毎年8月20日に開催される鎌倉宮の例大祭を見てきました。
例年であればいろいろな奉納行事が催され、夜には盆踊りや出店などで賑わうお祭りですが、2021年は神事のみとなり少し寂しい感じがするものとなりましたが、巫女さんや宮司さんによる舞の奉納は見応えがありました。
鎌倉宮の例大祭について
鎌倉宮の祭事はいろいろとありますが、鎌倉宮の中でもっとも重要な神事が例大祭とされています。
- 8月19日:例祭前夜祭:16:00~
- 8月20日:例大祭:11:00~
- 8月21日:後鎮祭:11:00~
なぜ8月20日かと言えば、この日は鎌倉宮の御祭神である護良親王が薨去(こうぎょ・皇族等が亡くなること)された日とされているからです。
ただ史実によると護良親王が亡くなられたのは 建武2年7月23日(西暦1335年8月12日)なので、少し日にちは合いませんが、諸説あるのでその中で新暦の8月20日を選ばれたものと思います。
なお例大祭と後鎮祭は例年であれば10時から始まります。
2021年の例大祭の様子
朝9時半頃に鎌倉宮に訪れましたが、その時は拝殿で巫女さんが舞の練習をされていました。
この後10時少し前に社務所へ戻り、例大祭へと進んでいきます。
そして10時ちょっと過ぎた頃から例大祭がスタートしました。社務所からスタートして近くの祓所で神職の方・巫女さんがお祓いを受けた後に拝殿へと進みます。
神事が進んでいきますが、一般の人にはよくわからないことが多いと思います。
本殿への扉が開かれ幣殿にて、宮司さんが神事を執り行っていました。月次祭や月首祭では行われていませんから、この時だけの神事です。
宮司さんが今度は拝殿で神事を行っています。
そして巫女さんによる舞の奉納です。
巫女さんの舞の奉納が目の前で見られる神社は数少ないです。
派手な動きではありませんが、ゆっくりと優雅に舞っています。
そして巫女さんの舞の奉納に続いて宮司さんの舞の奉納です。
宮司さんは何度も舞っているからなのか、練習しているからなのか、迫力が違いました。
他の神職の方曰く、宮司さんは舞うのが好きだからとか
是非1度みて欲しい舞の奉納です。
その後も粛々と神事が進められますが、それほど長い時間ではありません。全部で45分くらいでしょうか。
最後に宮司さんの挨拶がありしました。
その後、希望者なら誰でも入れる記念写真を撮って終了しました。
その後、社務所の前で神職の方や巫女さんで記念撮影をしていました。
ただ過去の例大祭って宮司さんは白の服装でしたが今回は黒一色、何か意味があるのかな?と思いました。
鎌倉宮 例大祭の限定御朱印もあり
例大祭限定の御朱印もあります。
社務所(授与所)にていただけます。初穂料は500円です。
鎌倉宮は毎月2~5種類の限定御朱印が出ていますが、一番重要な例大祭の御朱印はいただいておきたい限定御朱印の1つです。
2022年の鎌倉宮 例大祭の予定
2022年は現段階ではどのように行われるか不明ですが、一通りの神事は行われるはずです。
例年通りであれば下記の日程で行われると思います。
- 2022年8月19日(金):前夜祭 16:00~
- 2022年8月20日(土):例大祭 10:00~
- 2022年8月21日(日):後鎮祭 10:00~
金土日ととても良い日まわりなので、是非とも縮小開催ではなく、通常開催で盛り上がって欲しいものです。
以上、鎌倉宮の例大祭の様子でした。
- 住所:〒248-0002 神奈川県鎌倉市二階堂154
- TEL:0467-22-0318
- 御朱印:あり
- 参拝可能時間:24時間
- 社務所受付時間:9:00~16:00
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