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荏柄天神社の梅・寒紅梅と古代青軸

荏柄天神社の梅 神社訪問・参拝レポート

鎌倉の梅の名所で名前をよく連ねている荏柄天神社、鎌倉で最も早く梅が開花すると言われています。

実際に梅が咲き乱れて綺麗なの?と思う方もいると思います。

実際に訪れて荏柄天神社の梅を見てきたので、実際の様子や見頃を含めて写真を添えて紹介します。

菅原道真と梅・荏柄天神社の梅

荏柄天神社の神門や拝殿の戸にある5つの丸が描かれたマーク

荏柄天神社の拝殿、戸が閉じた状態

このマークは荏柄天神社の神紋です。菅原道真公が好んだ花が「梅」だったことから全国の天神社・天満宮の神紋として梅を象ったものを使用しています。

また、菅原道真公が梅を好んだことから、全国の天満宮・天神社には梅の木が植えられていることが多く、全国で梅の名所と言えば天満宮・天神社というところは数多くあります。

荏柄天神社も、昔から鎌倉の梅の名所として知られていました。

だから、今でも鎌倉の梅の名所として荏柄天神社は名を連ねることが多くなっています。

ただ、天神社だから荏柄天神社も梅が有名となったという訳ではなく、もう1つ理由があります。

それは、鎌倉市内で最も梅が早く開花すると言われているからです。

鎌倉一 開花が早いと言われる荏柄天神社の寒紅梅

荏柄天神社が梅の名所となっているのは、鎌倉で最も早く梅が開花するからということが大きな理由になっています。

荏柄天神社の寒紅梅

荏柄天神社の拝殿に向かって右側にある寒紅梅が、鎌倉で最も早く開花すると言われているものです。

荏柄天神社の寒紅梅

早い年で1月初旬くらいから、遅い年で1月中旬に開花し、1月下旬から2月上旬に見頃となります。2022年は2月上旬が見頃でした。

荏柄天神社の寒紅梅

かなりの老木なので、派手に花はつけませんが、美しいピンクの花がふんわりと咲いて、まだまだ寒い中、春の訪れを感じさせてくれます。

概ね、2月8日の針供養が行われる頃までは楽しめると思います。

荏柄天神社の古代青軸と呼ばれる梅

荏柄天神社の梅

荏柄天神社の拝殿に向かって左側に咲いているのが古代青軸と呼ばれる梅です。

荏柄天神社の梅

青みがかった白梅なので、古代青軸と呼ばれるそうですが、なぜ古代とつけられているのかは、わかりません。

多くのサイトで2月上旬が見頃と書かれていますが、2022年は3月に入ってからが最も花が多く見頃となっていました。例年よりも1ヶ月ほどズレたことになります。

2022年が特に寒かったのか?と言われるとそんなことはなく、ほぼ例年通りの気温でした。

かなりの老木なので開花が少しずつ遅くなってきているように思います。

荏柄天神社の一の鳥居からの参道の梅

荏柄天神社の梅

荏柄天神社に来る場合、鎌倉駅から歩いてくるか、バスで来ることが多いと思いますが、荏柄天神社の一の鳥居はバス停から見て、荏柄天神社とは逆方向にあります。

一の鳥居から二の鳥居まで、梅の木がかなりあり、2月中旬くらいから3月中旬くらいまで、梅の花が美しい通りとなります。

荏柄天神社の梅

荏柄天神社のバス停から荏柄天神社までを注目してしまうことが多いのですが、反対方向に梅も美しいので是非見てください。

また梅の開花が少し遅れると早咲きの桜も咲いてきて、梅と桜を一緒に見られることもあります。

荏柄天神社の梅の見頃は3月に入ってから

荏柄天神社の梅

荏柄天神社の階段の両脇にも数多くの梅の木があります。

開花が早い年だと2月中旬、遅い年だと3月中旬近くになると見頃になります。

年によって1ヶ月ほどズレるのですが、2022年は3月初旬から中旬が見頃でした。

荏柄天神社の梅

神門を入ってからの境内の梅も2022年は3月初旬から中旬にかけてが見頃でした。

荏柄天神社の梅

老木が多いので、一面の満開!という状況にはここ数年なっていないとのことですが、それでも美しい梅が数多く咲いていました。

荏柄天神社の梅

絵筆塚の前には小さいながらも枝垂れ梅があります。

こちらは3月に入ってからが見頃となります。

荏柄天神社の梅

紅梅の枝垂れ梅です。

ミツマタも美しい荏柄天神社

荏柄天神社のミツマタの花

梅の見頃が遅れた年だとミツマタの見頃と重なることがあります。

荏柄天神社のミツマタの花

ふわっとした感じの黄色い花を咲かせるミツマタは、まさに春をイメージさせてくれる花です。

3月初旬から中旬くらいが荏柄天神社のミツマタの見頃です。

荏柄天神社のミツマタの花

梅の開花時期が最近はよくズレる荏柄天神社ですが、3月に入ってからなら、ミツマタが見られるので2月から3月は、どちらかが楽しめます。

荏柄天神社の梅を見に行こう

荏柄天神社の梅

長谷寺や東慶寺のように派手に咲き乱れる梅ではありませんが、歴史ある梅が咲く荏柄天神社、やはり天神さまには梅がよく似合います。

荏柄天神社の梅

概ね1月中旬くらいから3月中旬くらいまで梅の花はあるので、かなりのロングランで梅の花を鑑賞出来るのが、荏柄天神社の良さにもなっています。

是非、荏柄天神社の梅を見に来てくださいね。

以上、荏柄天神社の梅・寒紅梅と古代青軸についてでした。

  • 住所:〒248-0002 神奈川県鎌倉市二階堂74
  • TEL:0467-25-1772
  • 御朱印:あり
  • 参拝可能時間:8:30~16:30(三賀日は異なる)
  • 社務所受付時間:9:30~16:00(御朱印は8時30分より)

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