例年1月15日に行われる荏柄天神社の左義長神事(どんど焼き)を見てきました。
地域や神社によって「左義長」「どんど焼き」「どんどん焼き」等、名称が異なりますが荏柄天神社は「左義長神事」としています。
実際の様子を写真を添えて紹介します。
荏柄天神社の左義長神事(どんど焼き)について
同じ鎌倉の神社でも「左義長神事」「どんどん焼き」「どんど焼き」と呼び名が異なりますが、荏柄天神社では、古神札焼納祭・左義長神事のことを「左義長神事」としています。
例年1月15日の朝10時から行われます。
毎年1月15日で曜日に関係なく行われます。
例年であれば餅つきも行われ、参拝者に振る舞われますが、2021年・2022年は中止となりました。
鶴岡八幡宮の左義長神事が同じ日の7時からなので、鶴岡八幡宮の左義長神事を見てから、近隣の寺社を巡ってから荏柄天神社に訪れると両方の左義長神事を見ることが出来ます。
荏柄天神社の左義長神事の様子
8時30分頃に一旦様子を見に伺いました。
氏子さん達が左義長神事の準備を進めてくれています。
いろいろなものが混ざっているので、仕分けが結構大変なんですよね。
一旦、荏柄天神社から出て1時間後くらいに再び来ました。
9時半頃の様子、すっかり準備が整っています。
お供え物、これも1つ1つ意味があるそうです。
寒かったので甘酒(1杯200円)をいただきながら左義長神事が始まるのを待ちます。
でも神社で飲む甘酒って、何でこんなに美味しく感じるんだろう?
10時になり神職の方が登場して左義長神事の始まりです。
祝詞奏上や氏子の代表の方の二拝二拍手一拝など行われていきます。
一通りの儀式が終わるとお供え物が撤去されていきます。
そして火が放たれます。
中々火がつかないようですが…
火がついて煙が立ち上ります。
そして火が燃え広がり、どんど焼きらしくなっていきます。
そして儀式は一通り終わり、氏子さんを中心に火の中へ古神札などが入れられていきます。
寒かった境内も炎で徐々に暖かくなっていくのを感じます。
炎がいろいろなものを浄化していくように思えます。お正月でたまったお腹の脂肪も浄化してくれないですかね?
左義長神事中は、参拝しにくい雰囲気があるのか、宮司さんがいなくなると一斉に参拝が再開されます。
別に神事中も参拝はOKですが。
この時期、荏柄天神社は合格祈願で訪れる人が多いので、少し混雑します。
徐々に炎も小さくなり1時間ほどで終了します。
動画もあるので、よければご覧ください。
荏柄天神社の左義長神事へ行こう
荏柄天神社の左義長神事は、曜日に関係なく1月15日に行われるため、中々参拝しにくいかもしれませんが、機会があれば是非見に来てください。
どんと焼きは、小正月の行事で1月14日から1月16日に行われるものです。
旧暦の1月15日は満月なことが多かったので、満月と神聖な火による浄化の力で、1年間の災いを払い、豊作や商売繁盛、家内安全、無病息災、子孫繁栄を願うのが一般的でした。
特にどんと焼きの煙を浴びると、1年間無病息災で過ごせると言われています。
以上、荏柄天神社の左義長神事(どんど焼き)の様子 でした。
- 住所:〒248-0002 神奈川県鎌倉市二階堂74
- TEL:0467-25-1772
- 御朱印:あり
- 参拝可能時間:8:30~16:30(三賀日は異なる)
- 社務所受付時間:9:30~16:00(御朱印は8時30分より)
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