の鳥居は、鶴岡八幡宮の三の鳥居から実に1.3kmも離れている場所にあります。

鶴岡八幡宮の一の鳥居に行ってきたので、場所や歴史について詳しく説明します。

なお鶴岡八幡宮の一の鳥居(鶴岡八幡宮大鳥居)は国の重要文化財です。

鶴岡八幡宮の一の鳥居は由比ヶ浜にある

鶴岡八幡宮の住所は鎌倉市雪ノ下ですが、鶴岡八幡宮の一の鳥居の住所は、鎌倉市由比ガ浜となっており、異なるエリアにあります。

Google Mapで見てもらうと一の鳥居から三の鳥居まで1.3km、徒歩約17分もかかる距離にあります。

鶴岡八幡宮の一の鳥居(大鳥居・第一鳥居)

もし鎌倉駅を出発して一の鳥居をくぐって、鶴岡八幡宮に参拝しようとすると2km・約30分も歩くことになります。

由比ヶ浜と鎌倉の海

由比ヶ浜と鎌倉の海

それなら鎌倉駅で江ノ電に乗って、由比ヶ浜駅か長谷駅で降りて、海岸の由比ヶ浜を見て、向かう方が鎌倉を楽しめると思います。

鶴岡八幡宮の一の鳥居から見た鶴岡八幡宮

なお一の鳥居の下から鶴岡八幡宮の本殿が見えるのですが、一の鳥居は車道の中央にあるので、一の鳥居をくぐる時は十分に気をつけてください。

一の鳥居

一の鳥居近くの横断歩道橋から見た一の鳥居が上記の写真ですが、車が左右に分かれて進んでいることがわかりますよね。車道の真ん中にポツンと一の鳥居が建っています。

鶴岡八幡宮の一の鳥居(大鳥居・第一鳥居)

車止めがあり、車が中に入れないようにはしてあります。

鶴岡八幡宮の一の鳥居の歴史

一の鳥居の下には一の鳥居の石碑と説明板があります。

鶴岡八幡宮の一の鳥居の碑文

鶴岡八幡宮の一の鳥居の碑文

鶴岡八幡宮の一の鳥居の説明板

鶴岡八幡宮の一の鳥居の説明板

一の鳥居の説明板の日本語の部分をアップしたのが下記の写真です。

鶴岡八幡宮の一の鳥居の説明板

治承4年(1180年)に源頼朝公が建立し、後に再建され、現在の石像の鳥居は寛文8年(1668年)のものである。

典型的な明神鳥居で規模も全国有数で、昭和25年(1950年)国の重要文化財に指定されている。

徳川二代将軍秀忠の夫人が篤く信仰していた八幡大神が夢に現れ、「備前国(岡山県)の犬島にある石で一ノ鳥居を造れ」というお告げがあり、徳川三代将軍家光の誕生を見たとされ、その御礼に家光の子徳川四代将軍家綱が長い年月を経て完成させたものである。石材(花崗岩)は海路で鎌倉まで運ばれ、鶴岡八幡宮三基の鳥居が初めて石造で建てられたのであった。

その後関東大震災によりすべて倒壊折損し、この大鳥居のみ修理再建された。他二基(ニノ鳥居・三ノ鳥居)の部材は、境内にある源実朝公歌碑等として遺存している。

つまり今の鳥居は1668年に造られ、その後修復を経て今の形になっています。

昔はもう少し北にあった一ノ鳥居(浜の大鳥居跡)

鶴岡八幡宮の一ノ鳥居は、以前はもっと北、つまり鶴岡八幡宮側にありました。

鶴岡八幡宮 浜の大鳥居跡

今の一の鳥居の場所から北側に約180メートル進んだところに上記の写真の碑があります。

鶴岡八幡宮 浜の大鳥居跡 説明文

昔は「浜の大鳥居」と呼ばれていたそうで「浜の大鳥居跡」として鳥居のあった場所が示されています。

この鳥居は1553年に北条氏康によって建てられた可能性が高いと書かれています。

実際にあった場所には石が置かれています。

浜の大鳥居跡

碑のすぐ横にあります。

浜の鳥居跡を示す石畳

鳥居は2本で建っているのでもう1本は道を挟んで反対側に鳥居があった場所に円形の石が配置されわかるようになっています。

鶴岡八幡宮の一ノ鳥居を見に行こう

鶴岡八幡宮の一の鳥居と浜の大鳥居跡の間に横断歩道橋があります。

横断歩道橋からも一の鳥居が綺麗に見えるので道の真ん中に行くのは少し怖いということであれば横断歩道橋から見てください。

横断歩道橋から見た鶴岡八幡宮 一の鳥居

横断歩道橋から見た鶴岡八幡宮 一の鳥居

横断歩道橋から反対を見れば鶴岡八幡宮も見えます。

鶴岡八幡宮を遠くから望む

写真中央の上に鶴岡八幡宮の本宮の建物が見えます。望遠レンズで撮影すると下記のように見えるはずです。

鶴岡八幡宮を遠くから望む

二の鳥居と三の鳥居の上の部分のみ、そして本宮が見えます。

鶴岡八幡宮の本宮を正面から見上げずに見られる場所はここくらいなので、話のネタも兼ねて一の鳥居まで行ってみてはいかがでしょうか?

以上、鶴岡八幡宮の一ノ鳥居についてでした。

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