鎌倉市大船にある常楽寺、木曽義高の墓と言われる木曽塚と北条泰時公の娘を祀る姫宮塚があります。
ただどこにあるかよく調べずに行くと行き方がわからず、たどり着けないことがあります。
常楽寺から木曽塚・姫宮塚への行き方・場所を説明します。
姫宮塚への行き方
姫宮塚は、北条泰時公の娘を祀る塚(お墓)とされていますが、源頼朝の娘「大姫」を祀る塚という説もあります。
姫宮塚に行くのは一旦、常楽寺の境内から出ないと行くことが出来ません。
一旦境内から出て、鎌倉市指定有形文化財にもなっている常楽寺の山門の前から向かいます。
山門に向かって左側に細い人しか通れない道があります。この道へと進みます。
常楽寺の生け垣にそって進んでいきます。
突き当たると常楽寺の墓地に出ますが、左に曲がっているので道に沿って進みます。
細い道がクランク状になっていて少し段差がありますが、進んでいきます。
進んでいくと階段が見えてきます。
この階段を登っていきます。
ちょっとだけ大変ですが、ほんの少しだけです。
階段を上ると立て札が見えてきます。ここが姫宮塚です。
小さな石祠が置かれています。
源頼朝の娘である大姫の墓という説もありますが、定かではありません。
ただこの上にある木曽塚のことを考えると大姫の塚である方が良いな~と思います。
常楽寺 粟船稲荷
姫宮塚の奥にもう1つ石祠があります。
粟船稲荷と呼ばれるお稲荷さんです。
木曽塚(木曽義高の墓)
姫宮塚の後は、木曽塚へ
姫宮塚から来た方向を見ると、上へ向かう階段があるので、上に向かいます。
階段を上り終えると木曽塚があります。
木曽塚は、木曽義仲の長男・木曽義高の墓と伝わっています。
源頼朝と対立した木曽義高が人質として長男の義高を差し出したとされています。
実質的には人質ですが、対面上は源頼朝の娘「大姫」の婿として来ています。
ただ大姫が義高をたいそう気に入ったと言われています。
なお大姫を供養する地蔵堂「岩船地蔵堂」が鎌倉市扇ガ谷にあります。
なお木曽塚および姫宮塚へは、常楽寺からではなく常楽寺裏側の「大船むくどり公園」からも来ることが出来ます。
大船駅から歩いて来るのなら、公園に向かった方が近いですよ。
常楽寺へ行こう
常楽寺には北条泰時公のものと伝わるお墓もあります。
鎌倉時代に入る前から入った後の歴史を垣間見られるお寺です。
近くに訪れた時は是非、立ち寄ってくださいね。
以上、常楽寺の木曽塚(木曽義高の墓)と姫宮塚への行き方・場所についてでした。
- 住所:〒247-0056 神奈川県鎌倉市大船5-8-29
- TEL:0467-46-5735
- 御朱印:あり
- 写経:なし
- 参拝可能時間:9:00~16:00
- 寺務所受付時間:9:00~16:00
- 拝観時間:9:00~16:00
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