理智光寺址碑は、昭和初期に青年団によって建てられた史跡碑・旧跡碑です。
理智光寺は護良親王が墓があったとされるお寺ですが、既に廃寺となっており、理智光寺があった場所として石碑が建てられています。
すぐ前には護良親王墓があります。
理智光寺址碑 詳細とアクセス方法
- 読み方:りちこうじあとひ
- 文化財区分:なし(旧跡碑)
- 住所:〒248-0002 神奈川県鎌倉市二階堂754付近
- 建立:1932年(昭和7年)3月
- TEL:なし
- 見学可能時間:24時間
- 見学料:無料
- 定休日:なし
- 駐車場:なし
理智光寺址碑へのアクセス方法・行き方
- 鎌倉駅から徒歩約30分(約2.3km)
- 鎌倉駅から京急バス「鎌20・大塔宮 行き」に乗車、終点「大塔宮」下車・徒歩5分(約400m)
鎌倉駅から歩いていけないこともありませんが、バスがおすすめです。
理智光寺址碑の写真と碑文と意味
此所ハ願行上人ヲ開山トセシ五峯山理智知光寺ノ址ナリ
建武二年淵邉伊賀守義博ハ足利直義ノ命ヲ承ケ護良親王を伐シ奉シリガ
其御死相ニ怖レ御首ヲ傍ナル薮中ニ捨テ去リシヲ
當時ノ住僧拾ヒ取リ山上ニ埋葬シ奉リシトイフ
管理人訳
この場所は、願行上人が開山した五峯山理智知光寺の跡です。
建武二年(1335年)に淵辺義博(ふちのべよしひろ)は、足利直義(なおよし)の命令で、護良親王を殺害しましたが、その死に顔の怖れ、 首をかたわらの藪中に捨ててしまいました。
それを当時の住職が拾い、山の上に埋葬したと言うことです。
この言い伝えがあるため、護良親王の墓は首塚という人もいます。
道を挟んで反対側には護良親王墓があります。
理智光寺址碑付近の観光スポット
鎌倉宮や瑞泉寺に訪れた時に立ち寄ってみるのがおすすめです。
理智光寺跡 備考 紫陽花の穴場スポット
6月中旬くらいになると理智光寺址碑の辺りは紫陽花が咲き誇り、紫陽花の穴場スポットになっています。
60平方メートルくらいの狭い場所ですが、数種類の紫陽花が咲き誇ります。
ガクアジサイ系の変わった紫陽花から、一般的な本紫陽花まで咲いています。
ダンスパーティーという品種の紫陽花
6月中旬頃が見頃になっているので、近くに訪れた時は立ち寄ってみてはいかがでしょうか?
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