明月院は、鎌倉市山ノ内・いわゆる北鎌倉に鎮座する臨済宗建長寺派のお寺です。
紫陽花や円い窓(悟りの窓)で非常に有名で、紫陽花や紅葉の時期は非常に混雑します。
紫陽花の季節以外も四季それぞれの花が咲き、境内自体が国指定史跡にもなっています。
明月院 詳細とアクセス方法
- 読み方:めいげついん
- 住所:〒247-0062 神奈川県鎌倉市山ノ内189
- TEL:0467-24-3437
- 御朱印:あり
- 写経:なし
- 参拝可能時間:9:00~16:00
- 寺務所受付時間:9:00~16:00
- 拝観時間:9:00~16:00(*)
- 拝観料:高校生以上 500円/小中学生300円
- 駐車場:なし
- 駐輪場:バイク・あり/自転車・あり
- トイレ:あり
- 宗派・宗旨:臨済宗建長寺派
- 本尊:聖観音
- 山号:福源山(ふくげんざん)
- 院号:めいげついん
- 寺号:-
- 正式名:福源山 明月院
- 別称:あじさい寺
- 創建年:永暦元年(1160年)/禅興寺: 文永五年(1268年)頃
- 開山:密室守厳
- 開基:上杉憲方
- 公式サイト:なし
*年に数日間、終日閉門(拝観できない)の日があります。主に7月第1月曜日からの3日間です。
明月院へのアクセス方法・行き方
- 北鎌倉駅(東口)から徒歩約9分(約650メートル)
- 鎌倉駅から江ノ電バス「A21・N2・K4」系統に乗車、「明月院」バス停下車・徒歩5分
駐車場が無いため公共交通機関で訪れることをおすすめします。明月院への道は非常に細いのに一方通行では無いため、車で寺の前まで来ることはおすすめしません。
明月院の拝観について
年間を通して拝観時間は変わりませんが、16:15には完全退去となります。
紫陽花シーズンは非常に混雑するため、入場規制が行われたり、土日は閉門(入場出来ない)されることもあります。
また6月は拝観時間が早まったり延長されることもあります。
明月院の由緒・歴史
- 永暦元年(1160年):平治の乱で没した山内首藤俊通の菩提のため、その子の山ノ内経俊が「明月庵」を建立する
- 康元元年(1256年):北条時頼がこの地に最明寺を建立するが、時頼没後に廃絶する
- 文永五年(1268年)頃:北条時宗が最明寺を前身に蘭渓道隆を開山として、禅興寺を創建する
- 康暦2年(1380年):足利氏満から禅興寺中興の命を受け管領上杉憲方が寺域を拡大し、塔頭も建てる。この際に明月庵は明月院と改められ支院の首位におかれる
- 明治元年(1868年):禅興寺は廃寺となるが、明月院のみ残る
明月院のご本尊とご利益
- 聖観音(聖観世音菩薩)
ご利益・御功徳は、煩悩や苦しみを取り去り心の清浄をもたらしてくれると言われています。
明月院の厄除け・厄年について
行っていない
明月院の代表的な行事・お祭・縁日
確認中
明月院の文化財について
- 境内:国指定史跡
- 紙本著色玉隠和尚像:国指定重要文化財
- 絹本著色 中峰和尚像:鎌倉市指定有形文化財
- 紙本著色 指月和尚像:鎌倉市指定有形文化財
- 木造上杉重房坐像:国指定重要文化財
- 塑造 北条時頼坐像:神奈川県指定文化財
- 木造 聖観音菩薩坐像:鎌倉市指定有形文化財
- 木造漆塗 明月膳・椀:鎌倉市指定有形文化財
- 紙本淡彩明月院絵図:国指定重要文化財
- 明月院文書(一八通):鎌倉市指定有形文化財
明月院の車椅子対応・バリアフリー対応
階段や段差が多いため、車椅子での参拝は難しくなっています。
明月院の御朱印と札所
- 鎌倉三十三観音霊場 第30番
御本尊と鎌倉三十三観音霊場の御朱印が同じため、御朱印は1種類のみです。
納経代は500円となっています(印刷されたものは200円)。
なお混雑時は書置きのみとなる場合もあります。
*2023年5月現在、書置きのみとなっており、御本尊の書置きを希望しても「鎌倉三十三観音霊場」の印が入ったもののみとなります。
明月院の訪問・参拝・縁日レポート
明月院へ訪れた時の参拝レポートや明月院に関する詳細です。
明月院の関連リンク
明月院の墓地について
明月院は墓地が無いと思われていますが、一応墓地はあります。ただし区画数は多くなく一般墓の募集はほとんど行われていません。
明月院のフォトギャラリー
*パソコンならクリックで拡大
コメント