6月の初旬、蛭子神社を経由して鎌倉市大町にある八雲神社へ参拝に行ってきました。
そして蛭子神社の御朱印と合わせて2つの御朱印をいただいてきました。
初夏の八雲神社の様子と八雲神社の御朱印について写真を多めに紹介します。
小町大路の奥にある八雲神社
八雲神社は、鎌倉市内には4箇所ありますが、今回紹介するのは鎌倉市大町にある八雲神社です。
他の八雲神社は「やぐもじんじゃ」と読むことが多いのですが、大町の八雲神社は「やくもじんじゃ」と読みます。
神社やお寺が数多くある小町大路という通りから1本奥に入った通りに鎮座しています。
小町大路を北から南に向かっていると上記の案内板が見えてきます。
初夏であれば緑に覆われ、赤い幟が見え、八雲神社がそこにあることがわかります。
車でスピードを出していると気づかないので注意してください。
初夏の八雲神社の参道
八雲神社の入口です。短いですが階段があります。
車椅子の場合、右側にスロープ状になっているところがあり、そこから社務所前まで行けるようになっており、拝殿の前までは車椅子でも行けるようになっています。
境内に入ると木々で覆われた参道となり、暑い日でも数度、気温が低く感じられるのが八雲神社です。
気温が下がったように感じるのは木々に覆われているからだけではなく、神聖な場所に立ち入ることで、気持ちが切り替わるからかもしれませんね。
それだけ少し異質な感じがする神社です。
参道の左側には「猿田毘古神」と書かれた碑があるため、猿田彦神が祀られている神社かな?と思うかもしれませんが、猿田彦神は祀られていません。
これは庚申塚と呼ばれる昔の民間信仰の跡です。昭和初期まではよく行われていた民間信仰ですが、徐々に廃れていきました。
鎌倉市内ではいろいろなところで庚申塚を見かけることが出来ます。
八雲神社の庚申塚は鎌倉市の有形民俗文化財に登録されています。
ニの鳥居の手前には手水舎がありました。
水は出ないようになっていました。そして二の鳥居の横には狛犬様
訪れたのは2021年の6月だったこともあり、マスクが当たり前という時期で狛犬様もマスクをしている神社がこの時は多くなっていました。
二の鳥居をくぐると本殿がよく見えます。
八雲神社の本殿の木彫像が凄い
八雲神社の境内の中央には非常に大きな神木が立っています。
神木の横に「新羅三郎 手玉石」という看板がありその下に2つの丸い大きな石
新羅三郎義光は、源義光のことで力自慢だった義光が力自慢で手玉にとった石と言われています。この石を撫でていかれる方も大勢います。
そして拝殿前に立ち、二拝二拍手一拝をしてお参りです。
ここで拝殿をよ~っく見て下さい。
しめ縄がかかっている上部を見るとタカが掘られ、その奥には龍は掘られていることがわかります。
左右を見ると木彫りの獅子像がこちらをじっと見ています。
本殿の奥にも木彫りの獅子像が八方に取り付けられているので見逃さないで下さいね。
また拝殿前の天水盤は1964年の東京オリンピックの聖火台も鋳造した鈴木文吾氏が鋳造したものだということです。
他にも境内には宝物殿や大きな倉庫があります。
宝物殿はガラス越しですが神輿や歴史あるものが展示され見ることが出来ます。
また境内末社が拝殿の左隣と右奥にあるので、合わせて参拝してくださいね。
八雲神社の御朱印の初穂料は時間によって変わる
この日、八雲神社に来る前に八雲神社から徒歩6分ほどの距離にある蛭子神社に立ち寄ってから訪れました。
その理由は蛭子神社の御朱印も八雲神社でいただけるからです。他にも長谷にある甘縄神明宮や葉山町にある御霊神社の御朱印もいただけます。
この日は八雲神社と蛭子神社をいただき、後日甘縄神明宮を参拝した後に甘縄神明宮の御朱印もいただきにきました。
それぞれ300円となっています。ただし…
正午から13時30分までは、御朱印の初穂料は500円となります。
神職の方でもやっぱりお昼はゆっくりしたいですから、当然のようにも思います。
カップラーメンなんて食べていたら伸びてしまいますから。
この日は、12時ちょっと過ぎに訪れたので、16時くらいに再び訪れて御朱印をいただきました。
御朱印をいただきたい場合は、時間に気をつけてくださいね。
以上、初夏の大町にある八雲神社で御朱印をいただき参拝してきた参拝レポートでした。
- 住所:〒248-0007 神奈川県鎌倉市大町1-11
- TEL:0467-22-3347
- 御朱印:あり
- 参拝可能時間:24時間(夜は危険)
- 社務所受付時間:8:30~16:30
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