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夏の梶原御霊神社へ参拝に行ってきた。見どころも紹介

梶原御霊神社 神社訪問・参拝レポート

7月の後半、日中の気温が30度を超える中、梶原御霊神社へ参拝に行ってきました。

鎌倉幕府が出来た頃に創建されたと言われ、歴史を感じられる神社ですが、神職の方が常駐していないこともあり、ほとんど観光客は訪れない静かな神社です。

夏の様子を写真を添えながら、見どころも紹介していきます。

梶原御霊神社の場所は深沢小学校の横

梶原御霊神社の場所は深沢小学校の横

梶原御霊神社は、深沢小学校の入口の脇にあります。

梶原御霊神社の場所

具体的にはGoogle Map上に入口の場所を書き加えると上記のようになります。Google Map上だと道が続いているように見えますが、実際には参道と書いてあるところから、参道が続きます。

通学時間だと子どもたちが大勢いるので、車やバイクで行く時は非常に注意して下さい。

梶原御霊神社の参道と鳥居

梶原御霊神社

梶原御霊神社の入口が上記の写真です。

梶原御霊神社

入口の左側には「梶原 御霊神社」と刻まれた社号標が建っています。

梶原御霊神社 庚申塔

反対側には庚申塔が建っていました。鎌倉市内の神社の半数以上は参道に庚申塔があるように思います。

梶原御霊神社 一の鳥居

先に進むと一の鳥居、その奥に二の鳥居が見えます。

梶原御霊神社 二の鳥居

鳥居の奥には立派な石灯籠が1組建っています。

梶原御霊神社 社務所

鳥居を越えた先に建物があり「御霊神社 社務所」とは書かれているものの、いつも無人となっています。

梶原御霊神社 手水鉢

社務所の前には立派な手水鉢のみ置かれていました。

梶原御霊神社の拝殿と狛犬・石碑・石塔

梶原御霊神社

社務所を越えて先に進むと数段の階段があり、その横に由緒記が置かれています。

梶原御霊神社 由緒記

御霊神社は神奈川県に多い神社です。

梶原御霊神社の狛犬は唐獅子?

数段の階段を上った左右に1対の狛犬様が鎮座しています。

梶原御霊神社の狛犬

梶原御霊神社の狛犬

ただ狛犬様ではなく唐獅子と考えた方が良いかもしれません。

梶原御霊神社

梶原御霊神社

というのも左側の狛犬様が加えている花は牡丹です。

牡丹と言えば唐獅子、つまり唐獅子牡丹です。

唐獅子牡丹って何?と思うかもしれませんが、Wikipediaには下記のように書かれています。

獅子の身に生じて肉を食い破り死に至らしめる「獅子身中の虫」が牡丹の花から滴る朝露で死ぬため、獅子は夜になると牡丹の花の下で休息するという伝説から、絵画などでは獅子と牡丹の組み合わせが特に好まれた。

唐獅子 Wikipedia より

鎌倉やその周辺の神社では、唐獅子牡丹をモチーフにした装飾をしているものをたまに見かけます。

この狛犬様(唐獅子)が御霊神社1つ目の見どころと言えるでしょう。

梶原御霊神社の拝殿

梶原御霊神社

狛犬様の先には梶原御霊神社の拝殿があります。

梶原御霊神社 拝殿

梶原御霊神社の拝殿は壁はほとんどない、舞殿・神楽殿のような作りになっています。

靴を脱がずに上がるのは失礼なので、靴を脱がない場合は拝殿を迂回して本殿へと向かうのが良いでしょう。

この拝殿が御霊神社2つ目の見どころです。

梶原御霊神社の石碑・石塔・庚申塔

梶原御霊神社

拝殿に向かって右側には段上に削られた岩があり、その上に石碑・石塔などが置かれています。

梶原御霊神社の洞穴

手前には洞穴もありますが、これはやぐらなのか、それとも異なるのかはわかりません。

梶原御霊神社の小祠

もう1つ、やぐら上のところがあるのですが、その中には小祠が置かれていました。

梶原御霊神社の五輪塔

五輪塔が3つ並んでいるのですが、中央の五輪塔には「建武元年十二月廿三日」と刻まれています。建武元年は1334年頃ですから、鎌倉幕府滅亡1333年の翌年に置かれたものということになります。

そんな時代のものが無造作に置かれているってすごいですよね。

梶原御霊神社の庚申塔

他にも庚申塔などが置かれています。

拝殿の反対側にも2つほど石碑が置かれているので是非見てください。

これらの石碑・石塔・庚申塔などが梶原御霊神社3つ目の見どころです。

梶原御霊神社の本殿

梶原御霊神社の拝殿から見る階段

拝殿の奥に階段が見えます。本殿へとつながる階段です。

梶原御霊神社

拝殿の裏側に階段がありその奥に本殿があるのが上記写真でわかると思います。

梶原御霊神社の拝殿と参道

拝殿の裏側に周り、拝殿から参道を見てみました。

梶原御霊神社の本殿への階段

振り返ると階段があり、本殿が見えます。

梶原御霊神社の本殿

階段を上り本殿へ

梶原御霊神社

拝殿ではなく、本殿でお参りをする方の方が多そうです。

鈴を鳴らし二拝二拍手一拝をして参拝しました。

梶原御霊神社の絵馬?

本殿には絵が書かれた絵馬のようなものが並んでいました。

梶原御霊神社

干支の置物もなぜか置かれていました。

この本殿が梶原御霊神社4つ目の見どころです。

梶原御霊神社

本殿の横を見ると削られた岩。

岩を削って本殿を建てるスペースを作ったのでしょう。

梶原御霊神社

本殿前から振り返ると眼下に拝殿が見えます。

梶原御霊神社

拝殿の上を見ると木々が多くて遠方の景色はほぼ見えませんでした。

夏の梶原御霊神社へ行こう

夏の梶原御霊神社の様子をお伝えしてきました。

御霊神社の参道は暑いものの、拝殿から本殿の間は木陰ということもあり30度以上の日でも比較的過ごしやすくなっています。

問題は、蚊が多くて刺されることでしょうか。虫除けスプレーを念入りにしていけば涼める場所としておすすめです。

凛とした空気で涼しく感じるのかもしれません。

人もほとんど来ないので落ち着いて過ごせます。

以上、夏の梶原御霊神社への参拝レポートでした。

  • 所属:神奈川県神社庁
  • 住所:〒247-0063 神奈川県鎌倉市梶原1-12-27
  • TEL:0467-47-4798(五社稲荷神社)
  • 御朱印:なし
  • 参拝可能時間:24時間(夜は非常に危険)
  • 社務所受付時間:社務所なし(存在しているが基本不在)
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