鎌倉宮は、桜や梅の名所という訳ではありませんが、真冬に河津桜が見られる神社として一部で人気です。
年末から3月中旬にかけて鎌倉宮に梅や河津桜を見に行こうかな?と思っている方へ、鎌倉宮の梅や河津桜の見頃や実際の風景を写真を添えて紹介します。
鎌倉宮の河津桜は年内に咲く珍しい桜
鎌倉宮の一の鳥居の前には3本の河津桜があります。
この内、鳥居にむかって一番左の河津桜は鎌倉市内でも最も早く開花すると言われています。
上記の写真は2021年12月24日に撮影したものです。
非常にピンクが濃いのが特徴です。
この河津桜の開花、鎌倉宮のホームページによると下記のように書かれています。
- 2019年:10月22日に開花
- 2020年:10月14日に開花
- 2021年:10月9日に開花
お知らせ 河津桜が開花 鎌倉宮 より
10月に開花して、見頃は年末年始、つまりクリスマスから初詣の頃となります。
上記写真は2022年1月1日に撮影したものです。元旦から綺麗な河津桜を見ることが出来ました。
となりの河津桜は2月中旬くらいから咲きだして、3月中旬になるくらいに満開になりました。
10月から3月までほとんどの期間、河津桜が見られる鎌倉宮、凄いと思いませんか?
ただ年末に咲く河津桜よりも後から咲く河津桜の方が色が薄いというか白くなっています。
2022年は3月中旬にはほとんど葉桜になっていましたが、かなり長い間、河津桜を楽しませてもらいました。
鎌倉宮の名物梅・将軍梅
鎌倉宮には何本か梅の木がありますが、一番有名なのが「将軍梅」と呼ばれる梅です。
二の鳥居の手前、手水舎の横にあるのが将軍梅で、早い年だと1月末くらいから咲き始めて2月末から3月上旬くらいに満開となります。
2021年は2月末頃に満開となりました。
なぜ将軍梅と言われるかと言えば、鎌倉宮の御祭神である護良親王の弟である懐良親王(かねよししんのう)が植えたと伝わる梅を移植したからです。
懐良親王は、征西将軍宮(せいせいしょうぐんのみや)と呼ばれていました。
晴れた日に空と一緒に写すと、白と青のコントラストが非常に美しい写真が撮れます。
すぐ近くには小さいながらも紅梅もあります。
二の鳥居のすぐ下にあって、あまり目立ちませんが、見忘れないようにして下さい。
他にも境内にはいくつかの梅があり、2月から3月上旬まで楽しませてくれます。
なお2月は将軍梅の限定御朱印も登場します。
鎌倉宮の梅と河津桜を見に行こう
非常に早い時期から見られる鎌倉宮の河津桜、そして由緒ある将軍梅、1月や2月でも桜や梅が楽しめる鎌倉宮です。
近くには、梅の名所とされる荏柄天神社や瑞泉寺もあるので、合わせて見に来てはいかがでしょうか?
以上、鎌倉宮の梅と河津桜についてでした。
- 住所:〒248-0002 神奈川県鎌倉市二階堂154
- TEL:0467-22-0318
- 御朱印:あり
- 参拝可能時間:24時間
- 社務所受付時間:9:00~16:00
- 拝観時間:9:30~16:30(12月から1月は16時まで・いずれも受付は30分前まで)
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