妙法寺は、鎌倉市大町に鎮座する日蓮宗のお寺です。
日蓮が鎌倉に来て布教を行うために建てた草庵が元になったと言われています。
境内にある石段(石の階段)は苔で覆われ「苔の寺」「苔寺」とも言われおり、また鎌倉の海・由比ヶ浜を一望出来る絶景スポットもあります。
*妙法寺は鎌倉市内にもう1ヶ所あり、ともに日蓮宗ですが関係はありません。
妙法寺 詳細とアクセス方法
- 読み方:みょうほうじ
- 住所:〒248-0007 神奈川県鎌倉市大町4-7-4
- TEL:0467-22-5813
- 御朱印:あり
- 写経:なし
- 参拝可能時間:9:30~16:30
- 寺務所受付時間:9:30~16:30
- 拝観時間:9:30~16:30(拝観出来ない時期もあり)
- 拝観料:中学生以上300円 / 小学生200円
- 駐車場:なし
- 駐輪場:バイク・なし/自転車・なし
- トイレ:あり
- 宗派・宗旨:日蓮宗
- 本尊:一塔両尊四師
- 山号: 楞厳山(りょうごんざん)
- 院号:-
- 寺号:妙法寺
- 正式名:楞厳山 妙法寺
- 別称:松葉ヶ谷 妙法寺・苔の寺・苔寺
- 創建年:伝・建長5年(1253年)/実質的な創建は延文2年(1357年)
- 開山:日蓮 / 実質的な開山は日叡
- 開基:-
- 公式サイト:松葉谷妙法寺(Facebook)
妙法寺へのアクセス方法・行き方
- 鎌倉駅から京急バス「鎌30・31」系統に乗車、「名越」バス停下車、徒歩約5分(約350メートル)
- 鎌倉駅(東口)から徒歩約16分(約1.3km)
駐車場が無いため公共交通機関で向かうのがおすすめです。
妙法寺の拝観について
妙法寺は時期によって拝観出来る曜日が異なります。
- 7~9月:土・日・祝のみ拝観可
- 12~3月:土・日・祝のみ拝観可
上記の期間は平日は拝観出来ません。
- 4~6月:拝観の曜日制限なし
- 10~11月:拝観の曜日制限なし
間違えて平日に拝観出来ない日に行くことが無いようにして下さい。
なお近くの安国論寺は月曜日が拝観出来ないので、合わせて拝観する時は注意して下さい。
妙法寺の由緒・歴史
- 建長5年(1253年):伝承では、日蓮が安房より移り住んだ松葉ヶ谷に草庵を建てたことが創建になったとされている
- 文応元年(1260年):草庵が焼き打ちされる(松葉ヶ谷法難という)。その後に本圀(国)寺が建てられるが、室町時代になり京都へ移される
- 延文2年(1357年):日叡が父(護良親王)の霊を弔うため、寺を再興したのが妙法寺の始まりとなる
建長5年(1253年)に日蓮が住んだ草庵というのは、妙法寺の他に近くの安国論寺・長勝寺があり、この近隣に住んでいたとは思われますが、どこに住んでいたのかははっきりしていないことになります。
妙法寺のご本尊とご利益
- 一塔両尊四師
あまり聞き慣れない御本尊ですが、日蓮宗では一般的です。
妙法寺のご利益・御功徳は、厄除け・子育て・必勝祈願と言われています。
妙法寺の厄除け・厄年について
5月5日の清正公祭で行われます。それ以外の厄除けについては確認中です。
妙法寺の代表的な行事・お祭・縁日
- 5月5日:清正公祭
妙法寺の文化財について
- 木造 妙法寺表門:鎌倉市指定有形文化財
- 板絵著色金彩 本堂障壁画::鎌倉市指定有形文化財
妙法寺の車椅子対応・バリアフリー対応
本堂の前までは車椅子でも行くことは出来ますが、人気の苔の石段や護良親王の墓などには、車椅子では行くことが出来ません。
妙法寺の御朱印と札所
札所にはなっていません。
御朱印1種類と御首題1種類があります。また年に1度の清正公祭(5月5日)では限定御朱印が出ることがあります。
納経代は各300円となっています。
時期によっては書置きしか無い場合もあります。
妙法寺の訪問・参拝・縁日レポート
妙法寺へ訪れた時の参拝レポートや妙法寺に関する詳細です。
妙法寺の関連リンク
妙法寺の墓地について
一般募集を受け付けています。ただし区画数は多くありません。
詳しくは直接、妙法寺にお問い合わせください。
妙法寺のフォトギャラリー
*パソコンならクリックで拡大
コメント