鎌倉で合格祈願で人気の荏柄天神社、境内には樹齢900年とも言われる大銀杏があり、秋になるとダイナミックな黄葉を見せてくれます。
荏柄天神社の大銀杏の黄葉の様子や他の木々の紅葉の様子について、いつぐらいが見頃になるんだろう?と思っている方に写真を添えて紅葉・黄葉の様子や見頃を紹介します。
荏柄天神社の大銀杏の黄葉の見頃について
荏柄天神社の大銀杏、少し離れたところからでも秋になると黄葉して存在感が凄い、まさにご神木と言われるのに相応しい木です。
上記の写真の右側に写る黄葉した大銀杏を見てもらえば、その存在感の凄さは、よくわかりますよね。
荏柄天神社の大銀杏の黄葉の見頃は例年であれば、11月下旬から12月上旬です。
ただ最近は遅くなる傾向にあり12月に入ってからが見頃になることが多くなっています。
また年によっては12月下旬になることもあります。
上記の写真は12月の中旬くらいに入ったくらいで、やや散ってきていますが散り始める前だと黄色みが少し薄くて、やや散りはじめたくらいが黄葉のピークとなります。
鎌倉市内の銀杏の黄葉は早いところだと11月上旬には見頃になるところもありますが、荏柄天神社の大銀杏の黄葉は鎌倉市内でも遅い方になります。
紅葉の見頃は12月中旬から下旬にかけて
荏柄天神社にもモミジといった紅葉する木々はありますが、社殿の後ろ側の山側にあり、あまり目立ちません。
見頃としては例年であれば12月中旬から下旬かけてとなります。
ただ大銀杏の黄葉に目を奪われてしまって、モミジの紅葉はあまり印象に残りません。
荏柄天神社の大銀杏の黄葉の様子と紅葉の様子
うねっている松の木をくぐり、荏柄天神社の第二鳥居から大銀杏の紅葉が見え始めます。
鳥居をくぐると右前方に黄葉した大きな銀杏の木が見えます。
参道となる階段から見上げた大銀杏、本当に迫力ある黄葉です。
荏柄天神社の神門をくぐり境内へ入り少し進んで振返ります。
午前中だと逆光気味になるため少し暗く写真には写りますが実際には陽に照らされてより黄色みを増した銀杏の葉が神々しく見えます。
木漏れ日がまた美しくて圧倒的なボリュームの黄葉をしばらく眺めていました。
ただこの状態も長くはなく、黄色になってから1週間くらいで散っていきます。
雨が降るとより落葉しますが、落葉した景色も楽しめます。
社殿の後ろ側を見ると紅葉したモミジも見えます。
絵筆塚の方に回って社殿後ろの山を見ていると紅葉している木々がいくつかあります。
紅葉は綺麗なのですが、見られるところから距離があること、周りに紅葉しない木が多いことから、あまり目立たないのが残念なところです。
荏柄天神社の秋は、モミジの紅葉よりも銀杏の黄葉を楽しむ方が良いな~と思いました。
なおモミジ等の紅葉は12月下旬くらいまでは見られます。
12月下旬の紅葉
12月下旬になると紅葉も色が落ちてきますが、雨に濡れた後だと赤みが増して紅葉が綺麗に見えることもあります。
クリスマス頃の雨上がりの荏柄天神社、晴れているとそれほど紅葉が目立ちませんが、雨に濡れるとなぜか綺麗に見えます。
紅葉しない木を取り囲むように紅葉するモミジ
本殿後ろのモミジも綺麗に見えました。
荏柄天神社に大銀杏の黄葉を見に行こう
鎌倉でも荏柄天神社の銀杏よりも大きな銀杏はそうそうありません。
これだけ大きな銀杏が黄葉する姿は圧巻です。
ちょうど黄葉する時は高校生なら受験本番の1~2ヶ月前ですから、受験生や受験生が近くにいる方は合格祈願と兼ねて訪れてみてはいかがでしょうか?
この頃から合格祈願に訪れる人が増えてきて、社殿に新しい絵馬が増えていきます。
以上、荏柄天神の大銀杏の黄葉と境内の紅葉と見頃についてでした。
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