東御門碑は、大正時代に青年団によって建てられた史跡碑・旧跡碑です。
荏柄天神社と白旗神社の間にあります。
ふと歴史的な価値あるものかな?と気になって見てしまうかもしれませんが、ここに鎌倉幕府(大蔵幕府)の東門があったことから設置された石碑です。
東御門碑 詳細とアクセス方法
- 読み方:ひがしみかどひ
- 文化財区分:なし(旧跡碑)
- 住所:〒248-0004 神奈川県鎌倉市西御門2-8-10あたり
- 建立:1926年(大正15年)3月
- TEL:なし
- 見学可能時間:24時間
- 見学料:無料
- 定休日:なし
- 駐車場:なし
東御門碑へのアクセス方法・行き方
- 鎌倉駅より徒歩約20分(約1.6km)
- 鎌倉駅から京急バス「鎌20」系統に乗車、「天神前」下車・徒歩約2分(約160メートル)
- 鶴岡八幡宮「馬場元(東側鳥居)」から徒歩約9分(約700メートル)
駐車場が無いため公共交通機関で向かうことをおすすめします。
鎌倉駅からは若干遠いですが、鶴岡八幡宮を経由して荏柄天神社・鎌倉宮へ向かう途中にあるので、鎌倉散策なら気にならない距離です。
東御門碑の写真と碑文と意味
大蔵幕府ニ四門アリ
方位ヲ以テ名ヅク
其東ニアルモノヲ東御門ト謂フ
今転転ジテ地名トナル
法華堂ノ東方一帯ノ地即チ是ナリ
管理人訳
大蔵幕府(源頼朝時代の鎌倉幕府)には、四つの門がありました。
門の名前は、その方位をもって名付けていました。
東にあるものを東御門といい、現在は地名になっています。
法華堂の東の方向一帯の地域をいいます。
地名として残っていると書かれていますが、この旧跡碑の後ろを流れる小さな川の名前が「東御門川」、近くの小さな橋の名前が「東御門橋」となっているくらいで、住所等としては地名として残っていません。
川といっても小さな用水路的な川です。
雨が降り続くと水量も増えますが、普段は数センチの推進しか無い小さな川です。
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