扇ガ谷にある浄光明寺は例年2月下旬から3月上旬にかけて梅が見頃になります。
その頃に「梅かまくら寺社特別参拝」というイベントが行われ普段は入れない非公開エリア・立入禁止エリアを見ることが出来ます。
浄光明寺の梅の様子と見頃、「梅かまくら寺社特別参拝」について紹介します。
浄光明寺の梅の様子と見頃
浄光明寺の梅は、例年であれば2月下旬から3月上旬に見頃となります。
ただしあくまでも目安であり、年によって1週間から10日ほど前後することもあります。今回使用している写真は2月下旬頃に撮影したものですが、例年よりも1週間ほど開花が早い年でした。
浄光明寺は、それほど梅の木が多い訳ではありませんが、寺務所前や不動堂、有料拝観エリアの網引地蔵前の広場に植えられています。
網引地蔵前の広場の梅は数本あり、小さな梅林になっています。
浄光明寺の「梅かまくら寺社特別参拝」
「梅かまくら寺社特別参拝」は、普段は公開していない寺社(ほとんど寺院)の非公開エリアなどや、寺院の方からいろいろなお話、一般公開されていない仏像などを見ることが出来るイベントです。
例年1月頃から募集が始まる鎌倉市内の梅の時期に募集が開始されます。
募集は3種類あります。
- 当日、直接寺社での先着順受付
- 事前に往復はがきで応募する先着順受付
- 当日、寺社での受付(先着順ではない)
浄光明寺は1の「当日、直接寺社での先着順受付」で行われることが多く、概ね60人くらいまでは受け付けています。
この60人ですが、開始時間ギリギリでも例年であれば間に合う人数です。
費用は2023年の段階では1人1000円となっていました。時間は午後1時からの受付開始が多く、時間は1時間となっていますが、2時間くらいかかることが多いようです。
年によって若干内容は異なりますが、概ね下記の非公開エリアなどが見られます。
- 客殿の中でのお寺の方によるお話と非公開の仏像の公開
- 本堂(仏殿・阿弥陀堂)への立ち入り(普段は立入禁止)
- 網引地蔵のあるやぐらへの立ち入り(普段は立入禁止)
- 客殿裏の庭園への立ち入り(普段は立入禁止)
本堂(仏殿・阿弥陀堂)前で住職の方からお話を聞いた後、本堂の中へ特別に入らせていただき、3つの仏像などを見させていただきました。
網引地蔵前、事前に説明を聞いた後に「やぐら」の中に入らせてもらえました。
普段入れないやぐらの中
客殿(一般的には本堂と思われている建物)の裏にある庭園も見させていただけましたが、撮影はOKなものの、一般公開は不可ということで、庭園に入る門の前から撮影。
この時期であれば梅も綺麗に咲いていることが多いです。
浄光明寺の裏庭の庭園は大きな「やぐら」があり、池があり、とても不思議な、そして鎌倉らしい景色の庭園です。
人によっては「瑞泉寺」の庭園よりも美しいという人もいるくらいです。
やぐらは、鎌倉市内の他のやぐらよりも大きく、見ごたえがありました。
浄光明寺の非公開エリアが見たい!という方は、是非1月くらいになったら「鎌倉十三仏霊場」の「梅かまくら特別参拝」の公式サイトで確認して下さい。
以上、浄光明寺の梅の様子と「梅かまくら寺社特別参拝」についてでした。
- 住所:〒248-0011 神奈川県鎌倉市扇ガ谷2-12-1
- TEL:0467-22-1359
- 御朱印:あり
- 写経:確認中
- 参拝可能時間:9:00~17:00くらい
- 寺務所受付時間:概ね10:00~16:00
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