相馬次郎師常之墓碑は、昭和初期に鎌倉町青年団によって建てられた史跡碑・旧跡碑です。
寿福寺踏切から亀ヶ谷坂切通に向かう途中の脇道の奥、少しわかりにくいところに建っています。
相馬師常は、鎌倉時代の武将であり相馬氏の初代当主とされています。
相馬次郎師常之墓碑 詳細とアクセス方法
- 読み方:そうまじろうもろつねのはかひ
- 文化財区分:なし(旧跡碑)
- 住所:〒248-0011 神奈川県鎌倉市扇ガ谷2-9
- 建立:1932年(昭和7年)3月
- TEL:-
- 見学可能時間:24時間
- 見学料:無料
- 定休日:なし
- 駐車場:なし
相馬次郎師常之墓碑へのアクセス方法・行き方
- 鎌倉駅から徒歩約13分(約1km)
- 北鎌倉駅から徒歩約21分(約1.6km)
鎌倉駅から割と近いですが、北鎌倉駅から亀ヶ谷坂切通を経由して向かうのがおすすめです。
相馬次郎師常之墓碑の写真と碑文と意味
師常ハ千葉介常胤ガ第二子ニシテ
相馬氏ヲ嗣ギ
巽荒神ノ邉ニ邸ヲ有セシガ
元久二年十一月十五日
歳六十七ヲ以テ端坐合掌ノ裡ニ決定往生ヲ遂ゲ
其結縁トシテ僧俗ノ人々集リ拝セシトイフ
窟中ノ寶篋印塔ハ即チ師常ノ墓ナリ
管理人訳
相馬帥常は、千葉介常胤の次男であり、(千葉氏から)相馬家を継ぎ、巽荒神の辺りに邸宅を持っていましたが、元久2年(1205年)11月15日に67歳で端座(一般的には正座の意)し合掌したまま往生しました。
その姿を(仏教的な意味合いでの)拝もうと僧侶だけでなく一般の人も集まったそうです。
岩窟の中の宝篋印塔は帥常の墓です。
相馬次郎師常之墓碑の後ろには、相馬師常の墓と言われる岩窟があり史跡として残っています。中には宝篋印塔と呼ばれる形のお墓が建っているそうですが、見ることは出来ません。
相馬次郎師常之墓碑 付近の観光スポット
- 浄光明寺
- 岩船地蔵堂
- 亀ヶ谷坂切通
- 英勝寺
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