少し道が入り組んでいてわかりにくい場所にある鎌倉市笛田の子守神社へ、7月の後半、暑さが厳しい時に参拝に行ってきました。
ほとんど地元の方しか来ない神社で由緒も不明ですが、実際にどんな様子か写真を添えて紹介します。
子守神社の参道
子守神社の入口はGoogle Mapのストリートビューに対応していないため、地図からだと探しにくい場所にあります。
実際には上記の図の通り、行き止まりの道の先に子守神社があります。
進んでいくと鳥居が見えてきて、安堵します。
参道は階段から始まります。
鳥居の扁額は掘られているのでは浮き出るようになっており「子守神社」となっています。
鳥居を超えると右側が岩壁になっていて先が見えませんが進みます。
先が見えると緩やかではあるものの階段がずっと続いていて、階段が嫌いな人だと、ちょっと行きたくないな~なんて思うかもしれません。
ただ見える階段をすべて上る訳ではなく、途中で左に入れるようになっています。
左に曲がって階段を少し上ると子守神社の社殿が見えてきます。
鳥居からここまで健脚な方なら2分くらいです。
子守神社の境内と社殿
子守神社の境内はシンプルでほぼ社殿のみです。
短い階段を上って社殿の前へ
やや古めかしい感じがしますが、おそらく社殿は戦後になってから建てられたもののようです。
鈴が使えなくなっている神社が多い中、普通に鈴を鳴らせました。
賽銭箱も普通に置かれています。
社殿にかかる扁額は木板に「子守神社」と記されていてシンプルでした。
お賽銭を入れ、鈴を鳴らし二拝二拍手一拝をして参拝しました。
中を覗き込ませてもらうと社殿の中央に祭壇があるのがわかります。
なお階段と社殿の間は狭くなっているので、注意してくださいね。
参拝を終えて社殿の左側を見てみると先に小祠が見えました。
近づいてみるとお狐様が置かれているので、稲荷社だとわかります。
こちらも参拝しました。
近くには原型はとどめてないものの字が刻まれた石像っぽいものが置かれていました。
社殿の裏側を周りまた社殿の前に出ようとすると…
社殿に向かって右側に小祠と石塔が置かれていました。
右の石塔には「道祖神」と刻まれていて、真ん中の石祠には恵比寿様の像が置かれています。
左側の石祠は何の石祠かわかりません。
鎌倉の神社って、由緒がわからない小祠がよく置かれていて興味をそそります。
夏の子守神社への参拝について
子守神社は名前の通り、子育てや子授かり、安産にご利益がある神社ですが、階段が多く、安産祈願で妊婦の方が訪れるのには少し難があるかな~と思いました。
子宝祈願なら良いのですが、安産祈願で訪れる方は気をつけてください。冬だと凍結していることもあるので、まだ夏場の方が安全かもしれません。
鎌倉市内には他にも安産祈願にご利益がある神社はあります。
境内はやや高い位置にあるので、振り返るとこの辺りの地形がわかるくらいには見晴らしは良かったです。
以上、夏の子守神社への参拝レポートでした。
- 住所:〒248-0027 神奈川県鎌倉市笛田5-34-6
- TEL:0467-
- 御朱印:0467-22-3251(御霊神社)
- 参拝可能時間:24時間(夜は危険)
- 社務所受付時間:社務所なし
鎌倉の代表的な神社