江ノ電「腰越駅」から徒歩1分という近さにある諏訪仮宮へ行ってきました。
現在は近くの小動神社に合祀されている諏訪神社が元々あった場所でお祭りの時のみ御旅所として使われています。
仮宮ということで普段は神様はいないようなので、参拝という言葉は使っていません。
諏訪仮宮の境内の様子
腰越駅から細い道を通って歩くこと1分ほどで到着する諏訪仮宮、社殿が再建されたのは、平成6年(1994年)ということでまだまだ境内は新しい雰囲気でした。
鳥居をくぐって境内へ
中央に階段と狛犬様、右側にスロープ
階段を上った先には右側に社殿があり左側に社務所らしき建物があるのがわかります。
仮宮ですが、割と立派な社殿です。
階段の左右に鎮座している狛犬様、左の狛犬様は毬、右側の狛犬様は子狛犬という定番の形です。
でも狛犬様そのものは古く感じるので、再建以前からあった狛犬様のように思われます。
狛犬様の横にある説明板
- 八月祭典 一週間のお旅所
- 祭神:武御名方神
- 諏訪仮宮
- 現在は小動神社に祀られています
非常にシンプルに書かれていますが、ここに書かれている内容から、既に合祀されて小動神社に祀られているから、ここに神様はいないというように捉えられます。
8月の祭事の時には御旅所として神輿が納められるので、その時は神輿に乗って神様が来るということになるかと思います。
つまり普段は神様が居ないということになりそうです。
そうは言っても神社に来たら二拝二拍手一拝をして参拝しないといけないような気分になってしまう体質なので、参拝はさせてもらいました。
鈴は取り付けられているものの鳴らせないようになっていました(感染症対策)。
社殿の中を見させてもらいましたが、何もありませんでした。
お祭りの時はここに御神輿が入るのでしょう。
ただ蜘蛛の巣とかも無いようで、定期的に掃除がされているようです。
境内の一角に石碑がありました「社殿竣工記念碑」と刻まれています。平成六年とも刻まれているので、まだまだ新しい石碑です。
社務所と思われる建物は完全に閉じられているようでした。
振り返って境内を見てみるとすごくさっぱりした神社だな~と。
でも雑草とか全くなく、いつも誰かが掃除をしているように思いました。大切にされている神社なんですね。
諏訪仮宮近くから見る江ノ電
諏訪仮宮の鳥居から10秒程度歩いたところに神戸川という川が流れており、その先に見える橋の上を通る江ノ電を見ることが出来ます。
江ノ電が橋の上を走っているところを撮影出来る数少ない撮影スポットになっています。
なおこの江ノ電は一般道の中に線路がある区間を走っているものです。腰越駅から江ノ島駅まで江ノ電はほぼ一般道の中央を走っています。
なお腰越駅から3~4分も歩けば腰越海岸です。
諏訪仮宮にだけ訪れるという方は少ないと思いますが、江ノ電と江ノ島を見に行くついでに立ち寄られてみてはいかがでしょうか?
以上、夏の諏訪仮宮への訪問レポートでした。
- 住所:〒248-0033 神奈川県鎌倉市腰越2-17
- TEL:0467-31-4566(小動神社)
- 御朱印:なし
- 参拝可能時間:24時間
- 社務所受付時間:社務所なし
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