鎌倉駅からもほど近い場所にある初夏の蛭子神社へ参拝に行ってきました。
神職の方が常駐していない小さな神社ですが、是非訪れて欲しい神社です。
何をそんなに見て欲しいと言えば、社殿と手水舎と裏側に流れる滑川の様子です。
写真を多めに紹介します。
蛭子神社の手水舎は木彫りの獅子と象をチェック
鳥居をくぐり蛭子神社の境内へ
社殿と神輿殿が見えますが、最初に注目して欲しいのが手水舎です。
神社の規模の割りには手水舎が割りと大きめなのですが、手水舎の上の部分の四方を見てください。
木彫りの獅子と象がついています。
いつの時代のものはわかりませんが、極端には古くないと思います。
ついつい見逃してしまいそうですが、参拝者をしっかりと見ていてくれそうです。
蛭子神社の社殿は木彫りの獅子や屋根の鐙瓦などをチェック
つづいて拝殿で参拝をされると思いますが、拝殿の軒下の木彫りの獅子からまずは是非みてください。
参拝する場所から数歩後ろに下がって上を見てみると、参拝者をじっと見ている獅子像の迫力が伝わってきます。
左右の木彫りの獅子の間には柱に龍が彫られています。更にその上も見てください。
書物を読む老人が彫られています。
誰を表しているのかわかりませんが、何となく中国の謎の老師風に見えますね。
社殿の軒下の上部も見てもらうと六方にそれぞれ獅子像が配置されていました。
少し社殿から離れて社殿の上、屋根の瓦部分を見てください。
屋根には鯱(しゃちほこ)かな?と思いましたが、鐙瓦というそうです。
瓦等の装飾も綺麗なので、こちらも合わせて見てくださいね。
蛭子神社の神輿と社殿裏の滑川
蛭子神社のお神輿はガラス張りの神輿殿に入っているので、神輿を見ることもできます。鎌倉周辺の神社は割りと神輿がガラス越しですが、見られるようになっているのが良いところです。
それはさておき、この神輿殿の左側に御神木の銀杏の木がありますが、この奥へ是非行ってください。
蛭子神社の裏側には滑川が流れていて、夏場だと水音がとても涼しげにさせてくれます。
鯉が時折みえたり、いろいろな野鳥も訪れています。
ここで川の音を聞きながら少し休むのもおすすめです。
この時も散策疲れか、2人組の女性が石の低い手すりに腰掛けて、休みながら会話を楽しんでいました。
蛭子神社へ行こう
蛭子神社は、鎌倉駅の東口からもっとも近い神社です。御朱印はこの場ではいただけないものの、大町の八雲神社でいただくこともできます。
近くにはお寺も多く鎌倉散策におすすめのエリアです。
近くに訪れた際は、是非立ち寄って参拝してくださいね。
- 住所:〒248-0006 神奈川県鎌倉市小町2-23-3
- TEL:0467-22-3347(八雲神社)
- 御朱印:あり(八雲神社にていただける)
- 参拝可能時間:24時間
- 社務所受付時間:社務所なし
- 拝観時間:24時間
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