鎌倉市手広にある稲荷神社は、元々は三十番神宮という名称の神仏習合の神社でした。
現在は法人登録名も「稲荷神社」とはなっているものの、氏子さんや地元の方も稲荷神社とは言わず、番神さん・三十番神宮と呼んでいます。
社名に関する面白い逸話がある神社です。
稲荷神社(三十番神宮)詳細とアクセス方法
- 読み方:いなりじんじゃ(さんじゅうばんじんぐう)
- 旧社格:無格社
- 所属:神奈川県神社庁
- 法人番号:3021005001838
- 住所:〒248-0036 神奈川県鎌倉市手広3-13-8
- TEL:-
- 御朱印:なし
- 参拝可能時間:24時間(夜は不審者扱いされるかも)
- 社務所受付時間:社務所なし
- 拝観時間:24時間(夜は不審者扱いされるかも)
- 拝観料:なし(志納)
- 例祭日:1月31日・10月9日
- どんど焼き・古神札焼納祭:なし
- 駐車場:なし
- 駐輪場:バイク・なし/自転車・なし
- 公式サイト:なし
- 創建:1600年代前半
稲荷神社(三十番神宮)へのアクセス方法・行き方
- 湘南モノレール「湘南深沢駅」から徒歩約17分(約1.3km)
- 鎌倉駅から江ノ電バス「F11」系統に乗車、「手広」バス停下車、徒歩約4分(約300メートル)
- 藤沢駅から江ノ電バス「F20・N1・F12・N11・F4・N13系統に乗車、「手広」バス停下車、徒歩約4分(約300メートル)
駐車場が無いため公共交通機関で訪れることをおすすめします。
なおGoogle Mapだと入口がどこかわかりませんが、上記の図の通り「手広児童公園」の少し下に細い路地があり、そこから入れるようになっています。
稲荷神社(三十番神宮)の御祭神
- 倉稲魂命 ( うかのみたまのみこと )
ただし、実際には神仏習合の神であり30柱からなる三十番神が御祭神となっています。
稲荷神社(三十番神宮)の由緒・歴史
- 戦国時代(1600年前後):玉縄城に仕えた島村采女が晩年、手広に居を構え、三十番神宝を建立し氏神として崇めたのが始まりとされる
- 明治8年(1875年)頃:神仏分離により取り壊されそうになったため、島村家の稲荷社の祠を遷座し、稲荷神社として届ける
創祀は、おそらく1600年頃の事かと思われます。
日蓮聖人の四大法難(松葉谷・伊豆・小松原・龍ノ口)の中でも、屈指の霊跡とされる龍口寺は、篤信者であった島村采女が慶長6年(1601)に土地を寄進され、諸堂・境内地が整い、現在まで連綿と法灯を継承しています。
日蓮宗 龍口寺について より
土地を寄進した前後に手広に居を構えたと考えるのが自然な流れと思われます。
龍口寺は、江ノ電「江ノ島駅」・湘南モノレール「湘南江の島駅」からほど近い場所にある日蓮宗のお寺です。
稲荷神社(三十番神宮)のご利益
稲荷神社として
- 商売繁盛
- 金運上昇
- 安全祈願
三十番神として
- 国土安穏
- 仏教守護(各)
稲荷神社(三十番神宮)の境内末社
なし
稲荷神社(三十番神宮)の厄祓い・厄年について
行っていない
稲荷神社(三十番神宮)のどんど焼き・古神札焼納祭
行っていない
例祭は、下記のように行われています。
- 1月31日:岩瀬の五社稲荷神社の宮司による神式
- 10月9日:仏行寺住職による仏式
稲荷神社(三十番神宮)の拝観について
拝観料を徴収する場所がなく、拝観料も必要なし。
稲荷神社(三十番神宮)の御朱印
御朱印はありません。
稲荷神社(三十番神宮)の訪問・参拝・お祭りレポート
三十番神宮(稲荷神社)へ訪れた時の参拝レポートや三十番神宮(稲荷神社)に関する詳細です。
稲荷神社(三十番神宮)の関連リンク
稲荷神社(三十番神宮)のフォトギャラリー
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