高井真哉君之碑は、大正時代に鎌倉町青年団小町支部によって建てられた石碑です。
他の鎌倉町青年団(青年会)が建てたものは史跡に関する石碑ですが、この石碑のみ史跡とは異なることが記されています。
非常にわかりにくい場所にある石碑です。
高井真哉君之碑 詳細とアクセス方法
- 読み方:たかいまさなおくんのひ(恐らく)
- 文化財区分:なし(旧跡碑)
- 住所:〒248-0007 神奈川県鎌倉市大町3-2
- 建立:1925年(大正14年)9月
- TEL:-
- 見学可能時間:24時間
- 見学料:無料
- 定休日:なし
- 駐車場:なし
高井真哉君之碑へのアクセス方法・行き方
- 鎌倉駅(東口)から徒歩約12分(約950メートル)
- 鎌倉駅から京急バス「鎌30・31」系統に乗車、「大町四ツ角」もしくは「名越」下車、徒歩約3分
安養院の脇の小路を入っていき、安養院の墓地の手前にひっそりと建っています。
高井真哉君之碑の写真と碑文と意味
かすれてほとんど文字は見えないので「鎌倉淡青会」のデータから転載させていただきます。
維時大正十二年九月一日稀有ノ大地震我ガ関東地方ヲ襲フヤ当地亦其ノ惨禍ヲ蒙ムルコト甚ダシ高井真哉君ハ時恰モ本町青年団小町支部長ノ職ニ在リシガ偶々家屋ノ倒潰ニ遭ヒ加フル猛火ニ包マレ一家ヲ挙ゲテ震災ノ犠牲トナル嗚呼何等ノ悲惨事ゾヤ
顧ニ君人トナリ謹厳ニシテ労役ヲ厭ハズヨク我ガ青年ノ指導ニ盡粋シ衆人畏敬ノ的トナル宜ベナル哉其ノ実績ノ益々光輝ヲ放ツコトヤ吾人ハ今ヤ君ガ災害ノ跡ヲ見転タ哀惜ノ情ニ堪ヘズ茲ニ碑ヲ建テ以テ永ク記念トスルモノナリ
鎌倉の石碑をめぐる(PDF)
chatGPT訳(GPT-4)
大正12年の9月1日、珍しい大地震が我々の関東地方を襲い、この地もまたその惨禍を受けた。高井真哉君はその時、たまたま本町青年団小町支部長の職にありながら、偶然にも家屋の倒壊に遭い、さらに猛火に包まれ、一家を挙げて震災の犠牲となった。ああ、何という悲惨な事態だろう。
それにしても、君は人間らしく、真面目に労役を厭わず、我々の青年の指導に尽力し、人々から尊敬の的となっていた。その功績はさらに輝きを放つだろう。我々は今、君の災害の跡を見て、哀悼の情に堪えず、ここに碑を建てて永遠に記念するものである。
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