旧三橋旅館蔵は、鎌倉市長谷にある大正から昭和初期に建てられたと考えられる木造2階建ての蔵です。
一般公開されていませんが、外観は路上から見ることが出来て、一見して綺麗だけど歴史を感じる蔵だとわかる建物です。
令和最初の鎌倉市景観重要建築物等として登録されました。
旧三橋旅館蔵 詳細とアクセス方法
- 読み方:きゅうみはしりょかんくら
- 文化財区分:鎌倉市景観重要建築物等
- 管理団体:個人
- 住所:〒248-0016 神奈川県鎌倉市長谷2-11
- TEL:-
- 見学可能時間:24時間(外観のみ路上から)
- 見学料:無料
- 定休日:なし
- 駐車場:なし
- トイレ:なし
- 売店:なし
- 車椅子対応:なし
- 公式サイト:旧三橋旅館蔵 鎌倉市
旧三橋旅館蔵へのアクセス方法・行き方
- 江ノ電「長谷駅」から徒歩約3分(約200メートル)
- 鎌倉駅(西口)から徒歩約21分(約1.7km)
- 鎌倉駅から大仏前方面行きの江ノ電バス・京急バスに乗車、「長谷観音」で下車、そこから徒歩約1分(約60メートル)
江ノ電「長谷駅」から歩いていくのがおすすめです。または鎌倉駅からバスで向かうのもおすすめです。
旧三橋旅館蔵の歴史・由緒
旧三橋旅館蔵は、長谷に所在する土蔵ですが、かつて広く外観その名を知られていた「三橋旅館」の当時から存続する遺構と考えられます。
2階建ての土蔵とその付属室である平屋建ての蔵前からなる複合建築で、街路から望む白壁が印象的な土蔵であり、地域のランドマークとなっています。
土蔵は切妻造り桟瓦葺の2階建て、大壁造、漆喰塗り建築で、南面に桟瓦葺下屋庇を設け1階の出入口を備えています。そして西面の1階および2階に窓を設け、それぞれ銅板葺の庇屋根を備え、北面2階にも同様な窓を設けています。一方、蔵前は土蔵東面に接して建つ寄棟造り、妻入、赤色釉薬桟瓦葺屋根とした平屋建ての建築で、屋内西側は土蔵2階へ向かう階段室出入口に通じています。
三橋旅館は江戸時代からあった旅館でした。明治時代には伊藤博文や福沢諭吉らも宿泊したとされています。
大正時代に入り滞在客が減り規模を縮小した跡に関東大震災で被災し廃業したとされています。ただこの蔵は三橋旅館の名前が残る数少ない史跡と言えます。
旧三橋旅館蔵の車椅子・障害者対応
一般公開されていないため、車椅子の対応そのものも行われていませんが、一般道に面しているため、一般道からなら車椅子でも見ることが出来ます。
旧三橋旅館蔵の関連リンク
現状なし
コメント