安国論寺は、鎌倉市大町に鎮座する日蓮宗のお寺です。
日蓮が鎌倉に来て布教を行うために建てた草庵が元になったと言われています。
境内の半分は山で、ぐるっと1周出来るハイキングコースのようになっており、自然の中を散策しているように思える参拝コースがあります。
富士見台と呼ばれる場所からは晴れていれば鎌倉の街並みと海、そして富士山を見ることが出来ます。
安国論寺 詳細とアクセス方法
- 読み方:あんこくろんじ
- 住所:〒248-0007 神奈川県鎌倉市大町4-4-18
- TEL:0467-22-4825
- 御朱印:あり
- 写経:なし
- 参拝可能時間:9:00~16:30
- 寺務所受付時間:9:00~16:30
- 拝観時間:9:00~16:30
- 閉門日(休業日):月曜日(祝日・お彼岸期間は開門)
- 拝観料:100円
- 駐車場:なし
- 駐輪場:バイク・なし/自転車・なし
- トイレ:あり(わかりにくい場所にあり)
- 宗派・宗旨:日蓮宗
- 本尊:久遠実成本師釈迦牟尼仏
- 山号:妙法華経山(みょうほけきょうざん)
- 院号:-
- 寺号:安国論寺
- 正式名:妙法華経山 安国論寺
- 別称:松葉ヶ谷霊跡 安国論寺
- 創建年:建長5年(1253年)
- 開山:日蓮
- 開基:-
- 公式サイト:安国論寺
安国論寺へのアクセス方法・行き方
- 鎌倉駅から京急バス「鎌30・31」系統に乗車、「長勝寺」バス停下車、徒歩約3分
- 鎌倉駅(東口)から徒歩約15分(約1.2km)
駐車場が無いため公共交通機関で向かうのがおすすめです。
安国論寺の拝観について
鎌倉では珍しく曜日による拝観休止日があります。毎週月曜日が拝観出来ません。
ただし祝日やお彼岸期間(春分・秋分の日の前後3日間・合計1週間)は拝観出来ます。
安国論寺の由緒・歴史
- 建長5年(1253年):伝承では、日蓮が安房より移り住んだ松葉ヶ谷に草庵を建てたことが創建になったとされている
- 文応元年(1260年):草庵が焼き打ちされる(松葉ヶ谷法難という)
建長5年(1253年)に日蓮が住んだ草庵というのは、安国論寺の他に近くの妙法寺・長勝寺があり、この近隣に住んでいたとは思われますが、どこに住んでいたのかははっきりしていないことになります。
安国論寺のご本尊とご利益
- 久遠実成本師釈迦牟尼仏
日蓮宗にとって一般的な御本尊です。
妙法寺のご利益・御功徳は、厄除け・子育て・安産と言われています。
安国論寺の厄除け・厄年について
厄除けを行っています。ただし住職が不在の時もあるため、事前予約が必要です。
安国論寺の代表的な行事・お祭・縁日
- 1月:修正会
- 1月:新春祈願祭
- 2月:大黒天大祭
- 3月春分の日:春季彼岸法要
- 4月:花祭り
- 7月:お盆施餓鬼法要
- 9月春分の日:秋季彼岸法要
- 9月:松葉ケ谷法難会並びに御会式
- 12月31日:除夜の鐘
安国論寺の文化財について
- 紙本著色 日蓮上人松葉谷行状図:鎌倉市指定有形文化財
- 紙本著色 日蓮聖人註画讃:鎌倉市指定有形文化財
- 安国論寺遺跡出土の埋納品:鎌倉市指定有形文化財
安国論寺の車椅子対応・バリアフリー対応
入口が階段のため車椅子には対応していません。なお法事等でホール(観音堂)を使う場合は、観音堂までは車椅子でも裏口から行くことは可能です。
安国論寺の御朱印と札所
- 東国花の寺 百ヶ寺 鎌倉三番
通常の御朱印1種類と御首題1種類があります。東国花の寺の御朱印は一般の御朱印とほぼ同じで「東国花の寺 百ヶ寺」の印があるか無いかの違いだけです。
納経代は各300円となっています。もしくはお気持ちでと言われることもあります。
御朱印はいつでもいただけますが(書置きがある)、御首題は住職が不在の時にはいただけません。御首題も必ずいただきたい時は事前に電話で確認されることをおすすめします。
安国論寺の訪問・参拝・縁日レポート
安国論寺へ訪れた時の参拝レポートや安国論寺に関する詳細です。
安国論寺の関連リンク
安国論寺の墓地について
一般募集を受け付けています。ただし区画数は多くありません。
詳しくは直接、妙法寺にお問い合わせください。
安国論寺のフォトギャラリー
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