鎌倉市内には梅の名所と言われるところがいくつかありますが、青梅聖天社もその1つです。
しかし他の梅の名所と大きく異なるのは訪れる人が非常に少ないこと。
鶴岡八幡宮から徒歩数分の距離なのに、ほとんど人が来ない静かな場所にあります。
青梅聖天社の梅の様子や見頃を写真を添えて紹介します。
青梅聖天社は訪れる人が少ない神社
青梅聖天社は鶴岡八幡宮の本宮前から徒歩5分くらいの距離にある、アクセスの良い神社ですが、ほとんど人が来ません。
鶴岡八幡宮の車祓所からなら徒歩3~4分の距離です。
梅の様子を見に2月3月は合わせて3回訪れましたが、神社前ですれ違った人数はたったの近隣に住んでいる人を除けば3人のみです。
神社の境内に限っていえば、すれ違った人数は0人でした。
しかも青梅聖天社の前の道は、巨福呂坂切通があった場所であり、国指定史跡にもなっているあたりなのに…
だから、ゆっくりと梅を見たい!という人におすすめのスポットです。
青梅聖天社の梅の見頃
2022年ですが、1月下旬・2月下旬・3月上旬の3回様子を見に行きました。
1月下旬は全く花は見られませんでしたが、2月下旬(2月25日頃)に訪れた時は一部で見頃になっている梅もあったものの全体的にはまだ見頃にはなっていませんでした。
3月上旬(5日頃)に訪れた時は散り始めているものも一部あったものの、ほぼ見頃になっていました。
このことから、2月中旬くらいから咲き始めて2月下旬から3月上旬が青梅聖天社の梅の見頃になるものと思われます。
そして3月中旬近くまで梅を楽しめます。
もちろん年によって異なりますが、目安としてはそれくらいの時期になります。
ただ少ないながらも紅梅もありますが、紅梅は2月下旬が見頃になっていました。
- 白梅:2月下旬から3月上旬が見頃(3月に入ってからの方が花は多い)
- 紅梅:2月下旬くらいが見頃
青梅聖天社の梅の様子
青梅聖天社は崖面に階段を設置して作られている神社ですが、その崖面に多くの梅の木が植えられています。
この崖面の梅が一面に咲いている状態がとても美しい一番の見どころです。
境内への階段はすぐに上らず、少し先まで歩くと庚申塔が置かれています。
庚申塔と梅、とても鎌倉らしい景色だと思いませんか?
電線がちょっと残念ではあるものの、晴れた青い空と梅の花のコントラストはとても美しく、魅入られます。
戻って階段を上って境内へと向かいます。
階段はかなり劣化しており傾いているので、上る時はかなり注意してください。
階段の先に二の鳥居が見えており、その奥に梅が咲いているのがわかります。
上を見上げると梅が咲いて、まるで梅のトンネルのような雰囲気がありました。
鳥居の奥に梅の様子が気になります。
青梅聖天社のお社の前にある梅
丸い扁額には歓喜天と描かれています。
上の写真は2月下旬に撮影したものです。
お社の右側の梅は、少し早咲きで2月下旬が一番咲いていました。3月上旬の時にはほとんど散っていました。
階段を上ってお社のところまで来ると電線は無いので、すっきりした青空に映える梅も撮影出来ますよ。
注意しながら階段を降りていきますが、降りる時も梅に目が奪われました。
青梅聖天社の梅を見に行こう
鎌倉の神社の梅はかなり見ましたが、個人的にはここ青梅聖天社の梅が神社の中では一番のお気に入りです。
静かに落ち着いて見られて、しかも美しい…
ほんの数分先には多くの人で混雑する鶴岡八幡宮がありますが、そんな感じは全くしません。
是非、2月下旬から3月上旬に鎌倉に訪れることがあれば青梅聖天社に立ち寄って下さい。
以上、青梅聖天社の梅の様子と見頃についてでした。
- 住所:〒248-0005 神奈川県鎌倉市雪ノ下2-7-8
- TEL:なし
- 御朱印:なし
- 参拝可能時間:24時間(夜は非常に危険)
- 社務所受付時間:社務所なし
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