7月の下旬、鎌倉山神社へ参拝に行ってきました。
鎌倉山神社は神社庁に登録されている鎌倉の神社の中ではもっとも小さな神社です。
小高い山の上にあり近隣からの景色はとても美しく落ち着ける場所にあります。
実際に訪れた様子を写真を添えて紹介します。
鎌倉山神社へは内陸側からしかいけない
鎌倉山神社をGoogle Mapで確認すると七里ヶ浜から住宅街の方に抜ければ行けそうに見えますが、徒歩や原付きならともかく、車だと行くことが出来ません。
バイクで訪れましたが、一方通行であることを知らなくて思いっきり迂回しました。
江ノ電の七里ヶ浜駅からルートを調べると、ぐるっと回り込まないといけないことがわかります。
なお車は駐車場がなく、近くに車をとめるスペースも無いので、車で向かうことはおすすめしません。
なお鎌倉山神社の入口も上記の写真の通り、非常に小さく見逃してしまいそうになります。
鎌倉山神社の境内の様子
1人分の幅しか無いような階段の参道を入っていくと鳥居があります。
夏場だと草木がかなり茂っています。
鳥居の手前には「鎌倉山神社」と刻まれた石碑のような社号標がありました。
少し斜めになっている階段をそのまま上っていきます。
階段を上り終えると正面に小祠が見えます。
これが鎌倉山神社です。
先に書いたとおり、鎌倉山神社は神社庁に登録されている鎌倉の神社の中ではもっとも小さな神社です。
神社庁に登録されている鎌倉の神社は木造の社殿がどこもあり、人が入れるようにはなっていますが、鎌倉山神社は人が入れない小さな祠だけです。
ただ神社は社殿が大きければ良いという訳ではありません。
こういった小さな神社に訪れてみるのも良いのではないでしょうか?
15分くらいここにいましたが、蚊に刺されることもほぼなく、思った以上に落ち着ける神社でした。
鎌倉山神社の小祠の神紋
鎌倉山神社の小祠の上の部分を見てもらうと一般的には「折敷に揺れ三文字」と呼ばれる家紋がついています。
これは家紋ではなく神紋と言い、三嶋神社や大山祗命(大山津見命 (・おおやまつみのみこと )を祀っている神社ではよく使われています。
鎌倉の神社やお寺を巡っていると瓦などに神紋や家紋がつけられていることがあり、それを見て、どういう意味があるのか調べるのも面白い点です。
鎌倉山神社の近隣から海を望む
夏場の鎌倉山神社は草木が茂っているため、境内から海は見えませんが、参道に入る手前の道からは海を眺めることが出来ます。
ちょっと下が隠れていますが、江ノ島も見えました。
七里ヶ浜海岸方面の海も見えます。
交通の便が悪いところではありますが、最寄りのバス停からは徒歩10分くらいです。帰りは歩いて江ノ電の七里ヶ浜駅か稲村ヶ崎駅まで向かえば良い散歩コースになっています。
以上、夏の鎌倉山神社への参拝レポートでした。
- 住所:〒248-0031 神奈川県鎌倉市鎌倉山2-27-11
- TEL:0467-22-3251(御霊神社)
- 御朱印:なし
- 参拝可能時間:24時間(夜は危険)
- 社務所受付時間:社務所なし
鎌倉の代表的な神社