鶴岡八幡宮からもほど近い場所にある青梅聖天社へ、初夏の6月中旬に参拝に行ってきました。
初夏の青梅聖天社の様子とアクセス方法や行き方について、そして夏場に行く場合の注意点を説明します。
何も対策せずに行くとちょっと大変なことになるかもしれませんよ。
青梅聖天社へのアクセス方法と行き方・鶴岡八幡宮から徒歩で
青梅聖天社は、駐車場が無いので公共交通機関で向かうのがおすすめです。
公共交通機関で向かう場合、鶴岡八幡宮で参拝して鶴岡八幡宮の境内末社の丸山稲荷社を経由して向かうのがおすすめです。
上記は鶴岡八幡宮の丸山稲荷社近くの階段です。この階段を降りていきます。
階段を降りて左側を見ると鶴岡八幡宮の「車お祓い所」があります。
この前を通り、車お祓い所の端近くまで進みます。
前方を見ると駐車場が見え、その前に道があるのがわかります。
この道(坂道)をずっと上っていきます。
進んでいくと二又になっていて左側は昔トンネルがあったことがわかるようになっており、右側は更に道が続いているのがわかるので、右側へ。
しばらく進むと左側に草木に覆われ判りにくいかもしれませんが、鳥居が見えます。
この鳥居が青梅聖天社の入口となる鳥居です。
青梅聖天社の参道の階段と注意点
夏場の青梅聖天社はかなり雑草が生えていて、木々の葉で覆われています。
階段も苔むしているところが多く、雨上がりだとかなり滑ります。
そのためヒールの高い靴だと非常に危険です。更に草木がかなり茂っているということは虫も多いということです。
訪れた時、虫よけスプレーを忘れていたため、数箇所を蚊に刺されました。
- ヒールの高い靴は危険
- 滑りやすい靴は危険
- 虫除けスプレーをしていかないと蚊などに刺される
この点については十分に気をつけてください。
しかも階段は割りと急なので、きちんと1段1段を確実に踏んで進むことをおすすめします。
青梅聖天社の境内の様子
階段を上り終えて二の鳥居の前、鳥居の右側に見える社殿が青梅聖天社です。
小さい社殿です。
社殿の上に円形の社号額がかけられていて「歓喜天」と刻まれています。
歓喜天の別名が聖天です。
歓喜天は本来、仏教の守護神である天部の一つですが、仏教の神を祀る神社というのも面白いですね。もっとも神仏習合時代ではよくあることですが。
なお歓喜天は、インドの「ガネーシャ」という象の顔をもった神が元になったと言われています。
境内末社・丸山稲荷
青梅聖天社の反対側にもう1つ社殿があります。これは境内社の丸山稲荷です。
丸山稲荷と言えば鶴岡八幡宮内にもありますが、別の稲荷社です。
質素な社殿ですが、昔はこの位のお社の神社って結構ありましたよね。
中を覗いてみると社号額がかかっており「稲荷大明神」と刻まれていました。
やぐらもある青梅聖天社
社殿の後ろ等を見てみると「やぐら」らしき後もありました。
鎌倉の場合、どこでもやぐらがあるので、珍しいことではありませんが、鎌倉らしい景色の1つと言えます。
また少し上の方にもやぐらというよりは、何かを祀っていたのか岩壁が削られている場所がありました。
昔はここに仏像とか並んでいたのかもしれませんね。
合わせてみたい庚申塚
参拝を終え、急な階段を降りて戻ってきたら、もう少し先まで進んでください。
庚申塚があります。庚申塚は江戸時代に流行った民間信仰です。鎌倉市内には庚申塚がたくさんあります。
ここは元々、巨福呂坂という切通があった場所で人の往来が多かった場所です。
庚申塚や青梅聖天で参拝していく人が多かったんだろうな~と思います。
また近くんは紫陽花も咲いていました。
以上、初夏の6月、青梅聖天社の参拝レポートでした。
- 住所:〒248-0005 神奈川県鎌倉市雪ノ下2-7-8
- TEL:なし
- 御朱印:なし
- 参拝可能時間:24時間(夜は非常に危険)
- 社務所受付時間:社務所なし
鎌倉の代表的な神社