正伝庵は、鎌倉市山ノ内・いわゆる北鎌倉に鎮座する円覚寺の境内塔頭(塔所)です。
原則、拝観不可となっており特別拝観もほぼ行われていないようで、円覚寺の中ではかなり謎とされています。
入口には「大用國師塔所」という石塔があり、余計にわかりにくくなっています。
正伝庵 詳細とアクセス方法
- 読み方:しょうでんあん
- 住所:〒247-0062 神奈川県鎌倉市山ノ内439
- TEL:0467-25-5962
- 御朱印:不明
- 写経:なし
- 参拝可能時間:一般参拝不可
- 寺務所受付時間:不明
- 拝観時間:通常拝観不可
- 拝観料:拝観不可(円覚寺の拝観料 大人500円 / 小中学生200円)
- 駐車場:なし
- 駐輪場:バイク・なし/自転車・なし
- トイレ:不明
- 宗派・宗旨:臨済宗円覚寺派
- 本尊:宝冠釈迦如来
- 山号:-
- 院号:-
- 寺号:-
- 正式名:円覚寺塔頭 正伝庵
- 別称:-
- 創建年:貞和4年(1348年)
- 開山:明巌正因
- 開基:-
- 公式サイト:なし
正伝庵としていますが、法人登録における名称は「正傳庵」となっています。
正伝庵へのアクセス方法・行き方
正伝庵は円覚寺内にあり、円覚寺までは円覚寺のアクセス方法をご覧ください。
円覚寺の総門(入口)からは、概ね5分(約300メートル)です。北鎌倉駅からでもプラス2分くらいです。
正伝庵の拝観について
原則、拝観不可です。
入口だけ見たいという場合は、円覚寺の拝観料が必要になります。
特別拝観も行われた様子が無いようです。
正伝庵の由緒・歴史
- 貞和4年(1348年):明巌正因の塔所として万寿寺(廃絶)に開創される
- 文和3年(1354年)。:円覚寺に移される
入口にある「大用國師塔所」(大田國師塔所と読めますが)は、かつてあった塔所です。
大用國師は、誠拙周樗禅師と言い、円覚寺の中興開山とされています。
1783年(天明3年)に円覚寺前堂首座に就任し、荒廃した円覚寺の伽藍や宗派の勢を復興し、現代の円覚寺の基礎を築いたと言われています。
正伝庵のご本尊とご利益
- 本尊:宝冠釈迦如来
ご利益・御功徳は下記のことがよく言われています。
- 子宝祈願・安産祈願
- 学問成就
正伝庵の厄除け・厄年について
一般参拝不可のため、一般的には行っていません。
正伝庵の代表的な行事・お祭・縁日
確認中
正伝庵の文化財について
- 木造明巌正因坐像:国指定重要文化財
- 木造 伝釈迦如来坐像:鎌倉市指定有形文化財
正伝庵の車椅子対応・バリアフリー対応
階段があるため、車椅子での参拝は出来ません。
正伝庵の御朱印と札所
札所にはなっていません。
御朱印の所在は不明です。
正伝庵の関連リンク
正伝庵の墓地について
Google Mapの航空写真で見る限り、墓地はありそうですが一般墓の募集は行われていません。円覚寺の関係者の墓地のみとなっているようです。
正伝庵のフォトギャラリー
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