薬王寺の10の見どころと境内の様子

薬王寺 寺院訪問・参拝レポート

扇ガ谷にある薬王寺へ参拝に行ってきました。

これから薬王寺に行こうかな?と考えていて、見どころはどこだろう?境内の様子はどうなの?という方に薬王寺の10の見どころや境内の様子をお伝えします。

薬王寺の入口から境内までの坂道

薬王寺

北鎌倉からであれば亀ヶ谷坂切通を抜けて3分ほど歩いてくると薬王寺の入口にさしかかります。

薬王寺への坂

ゆるく見えますが、結構急な坂道を上って薬王寺への境内へと進みます。

薬王寺の鐘楼

坂がまもなく終わる頃、右手に薬王寺の鐘楼が見えてきます。

薬王寺

そして薬王寺の入口に到着です。

体力不足だとここまでで息があがっているかも。

薬王寺の本堂と本堂前の見どころ

薬王寺

薬王寺の境内に入ると最初に目に止まるのが目の前の本堂だと思いますが、右側を見てください。

駿河大納言 徳川忠長公 供養塔

駿河大納言 徳川忠長公 供養塔

1つ目の見どころとなるのが境内に入ってすぐ右側にある「駿河大納言 徳川忠長公 供養塔」です。

駿河大納言 徳川忠長公 供養塔 説明板

駿河大納言 徳川忠長公(三代目将軍 徳川家光公 弟)は、粗暴な性格を理由に高崎に幽閉されたのち、28歳で自刃させられ所領も没収された。
悲歎やるかたない奥方 松孝院殿(織田信長 次男 信雄の息女)は、時の当山三世恵眼院日珖上人に懇願し、悲惨な最期を遂げた夫君忠長公の供養を法華経により営み追善供養のために当供養塔を建立した

横に置かれている説明板には上記のように書かれています。

このことから徳川家との縁が出来て寺紋は三つ葉葵になっています。

薬王寺の鐘楼と梵鐘

薬王寺の鐘楼

入口から入って左側にある鐘楼が2つ目の見どころです。特に歴史がある梵鐘ではありませんが、間近に見られます。

さしのべさん(毒消し薬王菩薩)と叶水(かのうすい)と祈珠之塚

さしのべさん(毒消し薬王菩薩)と叶水(かのうすい)と祈珠之塚

本堂の左前に石塔と石仏、そして水が出ているところがあります。

祈珠之塚

あ石塔の上に丸い石が載ったのが祈珠之塚です。念珠を供養するために作られたものです。あまり見かけないものです。

さしのべさん(毒消し薬王菩薩)

祈珠之塚の後ろにあるのが、さしのべさん(毒消し薬王菩薩)です。

長くさしのべた右手・・・苦悩する人々を抱きしめ救済しようとされるお姿
つま先を立てた左足・・・すぐにでも傍に駆けつけ寄り添おうとされるお姿
お姿の通り薬壷を持たれるさしのべさんは、皆様の悩みや苦しみを引き受けて下さる菩薩様です。
【縁起】
徳川家・蒲生家とゆかりの深かった当山は元禄時代、三代将軍徳川家光公の弟、駿河大納言徳川忠長公の奥方の寄進により三千坪の敷地を擁し、一般民衆が参詣できない格式の高いお寺でしたが、当時その一隅に誰もがお参りで きる、手を長く伸ばし足をつま先立て薬壷を持った、毒消し薬王菩薩様がおわしまし、「さしのべさん」と呼ばれて一般民衆の信仰を集め、一説には 「薬王寺」という寺名の縁起となったとも言い伝えられています。
薬王菩薩は、法華経に登場される菩薩様で、法華経を聞き得た恩に報いるた め、自身の身を焼き、更にのち自身の両ひじを燃やす苦行をし、法華経の行者の守護を誓われた民衆救済の菩薩様です。

上記のように説明されています。

叶水(かのうすい)

さしのべさんの隣にはつくばいがあり、水が注がれていますが、これは湧き水で叶水(かのうすい)という名前です。

飲用では無いそうです。

仏教では、悲願成就の第一は罪障消滅と言われています。その罪障消滅は懺悔(反省)によって叶うと言われます。皆様の悩みや願いを(きかのう『鬼 叶う』)紙にしたため、日頃の反省とともにさしのべさんの手に触れ合わせたあと叶水にお納めください。
過去に犯してしまった罪障や気付かぬうちに犯してしまっている罪障をこの 聖水で洗い流すことから、悲願成就の道が開けるのです。
【縁起】
その昔、当山は夜光寺と呼ばれており、毎夜、裏山に光を放つ箇所があったことから、山からの湧き水は霊験あらたかと評判になり、民衆が挙って汲み に来たとの言い伝えがあります

上記のように説明されています。

このさしのべさん(毒消し薬王菩薩)と叶水(かのうすい)と祈珠之塚、3つが3つ目の見どころです。

薬王寺の本堂

薬王寺

4つ目の見どころになるのが本堂です。

薬王寺の本堂で見て欲しいところは、まずは屋根です。

薬王寺の屋根の鐙瓦の唐獅子

薬王寺の屋根の鐙瓦の唐獅子

屋根の左右に鐙瓦として唐獅子が取り付けられています。

 

薬王寺の屋根の鐙瓦の牡丹

薬王寺の屋根の鐙瓦の牡丹

唐獅子の少し上に左右とも牡丹の鐙瓦があります。唐獅子と牡丹、唐獅子牡丹となっています。

薬王寺の屋根に日蓮宗の宗紋

屋根の一番上を見ると井桁に橘の日蓮宗の宗紋が取り付けられています。

薬王寺の本堂の扁額

本堂の入口となる上には大乗山と描かれた扁額がかかっています。

薬王寺の本堂後ろの墓地エリア

薬王寺の本堂後ろの墓地エリア

薬王寺の本堂の後ろには墓地がありますが、本堂の左側にある階段で上がっていきます。

この墓地のエリアにも見どころがいくつかあります。

動物供養納骨墓「一蓮観音廟」

動物供養納骨墓「一蓮観音廟」

階段を上り始めてすぐに左側に観音像があります。これは動物供養納骨墓「一蓮観音廟」というものです。

いわゆる動物の供養塔です。

動物供養納骨墓「一蓮観音廟」

動物供養納骨墓「一蓮観音廟」

献花台の後ろには可愛らしい犬の像が置かれていました。

ここが5つ目の見どころです。

薬王寺 観音堂

薬王寺 観音堂

階段を上りきるとあるのが観音堂です。

薬王寺 観音堂の観音様

中には観音様が安置されています。

ここが6つ目の見どころです。

薬王寺の稲荷堂

薬王寺 稲荷堂

観音堂の左側に更に上に上がれるようになっており、その突き当りの崖面に稲荷堂があります。

薬王寺 稲荷堂

中には小祠があり何かを安置している箱、そして陶器製のお狐様がおかれています。

小祠は岩を削って安置されています。

ここが薬王寺7つ目の見どころです。

宝篋印塔・松山城主蒲生忠知公の奥方と息女のお墓

薬王寺

観音堂から右側に少し行くと大きな宝篋印塔が2つあります。

これは四国の松山城主・蒲生忠知公の奥方と息女のお墓です。

これが薬王寺8つ目の見どころです。

境内から見える海

宝篋印塔から更に墓地エリアの奥に進むと海が遠くに見えるようになってきます。

薬王寺から見る海

海まで少し遠いですが、海が見えるというのが鎌倉らしいですよね。

薬王寺

逗子マリーナ(小坪)方面の海が主に見えます。

ここが薬王寺9つ目の見どころです。

薬王寺の新墓苑のやぐら

墓地エリアから戻ってきて鐘楼の隣にある新墓苑エリアのやぐらが薬王寺の見どころ10個目です。

薬王寺 新墓苑

鎌倉のお寺でやぐらがあるのは珍しくはありませんが、新しい形態の墓地にして使っているのは珍しいです。

薬王寺 新墓苑の仏像

やぐらの中に入る仏像、少しシュールな気もします。

薬王寺へ行こう

薬王寺

薬王寺は観光で訪れるようなお寺ではありませんし、大きな寺院でもありませんが、見どころもあり、鎌倉らしいやぐらもあります。

扇ガ谷には浄光明寺や海蔵寺、英勝寺といった人気のお寺もありますが、ぜひ海蔵寺にも立ち寄ってくださいね。

以上、薬王寺の10の見どころと境内の様子でした。

  • 住所:〒248-0011 神奈川県鎌倉市扇ガ谷3-5-1
  • TEL:0467-22-3749
  • 御朱印:あり
  • 写経:確認中
  • 参拝可能時間:24時間
  • 寺務所受付時間:概ね9:00~17:00
  • 拝観時間:24時間

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