いろいろな企画展が行われる北鎌倉古民家ミュージアムは紫陽花の時期になると「あじさいの小径」と題して建物の周りを1周するように紫陽花が並び、美しい紫陽花・珍しい紫陽花を鑑賞出来るようになります。
少し変わった紫陽花スポットとして、毎年訪れる人もいます。
実際の様子を写真を添えて紹介します。
北鎌倉古民家ミュージアム「あじさいの小径とあじさい展」について
北鎌倉古民家ミュージアムでは、例年5月の下旬くらいから7月の第1日曜日くらいまで「あじさいの小径とあじさい展」と開催しています。
過去の開催日時は下記の通りです。
- 2020年:6月1日(月)~7月5日(日)
- 2021年:5月22日(土)~7月5日(月)
- 2022年:5月18日(水)~7月3日(日)
合わせて館内では紫陽花に関する展示の「あじさい展」が行われています。
*2020年は新型感染症の影響で館内展示は中止
上記が北鎌倉古民家ミュージアムですが、この建物の周りをほぼ1周、いろいろな紫陽花が展示されます。
主に鉢植えが多く、紫陽花の即売会も行っています。
展示されている紫陽花の種類は実に100種類以上もあり、見たことも無い紫陽花もいくつかありました。
館内で行われる「あじさい展」は毎年展示されるものが変わりますが、古民家で見る紫陽花を象った作品は「風流」という言葉がとても似合います。
なお「あじさいの小径」が行われていますが、入館料はいつもと同じです。
北鎌倉古民家ミュージアム「あじさいの小径」の様子
明月院の紫陽花を見に行く人が平日でも絶え間なく通る線路沿いの道に北鎌倉古民家ミュージアムがあります。
入口の脇に受付があり、ここで入館料を支払い、中へと進みます。
受付を過ぎて中に入ると左側に館内の入口がありますが、あじさいの小径を歩くのなら、中には入らず直進します。
入ってすぐのところに販売用の紫陽花が置かれていますが、別のところ(あじさいの小径の終点)でも販売されているので、購入する場合でもまずは、一旦あじさいの小径を1周することをおすすめします。
鉢植えが多い「あじさいの小径」ですが、途中までは普通に植えられている紫陽花もあります。
いろいろな紫陽花があって、ついつい足をとめて眺めてしまいました。
庭が終わると、建物に沿って進みます。
ゆっくり進むと本当にいろいろな紫陽花が咲いていることがわかります。
こんなにもいろいろな紫陽花があるものなんだと感心しっぱなしです。
小径というだけあって、どうにかすれ違えるレベルの幅しか無いので、一方通行になっていますが、たまに逆からくる人もいます。
後半になるとやや小径の幅が広くなりベンチも置かれて座って紫陽花を鑑賞出来るようになっていました。
鎌倉らしく仏像が時折置かれていました。
そしてゴール地点は、ミュージアム内のミュージアムショップの前で、この辺りでも紫陽花を販売しています。
ミュージアムショップに入って、あじさいの小径は終了です。
あじさいの小径を見た後は、是非館内の展示も見てください。
館内の窓からはあじさいの小径が見えるようになっているところがあり、まるで戸の縁が、絵画の額縁のようになっていて、絵画を見ているような雰囲気にさせてくれます。
北鎌倉古民家ミュージアムの「あじさいの小径」へ行こう
土日は混雑する時もありますし、平日でも団体が来ると賑やかになることもありますが、基本的には美術館なので、話す人も少なく静かに紫陽花を楽しめます。
近くには鎌倉を代表する紫陽花の名所がいくつかありますが、どこも混雑しているので、あまり落ち着けませんが、ここなら落ち着けます。
紫陽花の時期、北鎌倉に来ることがあるのなら、是非立ち寄ってみてくださいね。
以上、北鎌倉古民家ミュージアムの「あじさいの小径」と紫陽花の様子についてでした。
- 住所:〒247-0062 神奈川県鎌倉市山ノ内392-1
- TEL:TEL:0467-25-5641
- 営業時間:10:00~16:00(季節や企画展により変動あり)
- 入場料:大人500円・中高生300円・小学生200円(企画展により変動あり)
- 定休日:不定休(展示替えと年末年始は休館となる)
コメント