汗ばむ頃合いになってきた6月の初旬、鎌倉江の島七福神の御朱印をいただくために旗上弁財天社に参拝に行ってきました。
初夏の旗上弁財天社の様子を写真を多めにお伝えします。
鶴岡八幡宮内の旗上弁財天社
鶴岡八幡宮の三の鳥居をくぐり、太鼓橋の右側を通るとすぐにある源氏池(源平池の右側)の中の島にあるのが、旗上弁財天社です。
入口には旧書体で「旗上辨財天社 鎌倉七福神めぐり」と記されていました。
旗上弁財天社の参道に入るとすぐに由緒記が置かれています。
初夏の旗上弁財天社の境内の様子と政子石
橋を渡り旗上弁財天社へと向かいます。
橋を人が通ると餌をもらえるものと思い、鯉が口をあけて近寄ってきます。鯉の餌は、旗上弁財天社の社務所でも販売されていて、餌をあげることも可能です。
源平池と呼ばれることもありますが、旗上弁財天社がある方が源氏池で、反対側が「平家池」となっています。
6月初旬になると蓮の葉がかなり茂ってきますが、蓮の花は6月下旬頃からです。
橋を渡ると朱塗りの鳥居があります。
鳥居をくぐって進むと参道は少し曲がっています。
先に進むと右側に社務所があり、左側に社殿があります。
まずは社殿にいって参拝です。
社殿の前には藤棚があり、4月中旬から下旬にかけて白藤の花が綺麗に咲いています。
社殿の前に賽銭箱が置かれ、その後ろに社殿が立っています。
二拝二拍手一拝をして参拝です。
社殿の手前、左側に「政子石」と書かれている案内があり、裏側に周るように書かれているので裏に回ってみました。
社殿にそって進みます。
政子石と書かれ、お賽銭を入れられるようになっているその後ろに「政子石」があります。
政子石は源頼朝の妻であり、旗上弁財天社を作ったと言われる北条政子が安産を祈願したという言われのある石です。
別名「姫石」とも呼ばれています。
昔から縁結びのご利益があると言われたり、安産や子宝祈願にもご利益があると言われています。
旗上弁財天社の鎌倉江の島七福神の御朱印
訪れたこの日は、鎌倉江の島七福神の御朱印帳を購入し、御朱印をいただくのが目的でした。
旗上弁財天社の御朱印(鎌倉江の島七福神の御朱印)は、島内にある社務所でいただけます。
普通に御朱印帳にも書いていただけますが、鎌倉江の島七福神であれば専用の色紙に御朱印をいただくことも出来ます。
また鎌倉江の島七福神の専用御朱印帳もあります。
御朱印帳は800円で御朱印は300円なので合わせて1100円です(2021年6月時点)。
なお現在、御朱印は価格が変更となり500円となっています。
御朱印帳は社名(寺名)が既に印刷されているため、日にちと御朱印を押してもらうだけとなっています。
初夏の旗上弁財天社はおすすめ?
初夏の鎌倉と言えば、紫陽花が有名ですが、旗上弁財天社は紫陽花は特に咲いている訳ではありません。
藤の花の季節は終わり、蓮の花には少し早いため、6月初旬の初夏の旗上弁財天社は花を楽しむのには少し物足りないと言えます。
ただ旗上弁財天社だけを目的に鎌倉に行く人は少ないと思いますので、紫陽花は他の場所で楽しめば良いだけです。
6月初旬であれば梅雨入りもしておらず、7月ほど暑くもないので鎌倉散策・鎌倉江の島七福神めぐりにはおすすめの時期ですよ。
なお7月に入ると旗上弁財天社の周りの源氏池には蓮が咲くようになるので、7月は暑いものの蓮の鑑賞でおすすめの時期となります。
以上、初夏の旗上弁財天社に鎌倉江の島七福神の御朱印をいただいてきた参拝レポートでした。
- 住所:〒248-0005 神奈川県鎌倉市雪ノ下1-8-31
- TEL:0467-22-0315(鶴岡八幡宮)
- 御朱印:あり
- 参拝可能時間:10~3月・6:00~21:00/4~9月・5:00~21:00
- 社務所受付時間:10~3月・6:30~20:30/4~9月・5:30~20:30
鎌倉の代表的な神社