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法源寺の境内の様子と見どころ

法源寺 本堂 寺院訪問・参拝レポート

龍口寺輪番八ヶ寺(片瀬八ヶ寺)の1つである法源寺へ参拝に行ってきました。

鎌倉市内のお寺ですが、最寄り駅は江ノ島駅になっており藤沢市片瀬に近いところにあります。

実際に訪れて撮影した写真を添えて境内の様子や見どころを紹介します。

法源寺の参道の坂道とぼたもち寺の伝承

法源寺への参道

龍口寺から歩いてくると法源寺の寺号標が見えてきます。

法源寺

立派な寺号標なので見落とすことはありません。

法源寺 通称のぼたもち寺

法源寺の寺号標

石塔の左右には「ぼたもち寺」と「法源寺」と刻まれています。

法源寺は別名「ぼたもち寺」と言われています。

ぼたもち寺と呼ばれる理由は、龍ノ口法難の折り桟敷尼が、処刑場に引かれていく日蓮にぼたもちを献上したところ、このぼたもちのおかげで、日蓮を助ける奇蹟がおこったという伝承からです。

同じ伝承を持つお寺が大町にある「常栄寺」です。常栄寺は桟敷尼の夫が元々常栄寺のあった場所に住んでいたことからで、法源寺は桟敷尼の実家の菩提寺だったことから、その伝承があります。

法源寺の稲荷堂(経一稲荷)

法源寺

法源寺への参道の坂道を上っていくと最初に見えるのは稲荷堂です。

法源寺

経一稲荷が祀られていると言われています。経一稲荷は、龍口寺の大檀越である島村家に安置されていた地元の八体の守護神の一つです。

龍口寺には経八稲荷が祀られ、龍口明神社には末社として経六稲荷が祀られています。

法源寺 稲荷堂の扁額

扁額には経一殿と記されています。

この稲荷堂が法源寺最初の見どころです。

法源寺の本堂

法源寺

稲荷堂とは90度角度を変えて建っているのが法源寺の本堂です。法源寺2つ目の見どころです。

法源寺 本堂

特に目立つ装飾はありません。

法源寺

賽銭箱には井桁に橘の日蓮宗の宗紋が描かれています。

法源寺 扁額

扁額には右から左への横書きで「法源寺」と記されています。

法源寺 天水盤

法源寺 天水盤

本堂の左右に配置された天水盤にも日蓮宗の宗紋が記されています。

法源寺 庫裡への門

本堂と稲荷堂の間に庫裡(寺務所)への門があります。御主題は本来この先の庫裡(寺務所)でいただきますが、2021年は御主題を停止していました。

法源寺の水子地蔵と人まねき庚申塔

法源寺の水子地蔵

本堂の脇の道に進むと墓地エリアに向かいますが、途中にお地蔵様が建っています。水子地蔵で、法源寺3つ目の見どころです。

法源寺の水子地蔵

赤子を抱いている水子地蔵です。

法源寺の水子地蔵

水子地蔵の横には、小さな仏像がいくつも並べられていました。

法源寺

少し進むと墓地エリアになりますが、最初に仏像が上に置かれた台座があります。

法源寺の庚申塔
台座の横には庚申塔がいくつか建っています。一番古いものだと寛文7年(1667年)の銘があるそうです。この一番古い庚申塔は「人まねき庚申塔」と言われているそうです。

法源寺の墓地からの眺め

法源寺 墓地からの眺め

墓地からは腰越海岸の海が見えます。ここからの風景が法源寺4つ目の見どころです。

法源寺の墓地からの眺め

少し角度を変えてみると小動岬が見えます。

法源寺へ行こう

法源寺 本堂

小さなお寺で目立つ見どころもありません。ただ龍口寺輪番八ヶ寺(片瀬八ヶ寺)のお寺巡りの際に立ち寄ってみてはいかがでしょうか?

もしくは新型ウイルスが収束するまでは御朱印・御首題は停止しているようなので、収束した際に訪れてみるのも良いかもしれません。

以上、法源寺の境内の様子と見どころについてでした。

  • 住所:〒248-0033 神奈川県鎌倉市腰越5-1-17
  • TEL:0467-31-3951
  • 御朱印:御首題あり
  • 写経:なし
  • 参拝可能時間:24時間
  • 寺務所受付時間:概ね9:00~16:00
  • 拝観時間:24時間

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