鎌倉市役所のすぐ前、鎌倉商工会議所の横にある小さな神社、見たことはあるけどどういう神社なんかわからない…なんて人もいるのではないでしょうか?
銭洗弁財天や佐助稲荷神社に行く時には前を通るもののよく知らない神社、それが御成町の諏訪神社です。
7月の下旬、鎌倉駅西口から諏訪神社まで歩いていってきたので、その時の様子を写真を添えてお伝えします。
*鎌倉市内には鎌倉市植木にも諏訪神社があります。
鎌倉駅から御成町の諏訪神社まで
江ノ電の鎌倉駅もある鎌倉駅西口
鎌倉駅を背にして見るとまっすぐに道が伸びています。この道を「市役所通り」と言い、鎌倉市役所の前を通ります。
諏訪神社まではここをまっすぐ歩いていくだけです。
少し歩くと「市役所前」という少しいびつな形をした交差点がありますが、右や左には曲がらず道なりにまっすぐ進みます。
ただし、諏訪神社は道の右側にありますが出来れば左側を歩いて下さい。
信号を渡って左側に「諏訪神社参道」という石塔があるので、ついでだから見て欲しいからです。
おそらく鎌倉市民のほとんどがここにこの石塔があることを知らないと思います。
ここを10回以上通っていた管理人さえ、気づいたのは本当に偶然でしたから。
ここから歩いていくと左手には鎌倉市役所が見えてきます。
既に老朽化していて建て直しが検討されていますが、どこに建てるかでもめているそうです。それはさておき
鎌倉市役所の前から道の先を見るとトンネルが見えますが、このトンネルは「御成トンネル」と言います。右に見える白い建物が「鎌倉商工会議所」です。
この建物のトンネル側の横に諏訪神社があります。
この辺りの横断歩道で右側に渡ってください。
もう少し進むと右側に鳥居が見えます。これが諏訪神社です。
信号に捕まらなければ鎌倉駅西口から4~5分で到着します。
御成町の諏訪神社の境内の様子
諏訪神社を正面から見た様子。
決して大きくは無い神社です。
鳥居の右側には「諏訪神社」と書かれた社号標がありました。
鳥居をくぐって中に入ると正面に小さな社殿が見えます。
ここで振り返って左側を見てください。
小祠が置かれています。この小祠の由緒はわかりませんが、元々の諏訪神社だったのかもしれません。
夏場は草に覆われて見えない時があるかもしれません。
そのまままっすぐ歩いていくと狛犬様が鎮座しています。
頭が異様に大きな狛犬様で2.5~3頭身くらいで、くるっとした尾に特徴があります。
社殿は台座の上に載っており、階段を上って前に立つと屋根しか見えません。
お賽銭を入れた後はしゃがんで二拝二拍手一拝をして参拝しました。
元々諏訪神社は、市役所の横にある御成小学校にあったそうです。
昭和43年頃に鎌倉市役所新庁舎建設にともないこの場所に遷座したそうです。
小さな神社ですが、創建は西暦1200~1250年頃だと考えられており、歴史は長い神社です。
鎌倉市役所に行った時、銭洗弁財天・佐助稲荷神社・葛原岡神社に行く途中にでも立ち寄ってみてはいかがでしょうか?
また商工会議所で試験を受ける時に事前に参拝しても良さそうです。諏訪神社は盛業繁栄のご利益があると言われていますから。
以上、夏のる諏訪神社への参拝レポートでした。
- 住所:〒248-0012 神奈川県鎌倉市御成町17
- TEL:-
- 御朱印:なし
- 参拝可能時間:24時間
- 社務所受付時間:社務所なし
鎌倉の代表的な神社