北条氏常盤亭跡は、鎌倉市常盤にある国指定史跡です。
鎌倉幕府第7代執権北条政村の別邸跡などがあった場所とされています。またタチンダイと呼ばれる場所もあり、タチンダイと呼ばれることもあります。
ほとんどが草野原ですが、やぐらがあり史跡であることがわかるようになっています。
北条氏常盤亭跡 詳細とアクセス方法
- 読み方:ほうじょうしときわていあと
- 文化財区分:国指定史跡
- 管理団体:-
- 住所:〒248-0022 神奈川県鎌倉市常盤924 他
- TEL:0467-61-3857(鎌倉市文化財課)
- 見学可能時間:24時間(夜は非常に危険)
- 見学料:無料
- 定休日:なし
- 駐車場:なし
- トイレ:なし
- 売店:なし
- 車椅子対応:なし
- 公式サイト:なし
北条氏常盤亭跡へのアクセス方法・行き方
- 鎌倉駅(西口)から徒歩約20分(約1.5km)
- 鎌倉駅西口から、江ノ電バス「K1・K6」系統、もしくは東急バス「鎌51」系統に乗車、「一向堂」バス停下車、徒歩1分
駐車場が無いため公共交通機関で訪れることをおすすめします。
なおこの辺り一帯が史跡に指定されており、円久寺の裏側まで指定されています。
北条氏常盤亭跡の歴史・由緒
北条氏常盤亭跡は、鎌倉切通の一つである大仏切通の北に接する要所として、鎌倉時代に第七代執権北条政村などの北条一族の有力者が別邸をかまえていたことが、吾妻鏡などの文献により知られています。
昭和52年(1977年)の発掘調査によって建物跡が確認されてその存在が証明されたため、鎌倉時代の武 家屋敷跡をとどめる貴重な遺跡として国の史跡に指定されています。
史跡内は山や谷を切り開いてつくった平地に門柱跡や 「やぐら」 法華堂跡と伝えられてい る場所が有り、歴史的にもきわめて貴重な史跡です。
現地にある説明板には上記のように書かれています。
「タチンダイ」
北条氏常盤亭跡は、鎌倉幕府の第7代執権・北条政村を始めとする、 北条一族の有力者の別邸があった場所です。 「タチンダイ」というこの平場付近の地名は、中世居館と関わりがあることを示しています。
この平場は細長いV字型の谷を造成したもので、東西北を人工的な崖 (切岸)で囲まれています。 周辺で実施された発掘調査では、建物跡などが良好な状態で残っていることも確認されました。 また、この平場の北西隅には鎌倉時代ごろの墓所で、鎌倉周辺に多く見られる 「やぐら」とよばれる岩窟も 残されています。
タチンダイの周辺の谷戸には切岸や、土地造成が行われる前の地形なども 良好に残るなど、北条氏常盤亭跡は、鎌倉時代に政権を担当した武家の 屋敷跡と、 これを取り巻く中世からの地形をよく伝えています。
北条氏常盤亭跡の奥に入ったところにある説明板には上記のように書かれています。
北条氏常盤亭跡の車椅子・障害者対応
整備されていないため、車椅子での見学はほぼ出来ません。
北条氏常盤亭跡 訪問レポート
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