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初夏の東勝寺跡・北条高時腹切りやぐら に行ってきた

北条高時腹切りやぐら 史跡訪問レポート

6月の初旬、鎌倉の中でも有名な心霊スポットと言われる東勝寺跡と北条高時腹切りやぐらに行ってきました。

もちろん夜は怖くていけないので、昼間ですが昼間でも不気味さを感じ取れる場所でした。実際どんな雰囲気だったのか写真を添えてお伝えします。

東勝寺跡から腹切やぐらまで

東勝寺跡

東勝寺跡は、国指定史跡となってはいるものの、ほとんどの場所は立ち入り禁止となっていて、フェンスが張られ、説明板のみが建っている状態です。

説明板が無ければ、「私有地につき立入禁止」となっている、そんな感じの場所です。

駐車場はなく1台がどうにか通れる道幅しか無いので車で行くのは無理ですが、自転車やバイクならどうにか停められるくらいのスペースはあります。ただ自転車やバイクで行って駐輪するのなら自己責任でお願いします。

北条高時腹切りやぐら

東勝寺跡の説明板の奥と見ると砂利道で奥に階段が見え、ハイキングコースの案内板が設置されています。

祇園山ハイキングコース 案内板

祇園山ハイキングコースは2019年の台風15号・19号の影響による2021年6月現在の今でも通行禁止となっています。

祇園山ハイキングコース 全面通行止め

2年も通行止めになっていると、修繕するお金が鎌倉市に無いのかな?と勘ぐってしまいます。

「腹切やぐら碑」から実際の「腹切やぐら」まで

祇園山ハイキングコースと石碑

ハイキングコースは立ち入り禁止ですが、その手前に「腹切やぐら」の碑と東勝寺旧跡碑があります。

北条高時腹切りやぐら

「腹切やぐら」碑をよく見てください。

北条高時腹切りやぐら

下の部分です。

北条高時腹切りやぐら

「霊処浄域につき参拝以外の立入禁 宝戒寺」と書かれています。

この場所で落ち武者の幽霊を見た、誰かに後をつけられた等の怪奇現象は検索すればかなり出てきますが、宝戒寺のような有名なお寺が書いていると幽霊が出るという真実味が強くなってきますね。

この碑の前にシダ等の草で見えにくくはなっているものの山道のような道があります。

腹切やぐらまでの小路

怖いですが、奥へ進んでいきました。

北条高時腹切りやぐら

洞穴の前に木で出来た塔があり、その横「危険 立入禁止」と書かれた注意書きが立てられています。

北条高時腹切りやぐら

近くまで行って中を見てみると、8畳から10畳くらいの広さのやぐら(洞穴状の墓地)があるのがわかります。

北条高時腹切りやぐら

お墓のように石が積まれていて、その奥に卒塔婆(そとば / そとうば)がいくつも立てられています。

北条高時腹切りやぐら

お花は生けられており、枯れていないことからまだ生けられてそれほど時間が経っていないことがわかります。

訪れたのは、午前中11時、まだまだ日の高い明るい時間ですが、この周りは薄暗く、何か不気味な感じがしました。

手を合わせてお参りをしてこの場を後にしました。

腹切やぐらの前

引き返す時、前日が雨で地面が濡れており、滑りそうになりました。

早く立ち去りたいけど、転んで怪我でもしたら、大変だと思い、怖いながらもゆっくりと進んで無事に帰宅出来ました。

北条高時腹切やぐらに行く場合は注意を

ネットで「北条高時腹切やぐら」で検索すると、まったく現地の写真が1枚も無い、行ったことが無い人が書いている記事が出てきます。

そこには面白おかしく、書かれているだけで、Googleは仕事しろよ!と思うのの、実際に訪れた感想は、昼間でも怖い場所、出来ればもう行きたくない場所だと感じました。

東勝寺旧跡碑

鎌倉には「やぐら」が数多くありますし、他にも心霊スポットはありますが、たしかにここは長く居てはいけない場所のように感じます。

管理人は少しだけ霊感がありますが、僅かな霊感がここに長居してはいけないという警鐘を鳴らしていました。

この日は25度くらいの気温があったものの、この場だけ寒く感じました。

とは言え、こういうことを聞いたり読んでしまうと行きたくなるものですが、出来れば2人以上で、家に入る時は事前に塩でお祓いをするために塩を持って出かけるのがおすすめです。

私も家に入る前に妻に塩を持ってきてもらって、全身にかけてから家に入りました。

以上、初夏の東勝寺跡・北条高時腹切りやぐら に行ってきた参拝レポートでした。

  • 住所:〒248-0006 神奈川県鎌倉市小町3-10-1
  • TEL:0467-61-3857(鎌倉市文化財課)
  • 見学可能時間:24時間(夜は非常に危険)
  • 見学料:無料
  • 定休日:なし

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