甘縄神明宮は、鎌倉市長谷に鎮座する鎌倉最古と言われる神社です。
正式名は甘縄神明神社ですが、今でも以前の名称である甘縄神明宮と呼ばれることがことが多く、神奈川県神社庁でも「甘縄神明宮」と記載されています。
境内は割りと広めで2つの境内社があります。
*鎌倉最古の神社は諸説あり、伝承だけで見ると龍口明神社が最古となります。
*甘縄神明神社が正式名である根拠は、国税庁に登録されている商号または名称が「甘縄神明神社」となっているからです。
甘縄神明宮 詳細とアクセス方法
- 読み方:あまなわしんめいぐう(あまなわしんめいじんじゃ)
- 旧社格:村社
- 所属:神奈川県神社庁
- 住所:〒248-0016 神奈川県鎌倉市長谷1-12-1
- TEL:0467-22-3347(大町八雲神社)
- 御朱印:あり(大町 八雲神社にて)
- 参拝可能時間:日のある内
- 社務所受付時間:社務所なし
- 拝観時間:日のある内
- 拝観料:なし
- 例祭日:9月14日(7日に假屋祭・14日一番近い日曜に神幸祭 )
- どんど焼き・古神札焼納祭:なし
- 駐車場:なし
- 駐輪場:バイク・なし/自転車・なし(自転車なら駐輪するスペースはあり)
- 公式サイト:なし
- 創建:和銅3年(710年)
一部サイトでは24時間参拝可能と書かれていますが、夜間は防犯上、境内への立入りを遠慮して下さいと書かれています。場合によっては関係機関(警察等)に連絡すると書かれているので、夜間は危険なこともあり、立ち入らないようにしてください。
甘縄神明宮へのアクセス方法・行き方
- 江ノ電「長谷駅」から徒歩約6分(約450メートル)
- 鎌倉駅(西口)から徒歩約20分(約1.6km)
- 鎌倉駅から大仏前方面行きの江ノ電バス・京急バスに乗車、「長谷観音」で下車、そこから徒歩約3分(約200メートル)
江ノ電「長谷駅」から歩いていくのがおすすめです。または鎌倉駅からバスで向かうのもおすすめです。
甘縄神明宮の御祭神
主祭神
- 天照大御神 ( あまてらすおおみかみ )
配神
- 倉稲魂命(うかのみたまのみこと)
- 伊邪那美命(いざなみのみこと)
- 武甕槌命(たけふつのかみ)
- 菅原道真(すがわらのみちざね)
甘縄神明宮の由緒・歴史
- 和銅3年(710年):行基が草創し、豪族染谷時忠によって創建されたと伝わる
- 康平6間(1060年頃):源頼義が当社を修復したと伝わる
- 永保元年(1081年):源義家が当社を修復(再興)したと伝わる
- 文治3年(1186年):源頼朝が伊勢別宮として崇敬したと伝わり、社殿を修理し、四面に荒垣及び鳥居を建てているとされる
- 建久5年(1194年)頃まで:源頼朝は3度、北条政子は2度、源実朝は1度、参詣している
- 明治維新(1868年前後):神仏分離により、甘縄院を廃絶する
- 明治6年(1873年):村社に列格される
- 明治25年(1892年):五社明神社を合祀する
- 明治44年(1911年):神饌幣帛料供進神社に指定される
- 昭和7年(1932年):甘縄神明神社と改称する(が、そうは呼ばれない)
- 昭和12年(1937年):本殿及び拝殿を再建する
行基が草創したということであれば仏教色が強いことが想像出来ます。実際に明治になる前までは神仏習合の寺社でした。
甘縄神明宮のご利益
- 国土安泰
- 家運隆昌
- 開運招福
- 五穀豊穣
- 子孫繁栄(子授かり)
- 健康祈願
- 縁結び・恋愛成就
- 安産祈願
- 延命長寿
- 五穀豊穣
- 開運厄除け
- 学業成就・合格祈願
甘縄神明宮の境内末社
- 五社神社(五所神社)
- 秋葉神社
- 山中に小さな石祠あり
*五社神社は境内の社号額には「五所神社」と書かれていますが、「鎌倉の神社 小辞典」には「五社神社」書かれており神奈川県神社庁の甘縄神明宮の説明では「五社明神社」と書かれています。
甘縄神明宮の厄祓い・厄年について
行っていない
甘縄神明宮のどんど焼き・古神札焼納祭
行っていない
甘縄神明宮の拝観について
拝観料を徴収する場所がなく、拝観料も必要なし。
甘縄神明宮の御朱印
甘縄神明宮には社務所はなく、その場で御朱印はいただけませんが、鎌倉市大町にある八雲神社でいただくことが出来ます。
初穂料は300円(ただし正午から13時30分は500円)となっています。
甘縄神明宮の訪問・参拝・お祭りレポート
甘縄神明宮へ訪れた時の参拝レポートや甘縄神明宮に関する詳細です。
甘縄神明宮の関連リンク
甘縄神明宮のフォトギャラリー
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