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10月の貞宗寺に参拝にいって、歴代の徳川家将軍の位牌を見せたいただいた

貞宗寺の秋桜 寺院訪問・参拝レポート

鎌倉市植木の住宅街に鎮座する貞宗寺に10月の中旬、参拝へ行ってきました。

事前に調べたところ御朱印もあるということで御朱印をいただこうとしたら、御住職にいろいろと面白いお話を聞かせていただき、更に寺宝とされる歴代徳川家将軍の位牌まで見せていただきました。

聞かせていただいたお話と、10月の境内の様子を写真を添えて紹介します。

10月の貞宗寺の様子

貞宗寺

大船のコーナンモールから歩くこと4~5分、鎌倉市植木の住宅街にある貞宗寺に到着しました。

1923年の関東大震災が発生する前までは山門もあったそうですが、現在は石柱のみが入口とわかるように建っていました。

貞宗寺

門を入ってすぐ左側には地蔵堂が置かれていました。

貞宗寺

地蔵堂から更に左側を見ると御堂が見えます。

貞宗寺 御霊屋

扁額には「御霊屋」と書かれています。この中にはこのお寺の名前にもなっている貞宗院の墓と伝わる宝篋印塔が建てられています。

貞宗院は、江戸幕府2代将軍であった徳川秀忠の祖母です。

そのため扁額の下には寺紋にもなっている徳川家の家紋と同じ三葉葵が刻まれています。

貞宗寺の境内

入口に戻り坂道を上っていきます。

貞宗寺の客殿

途中「客殿」と書かれた建物があります。平成になってから建てられたそうで、元々は檀家寺(一般的なお寺)ではなかった貞宗寺では、葬儀等で集まるホールが無かったために作ったそうです。

貞宗寺

そして貞宗寺の本堂が見えてきます。

貞宗寺の寺務所

本堂にくっついて庫裡(寺務所)があります。

貞宗寺の秋桜

庫裡の前から本堂の間まで、10月の中旬くらいまでは秋桜が咲き乱れています。

貞宗寺の秋桜

お寺と秋桜って、妙に合うと思いませんか?

貞宗寺の瓦

面白いのが庫裡等の屋根の瓦部分です。玉を円で囲んだマークが刻まれています。

貞宗寺

本堂の左側から上に上れるようになっており、入っていくと竹林があります。

貞宗寺

竹林の中には石碑があるのですが、風化して文字がほとんど見えません。

貞宗寺第16代住職であった萩原雲来上人の碑とのことです。

それほど広い境内ではありませんが、秋桜が見れたり竹林が見れたりと落ち着きがあり趣のあるお寺でした。

貞宗寺の徳川家歴代将軍の位牌を見せていただく

貞宗寺

御朱印をいただこうと思い庫裡(寺務所兼自宅)を訪ねると御住職は今お墓の方にいるので、お墓の方に言って聞いてくださいとのことで、お墓に向かうと住職らしき年配の男性が歩いてきたので、声をかけると御住職とのことで、御朱印をお願いをしました。

庫裡まで一緒に来て、外で待っていると本堂の戸が開き、中に入って待っていてくださいということで、本堂の中へ。

きちんと墨をすり、御朱印を書いていただいた後に本堂内を案内してくれました。

そして滅多に人には見せないという貞宗寺に伝わる徳川家歴代将軍の位牌を見せていただきました。

貞宗寺には2代将軍から14代将軍までの位牌が納められているとのことでした。

また元々は檀家寺(一般的なお墓のあるお寺)ではなく、徳川家からの支援等で昭和くらいまでは檀家を持つことない格式の高いお寺だったことを教えてもらいました。

貞宗寺

ただ時代の流れで檀家を持たずお寺を維持することは大変で昭和後半くらいから檀家を持つようになり、お墓を建てるようになり現在に至ったとのことでした。

基本的に今のお寺の多くは檀家を持っていないと運営出来ない状況ですからね。

ただ予備知識なしで訪れたお寺で、徳川家とここまで縁があるとは思いもせず、歴代将軍の初代と最後を除き位牌が納められているなんて、信じられませんでした。

徳川家にゆかりのあるお寺は全国に数多くありますが、徳川家将軍の位牌はここまであるのは、貞宗寺だけです。

位牌を見せるのは非常に珍しいとおっしゃっていたので、僕は運が良かったのでしょうね。

以上、10月の貞宗寺への参拝レポートと、歴代の徳川家将軍の位牌を見せたいただいたお話でした。

  • 住所:〒247-0073 神奈川県鎌倉市植木656
  • TEL:0467-46-5341
  • 御朱印:あり
  • 写経:なし
  • 参拝可能時間:24時間
  • 寺務所受付時間:概ね9:00~17:00
  • 拝観時間:24時間

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