鎌倉市は神社の数は多いのですが、御朱印のある神社・御朱印のいただける神社はそれほど多くありません。
鎌倉市内の神社で御朱印のいただける神社と、入手難易度などを詳しく紹介します。
鎌倉で御朱印のいただける神社 一覧
鎌倉市内の神社は100社以上ありますが、御朱印がある神社は現状(把握しているもののみですが)、22社のみです。それほど多くはありません。
実際に社務所(授与所)で御朱印がいただける神社であれば14社とさらに少なくなります。
社務所の受付時間内であることが前提ですが、御朱印がいただける神社・御朱印がある神社は下記の通りです。
- 鶴岡八幡宮:いつでもいただける
- 旗上弁財天社:いつでもいただける
- 銭洗弁財天宇賀福神社:いつでもいただける
- 佐助稲荷神社:ほぼいただける
- 葛原岡神社:ほぼいただける
- 鎌倉宮:いつでもいただける
- 荏柄天神社:ほぼいただける
- 八雲神社(大町):ほぼいただける
- 由比若宮(元鶴岡八幡宮):不在時あり
- 五所神社:不在時あり
- 御霊神社(権五郎神社):ほぼいただける
- 小動神社:不在時あり
- 五社稲荷神社:不在時あり
- 龍口明神社:不在時あり
- 蛭子神社:八雲神社(大町)にていただける
- 合鎚稲荷社:葛原岡神社にていただける
- 十二所神社:八雲神社(大町)にていただける
- 熊野神社(浄明寺):八雲神社(大町)にていただける
- 白山神社(今泉):五社稲荷神社にていただける
- 甘縄神明宮:八雲神社(大町)にていただける
- 経六稲荷社:龍口明神社にていただける
- 白旗神社:お正月期間のみ鶴岡八幡宮で限定数でいただける(レア)
- 白旗神社(西御門):お正月期間のみ授与所が出来ていただける(レア)
- 大江稲荷:2月の例大祭の時のみ明王院にていただける(レア)
いつでもいただけるという神社は、神職の方が複数名常駐している神社です。
ほぼいただけるという神社は、御朱印を書く方が2~3名いるか、1人でも出張祭事を行っていない神社です。
不在時ありとしている神社は、基本的に神職の方が1名で、出張祭事等で出かけていることがある神社です。
鎌倉の神社の御朱印巡りのおすすめの順番
1日で出来るだけ効率的に御朱印をいただくとすれば、どの順番で回るのが良いか、悩むと思います。
おすすめのルートは
- 8時くらい大船駅出発
大船駅から京急バス「船50」系統に乗車して「源氏山入口」で下車、葛原岡神社を目指します。
- 9:00葛原岡神社 参拝
葛原岡神社では、葛原岡神社とえびす大黒天社、合鎚稲荷社の4枚3社分の御朱印がいただけます。
葛原岡神社葛原岡神社は、鎌倉市梶原と山ノ内・扇ガ谷にまたがる源氏山公園に隣接して鎮座している神社です。数百年の歴史がある神社が多い鎌倉の中で明治時代に出来た比較的新しい神社ですが、縁結びのご利益があるということもあり鎌倉市内でも人気の神社です。 - 9:50銭洗弁財天
- 11:00佐助稲荷神社
- 11:40食事と移動
次は鎌倉駅へ移動して、鎌倉駅東口まで移動します。鎌倉駅からは鎌倉宮までバスで向かいます。
佐助稲荷神社から鎌倉駅まではゆっくり歩いて20分くらいなので昼食休憩をとって、13時くらいまで鎌倉駅付近で休みましょう!
- 13時頃鎌倉駅出発
鎌倉駅から鎌倉宮まではバスで1本、概ね10分から15分もあれば到着します。なのでバスの時間を考えても13時30分には鎌倉宮に到着します。
- 13:30
- 14:00荏柄天神社
鎌倉宮から歩いて5分くらいで荏柄天神社に到着します。
荏柄天神社荏柄天神社は、鎌倉市二階堂に鎮座する菅原道真公を祀る神社です。決して大きい神社ではありませんが、古都鎌倉の中で御朱印もいただけること、鶴岡八幡宮からも近いこともあり多くの人が訪れる人気の神社となっています。 - 14:40鶴岡八幡宮
荏柄天神社から鶴岡八幡宮までは歩いて10分くらいです。
鶴岡八幡宮では、鶴岡八幡宮と旗上弁財天社の御朱印をいただけます。
鶴岡八幡宮鶴岡八幡宮は、鎌倉市雪ノ下に鎮座する神社本庁の別表神社です。全国に数ある八幡宮の中でも三大八幡宮と言われることもあり、初詣の参拝者数は250万にも達する全国でも5位以内となるほどの人気です。観光スポット・パワースポットとしても人気で年間を通じて多くの人が参拝に訪れます。旗上弁財天社旗上弁財天社は、鶴岡八幡宮の源氏池の「中の島」に鎮座する鶴岡八幡宮の境内末社です。鎌倉江の島七福神の1つにもなっており、週末ともなると多くの方が参拝と御朱印を求めて訪れる人気の神社です。また縁結び・恋愛成就のパワースポットとしても人気です。 - 15:30鶴岡八幡宮を出発
遅くても15時30分には鶴岡八幡宮を出発して次は蛭子神社へ向かってください。
段葛を通っていくのがおすすめです。
- 15:40蛭子神社
蛭子神社では御朱印はいただけませんが、次に向かう八雲神社で蛭子神社の御朱印もいただけます。
蛭子神社(鎌倉市小町)蛭子神社は、鎌倉市小町に鎮座する神職の方は常駐していない、少し小さめの神社です。鎌倉駅東口からはもっとも近い神社であり、境内の裏には滑川が流れ、川の音と神社の雰囲気で落ちるける場所となっており、地元の方にも愛されている神社です。蛭子神社から八雲神社までは歩いて7~8分くらいです。
- 16:10
1日で11社分の御朱印をいただくことが出来ます。もっと欲しいと思うかもしれませんが、これでもかなりの距離を歩くので、多くの方はこれくらいの距離が限界だと思います。
八雲神社から鎌倉駅までは歩いて10分くらいです。
鎌倉の神社の御朱印 画像一覧
鎌倉の神社の御朱印画像一覧です。
御朱印の画像クリック(タップ)でその神社の詳細に移動します。
(*)がついた神社は表示している御朱印以外にも種類があります。
なお初穂料は300円のところが多いですが、500円のところや限定御朱印で1000円のところ、2枚1組で600円のところ等、いろいろとあります。
鎌倉の神社の御朱印に関すること
鎌倉の御朱印に関する、いろいろなことを紹介します。
御朱印が一番多い神社は鎌倉宮
鎌倉市内の神社で御朱印の種類が一番多いのが、鎌倉宮です。
2枚1組の御朱印が3種類、御朱印帳を購入した時のみ書いてもらえる御朱印が1つの合計7枚が基本御朱印としてあります。
更に毎月3~5枚前後の限定御朱印が出されるので合計10枚ほど!
また基本御朱印の1つは月単位のものがあるので、更に11枚が加わるので22枚にもなります。
それだけでなく、過去の限定御朱印で残っているものが10種類以上あり、30枚以上の御朱印があることになります。
月単位で変わる基本御朱印は別にしても多すぎる御朱印となっていて、どれをもらえば良いか悩むかもしれません。でも、そういう時は相談にものってもらえます。
他には、龍口明神社が限定御朱印を含めて5種類以上、葛原岡神社が4種類の御朱印を出しています。
いろいろな神社の御朱印が多い大町の八雲神社
全国的に宮司さんは足りておらず、鎌倉も足りていないこともあり、1人の宮司さんが何社かの神社の宮司を掛け持ちしていることはよくあります。
いわゆる兼務神社というものです。
そのため、御朱印を他の神社でいただくことはありますが、鎌倉市内だと大町の八雲神社が4社(自社を含めて5社)の御朱印を出しています。
もちろん御朱印は参拝の証としていただくもので、参拝していない神社の御朱印をいただくことはしてはいけませんが、八雲神社だけで5社の御朱印が揃います。
なお八雲神社の御朱印の初穂料は300円ですが、お昼時は500円となります。
お昼は邪魔されたくないのでしょうね。
神社なのに菩薩の御朱印・佐助稲荷神社
菩薩と言えば普通は仏教ですが、佐助稲荷神社は、十一面観世音菩薩の御朱印を出しています。
佐助稲荷神社と言えば連なる朱塗りの鳥居で人気の神社です。
元々、お寺だったのに明治時代の神仏分離のために神社に変更したところは多く、有名なところでは鶴岡八幡宮がそうです。
神仏分離の際に神社となったところは仏像等は他の寺院に回したものですが、佐助稲荷神社には残っていたようで、縁結びにご利益があるということで菩薩の御朱印があります。
運が悪いと嫌な気分になる鶴岡八幡宮
鎌倉で最大であり一番人気の神社は何と言っても鶴岡八幡宮です。
御朱印を書く方も何人もいるのですが、書く方も人間で機嫌の悪い時があるものです。
鶴岡八幡宮の規模になると御朱印を書く人が何人もいますが、神職になりたての方もいて、気分が表に出てしまう人もいます。
だから機嫌は非常に悪くてなぶり書きのように書く人もいて、無愛想に御朱印を渡されることもあり、運が悪いとそういう人にあたってしまうことも。
そういう時は、にんげんだもの…と割り切りましょう。
お寺でいただく神社の御朱印
大江広元公を祀る大江稲荷は、分類的には神社ですが、管理は明王院という寺院が管理しています。
御朱印は大江稲荷の2月の例大祭しかいただけませんが、御朱印をいただくのが明王院なので、お寺で御朱印をいただくことになります。
以上、鎌倉の御朱印についてでした。
鎌倉の代表的な神社