畠山重保墓塔(石造宝篋印塔 明徳四年銘)は、鎌倉市由比ガ浜にある14世紀後半に建立されたと思われる墓塔です。
鶴岡八幡宮の一の鳥居の横に畠山重保邸阯碑や庚申塚とともに建っています。
普通に道にある石碑ですが、鎌倉市指定有形文化財となっています。
畠山重保墓塔(石造宝篋印塔 明徳四年銘)詳細とアクセス方法
- 読み方:はたけやましげやすぼとう(せきぞう ほうきょういんとう めいとくよねんめい)
- 文化財区分:鎌倉市指定有形文化財
- 管理団体:神奈川県
- 住所:〒248-0014 神奈川県鎌倉市由比ガ浜2-14
- TEL:-
- 見学可能時間:24時間
- 見学料:無料
- 定休日:なし
- 駐車場:なし
- トイレ:なし
- 売店:なし
- 車椅子対応:なし(ただし通常の道なので見学可能)
- 公式サイト:なし
畠山重保墓塔(石造宝篋印塔 明徳四年銘)へのアクセス方法・行き方
- 鎌倉駅東口から徒歩約9分(約700メートル)
- 江ノ電「和田塚駅」から徒歩約5分(約400メートル)
鎌倉駅から歩いていくのがおすすめです。和田塚駅からだと非常に細い道を歩くため、わかりにくくなっています。
畠山重保墓塔(石造宝篋印塔 明徳四年銘)の歴史・由緒
高さ3.4mを超える、市内でも大型の宝篋印塔で、鎌倉幕府御家人、畠山六郎重保墓塔と伝えられます。塔の基礎には『明徳第四 癸酉霜月三 日大願主 比丘道友』と刻銘があり、作風からも明徳四年(1393年)造立と見られます。同じく14世紀後半に造立された市内の宝篋印塔としては、文和五年(1356年)銘の通称(泣塔)(寺分所在)も有名です。
畠山重保が亡くなったのは1205年のことですから200年近く後に建てられたことになります。
畠山重保については下記記事をご覧ください。
畠山重保墓塔(石造宝篋印塔 明徳四年銘)の車椅子・障害者対応
特に車椅子対応しているという訳ではありませんが、普通の道に面してあるため、車椅子でも普通に見ることは可能ですが、やや坂道になっているため、手押しの車椅子だと少し大変かもしれません。
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