妙本寺は、鎌倉市大町に鎮座する日蓮宗のお寺です。
広い境内には四季の花が咲き、まっすぐ伸びる参道の先にある大きな二天門と呼ばれる門と祖師堂がとても印象的です。
比企一族の墓があり、鎌倉殿の13人の1人である比企能員ゆかりのお寺です。
鎌倉駅からもほど近く、鎌倉観光で立ち寄るのにも便利な場所にあります。
妙本寺 詳細とアクセス方法
- 読み方:みょうほんじ
- 住所:〒248-0007 神奈川県鎌倉市大町1-15-1
- TEL:0467-22-0777
- 御朱印:あり
- 写経:あり
- 参拝可能時間:24時間(夜は危険)
- 寺務所受付時間:9:00~17:00
- 拝観時間:9:00~17:00
- 拝観料:なし(志納)
- 駐車場:なし(檀家用はあり)
- 駐輪場:バイク・なし/自転車・なし
- トイレ:あり
- 宗派・宗旨:日蓮宗
- 本尊:三宝尊
- 山号:長興山(ちょうこうさん)
- 院号:-
- 寺号:妙本寺
- 正式名:長興山 妙本寺
- 別称:-
- 創建年:文応元年(1260年)
- 開山:日蓮聖人
- 開基: 比企能本
- 公式サイト:比企谷 妙本寺
妙本寺へのアクセス方法・行き方
- 鎌倉駅東口から徒歩約7分(約500メートル・総門まで)
鎌倉駅から歩いていくことをおすすめします。入口には幼稚園があり、平日は子どもたちが多いので車で向かう場合は注意してください。
妙本寺の拝観について
門は24時間開いているので、参拝のみなら24時間可能ですが、夜は危険です。
妙本寺の由緒・歴史
- 文暦元年(1234年):比企能員の末子 比企能本が釈迦如来像を祀るため、新釈迦堂の建立を遺言する
- 嘉禎元年(1235年):新釈迦堂が建立する
- 寛元元年(1243年):仙覚が新釈迦堂の寺住となる
- 建長5年(1253年):比企能本が日蓮に帰依する
- 文応元年(1260年):比企能本が菩提を弔うため、日蓮に屋敷を献上し法華堂を建立する。これが、妙本寺の前身となる。その後、日蓮の弟子・日朗が妙本寺を継承する
- 天保13年(1842年):天保の改革にて廃寺となった感応寺の厨子を移設する
- 平成16年(2004年):由緒寺院から霊跡寺院に昇格する
妙本寺のご本尊とご利益
- 三宝尊
妙本寺のご利益・御功徳は下記のことがよく言われています。
- 病気平癒
妙本寺の厄除け・厄年について
1月2日に蛇苦止大明神ご縁日であり正月の大祭で、場所を本堂に移し、1年間のご多幸を祈る法楽加持修法が盛大に行われます。1年間毎朝読み上げ祈願を行う「特別年間祈願」を志納1万円にて受け付けています。
妙本寺の代表的な行事・お祭・縁日
- 1月2日: 蛇苦止大明神正月大祭(年間祈祷会)
- 2月15日:釈尊涅槃会
- 3月彼岸中日:春季彼岸中日法要
- 4月8日:花祭り
- 4月13日:千部会
- 5月1日:蛇苦止大明神五月大祭
- 8月7日:盂蘭盆大施餓鬼会
- 9月1日:蛇苦止大明神九月大祭
- 9月12日:龍口法難会特別開帳
- 9月13日: 御会式
- 9月彼岸中日:秋季彼岸会中日法要
- 12月31日:除夜の鐘
- 毎月1日: 蛇苦止大明神例祭
妙本寺の文化財について
- 銅造雲版:国指定重要文化財
- 木造 妙本寺祖師堂:鎌倉市指定有形文化財
- 木造 日蓮坐像:鎌倉市指定有形文化財
- 木造 宝冠釈迦如来坐像: 鎌倉市指定有形文化財
妙本寺の車椅子対応・バリアフリー対応
特にバリアフリーで作られてはいませんが、祖師堂前までは車で行けるため、そこから車椅子で祖師堂及び本堂前までは行くことが可能です。
妙本寺の御朱印と札所
妙本寺は札所にはなっていません。
御朱印が1種類あり、御首題もあります。ともに寺務所でいただけます。
納経代は各300円となっています。
妙本寺の訪問・参拝・縁日レポート
妙本寺へ訪れた時の参拝レポートや妙本寺に関する詳細です。
妙本寺の関連リンク
妙本寺の墓地について
境内にわずかですが墓地はあるものの、区画数は多くなく一般墓の募集はほとんど行われていません。
永代供養墓「永縁廟」の募集は随時行われています。
妙本寺のフォトギャラリー
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