5月の後半の初夏、鎌倉市西御門にある白旗神社へ行ってきました。
白旗神社は、源氏にゆかりのある人物が祀られていることが多い神社ですが、源頼朝の墓の入り口に鎮座する由緒ある神社です。
どんな様子だったのか写真を多めにお伝えします。
初夏の白旗神社の境内の様子
鶴岡八幡宮の東側の鳥居から出て路地を歩くこと約8分、よりとも児童公園という小さな公園に到着します。
公園の交差点に上記写真のように観光スポット・史跡の案内板が出ているので「頼朝の墓」と書かれている方向へ進みます。
公園を過ぎた辺りに上記写真のように石碑が建ち、小さな階段が見えます。ここが白旗神社の入り口となります。
上記写真のように「法華堂跡」と書かれた石碑の後ろが白旗神社です。
法華堂跡の道を少しだけ歩くと白旗神社の鳥居があります。
鳥居の前には1対のかなり風化した狛犬様が鎮座していました。
白旗神社と書かれた看板があります。勝運の神様と記されているので、勝負事を行う時に良さそうな神社だということがわかります。
木々に隠れて見えにくいですが「白旗大明神」と記された社号標もありました。
鳥居の前で会釈をして境内へ
昭和45年(1970年)に造営されたシンプルな社殿があります。
社殿には「白旗明神」と記された社号額がかけられています。
賽銭箱にはなぜか二引両の家紋が記されていました。足利義兼と関係しているのでしょうか?
社殿の裏側に回ると本殿がありました。
周りには木々が生えて新緑の緑色がとても美しく見えます。
本殿の横には「忠魂碑」があります。
忠魂碑(ちゅうこんひ)は、明治維新以降、日清戦争や日露戦争をはじめとする戦争や事変に出征し戦死した、地域出身の兵士の記念のために製作された記念碑です。
忠魂碑の横には小さな石碑があったものの、柵があり奥まではいけないようになっていたため、何の石碑かは、わかりませんでした。
柵の手前には井戸のような跡がありました。
井戸のような跡の横には「頼朝公御供養」と刻まれた石碑もありました。
境内には「奉納 白旗大明神」と書かれた幟がいくつも風になびいていました。
初夏の白旗神社へ行こう!
梅雨前の5月後半の初夏の頃は、鎌倉の散策にとても適した時期です。
白旗神社の先には「源頼朝の墓」がある階段が続いています。
合わせて鎌倉幕府を築いた源頼朝に関する歴史の足跡をたどってみてはいかがでしょうか?
この辺りはあまり紫陽花も無いので初夏らしさを感じないかもしれませんが、初夏の新緑がとても美しいエリアです。
以上、初夏の白旗神社(西御門)に参拝に行ってきた参拝レポートでした。
- 住所:〒248-0004 神奈川県鎌倉市西御門2-1-14
- TEL:-
- 御朱印:なし
- 参拝可能時間:24時間(夜は不気味)
- 社務所受付時間:社務所なし
- 拝観時間:24時間(夜は不気味)
- 拝観料:なし
鎌倉の代表的な神社