神社の社名って、どう読むかわからない時ってありますよね。
ネットで調べても出てこない時もあって、直接神社に電話をして聞くこともありました。
ある神社名がわからなくて、電話で聞いた時ですが、突然キレられて戸惑った経験があります。
「じんじゃ」なのか「じん-しゃ」なのか
鎌倉でも有名な神社、荏柄天神社と龍口明神社、読み方はわかりますか?
ただしい読み方は下記の通りです。
- 荏柄天神社:えがら-てんじん-しゃ
- 龍口明神社:りゅうこうみょうじん-しゃ
最後が「神社」となっているので
- 荏柄天神社:えがらてん-じんじゃ
- 龍口明神社:りゅうこうみょう-じんじゃ
と読んでしまう人も中にはいるかもしれません。
なぜ正しい読み方がわかるかと言えば、神奈川県神社庁のホームページで「ふりがな」がそのように振られているので、読み方がわかる訳です。
基本的に神社庁関係のデータというのは、神社の方が提出したデータを入力しているだけなので、入力担当者が入力ミスをしない限りは正しいデータと言えます。
管理人は鎌倉に住む前は北海道に住んでいて「小樽神」(おたるじん)という小樽の神社を紹介する神社サイトも作っていました。
小樽に金吾龍神社という神社があります。
神社庁に属していない単立の神社のため、北海道神社庁のホームページを見てもわかりません。おまけにこの神社のドメイン(ホームページ)は「kingoryujin.org」となっており、
- 金吾龍神-社と「神-社」
と切れているようにも読めます。
Wikipediaには「きんごりゅうじんじゃ」と書かれていましたが、Wikipediaの内容が間違っていることもあり、神社の紹介記事を書くのであれば正式な神社名を知っておこうと金吾龍神社に電話をかけて確認することにしました。
金吾龍神社「はい」
女性の方が出ました。
管理人「あ、きんごりゅうじんシャさんですか?」(しゃはわざと小さく聞こえないだろう大きさで言った)
金吾龍神社「はい、そうです」
管理人「すいません、ちょっとお聞きしたいのですが、そちらの神社名なのですが、きんごりゅうじんじゃと読めば良いのですか?それとも”きんごりゅうじん しゃ”と読めば良いのですか?」
金吾龍神社「え?なんでそんなことを聞くんですか!」
もう突然切れだしてびっくりです。
管理人「あ、すいません、読み方がわからなくて、ホームページのドメインを見ると、kingoryujin.orgとなっているので、ひょっとして”きんごりゅうじん しゃ”と読むのかな?とも思いま(して…)」
と言い終わらないうちに
金吾龍神社「はあ?何を言っているんですか!どこの人ですか、くぁwせdrftgyふじこlp」
もうキレすぎていて何を言ってるのかわかりません。
管理人「あ、もういいです」ガチャ
なんで神社名を聞いただけで、そんなにキレるんだろう?と不思議なくらいキレていて、びっくりしました。
まあ、電話で「きんごりゅうじん-しゃ」と言ったことにキレていたのかもしれないので「きんごりゅう-じんじゃ」なんだなということで「きんごりゅうじんじゃ」として紹介しました。
最後が「龍神社」とつく神社は、両方の読み方がります。
- りゅうじん-しゃ
- りゅう-じんじゃ
だからこそ迷うと思うのですが、そういう感情を理解してもらえなかったのは、悲しかったですね。
神社の方へのお願い
神社名のフリガナを書いていない神社は結構あり、なんて読むのかわからない神社もあります。
鎌倉で言えば「子神社」なんて「ね-じんじゃ」なんて、何も知らない人は読めません。
だから、ホームページを持っていればホームページに読み方を書いて欲しいですし、ホームページに書いてない、ホームページが無いのであれば、電話で聞いた時に普通に教えてください。
自分の当たり前は、他人の当たり前では無いんです。
こちらも不勉強ということもありますが、それを含めて神社の方には人徳者であって欲しいと思う今日このごろです。
以上、神社名がわからないから聞いたら、キレられた想い出でした。
鎌倉の代表的な神社