永福寺跡は、鎌倉市二階堂にある国指定史跡です。
永福寺は12世紀後半に作られた寺院でしたが、15世紀初頭に火災の後廃絶しましたが、2007年以降に復元が開始され、基壇(基礎)と苑池が復元されました。
現在は若干の観光者が来るものの、平日は近隣の方が集う公園のようになっています。
永福寺跡 詳細とアクセス方法
- 読み方:ようふくじあと
- 文化財区分:国指定史跡
- 管理団体:鎌倉市
- 住所:〒248-0002 神奈川県鎌倉市二階堂
- TEL:0467-61-3857(鎌倉市教育文化財部文化財課)
- 見学可能時間:4~10月 9:00~17:00/11~3月 9:00~16:30
- 見学料:無料
- 定休日:なし(気象警報、注意報時は閉鎖)
- 駐車場:なし(障害者用1台分のみ)
- トイレ:なし
- 売店:なし
- 車椅子対応:あり(一部回れないところもあり)
- 公式サイト:史跡永福寺跡 鎌倉市
永福寺跡へのアクセス方法・行き方
- 鎌倉駅(JR・江ノ電)から徒歩約30分(約2.0km)
- 鎌倉駅から京急バス「鎌20・大塔宮 行き」に乗車、終点「大塔宮」下車・徒歩5分
- 鎌倉駅からタクシーでひどい渋滞がなければ10~15分ほど
駐車場が無いため公共交通機関で訪れることをおすすめします。なお駐輪場があるので、自転車やバイクで来ることは可能です。
永福寺跡の歴史・由緒
- 1189年(文治5年):源頼朝が、9月の奥州合戦を契機に、源義経・藤原泰衡をはじめとする数万の怨霊をしずめ、冥福を祈るための寺院の建立を発願し、12月に建立を着手する
- 1191年(建久3年):11月25日に本堂が完成し、落慶供養が行われる
- 1194年(建久5年):新造薬師堂が完成、二階堂・阿弥陀堂・薬師堂の三堂がそろう
- 1405年(応永12年):永福寺が炎上し廃絶する
昔は祟りというものを非常に恐れていたため、怨霊を鎮めるために寺社の建築は一般的でした。
永福寺跡の車椅子・障害者対応
基本的にほとんどの場所は舗装され、障害者用の駐車場もあるので、車椅子でほぼ周ることは出来ます。
ただし展望台や一部エリアは階段のため車椅子では周れません、
永福寺跡訪問レポート
永福寺跡へ訪れた時の訪問レポートや永福寺跡に関する詳細です。
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