篠田邸(旧村田邸)は、鎌倉市由比ガ浜にある昭和初期に建てられた洋館風の建物です。
非常に目立つ外観で目にとまり、歴史ある建物であることがわかります。
1991年(平成3年)に鎌倉市景観重要建築物等に指定されています。
篠田邸(旧村田邸) 詳細とアクセス方法
- 読み方:しのだてい(きゅう むらたてい)
- 文化財区分:鎌倉市景観重要建築物等
- 管理団体:個人
- 住所:〒248-0014 神奈川県鎌倉市由比ガ浜2-21-15
- TEL:-
- 見学可能時間:24時間(外観のみ路上から)
- 見学料:無料
- 定休日:なし
- 駐車場:なし
- トイレ:なし
- 売店:なし
- 車椅子対応:なし
- 参考サイト:篠田邸(旧村田邸)鎌倉市
- 公式サイト:Cafe&Restaurant EGAO
2024年5月よりカフェレストランとして営業を開始しています。カフェレストランの営業時間および営業日は公式サイトにて確認してください。
篠田邸(旧村田邸)へのアクセス方法・行き方
- 江ノ電「和田塚駅」から徒歩約5分(約400メートル)
- 江ノ電「由比ヶ浜駅」から徒歩約7分(約500メートル)
- 鎌倉駅(東口)から徒歩約15分(約1.2km)
公共交通機関で訪れるのがおすすめです。
篠田邸(旧村田邸)の歴史・由緒
この建物は、昭和5年(1930年)に建てられた和風住宅の増築部として建築されました。篠田邸は、浄明寺の旧華頂宮邸とともに鎌倉のハーフティンバースタイルの住宅を代表するもので、周囲にひときわ高くそびえる切妻屋根やブラケットの刳形、壁面の装飾、英国調の付柱などが華やかな雰囲気を醸しだしています。
- 建設年:昭和8年(1933年)
- 設計者:大林組
- 施行者:大林組
*刳形は「くりがた」と読みます。建築物、家具の部分装飾の一つ、表面を凸凹のついた曲面に刳ったものとされています。
元々とは、昭和5年(1930年)に横浜興信銀行(現横浜銀行)常務取締役であった村田繁太邸として建てられた和風住宅に、昭和8年(1933年)に増築部として洋館が作られたものです。
昭和36年(1961年)8月に、国文学者の故篠田太郎氏の所有となり現在に至っています。
昭和57年(1982年)11月、同一敷地内の和風平家から出火、和風平家は全焼、洋館も一部被災したそうです。
当初、洋館の取壊しも検討されましたが、建物に慣れ親しんできた付近住民の強い要望もあり、昭和58年(1983年)7月に創建時の姿に復旧されました。
篠田邸(旧村田邸)の車椅子・障害者対応
一般公開されていないため、車椅子の対応そのものも行われていませんが、一般道に面しているため、一般道からなら車椅子でも見ることが出来ます。
篠田邸(旧村田邸)の関連リンク
現状なし
コメント