浄智寺は、鎌倉市山ノ内、いわゆる北鎌倉に鎮座する臨済宗のお寺です。
臨済宗のお寺の寺格である鎌倉五山の第4位の寺院であり、境内は国指定史跡にもなっています。
山門から鐘楼門までの参道は、古都鎌倉らしい雰囲気を醸し出す景色が続いており、ゆっくりとした時間が流れています。
浄智寺 詳細とアクセス方法
- 読み方:じょうちじ
- 住所:〒247-0062 神奈川県鎌倉市山ノ内1402
- TEL:0467-22-3943
- 御朱印:あり
- 写経:なし
- 参拝可能時間:9:00~16:30
- 寺務所受付時間:9:00~16:30
- 拝観時間:9:00~16:30
- 拝観料:大人200円 / 子ども100円(中学生以下)
- 駐車場:あり
- 駐輪場:バイク・あり /自転車・あり
- トイレ:あり
- 宗派・宗旨: 臨済宗円覚寺派
- 本尊:三世仏(阿弥陀如来・釈迦如来・弥勒如来)
- 山号:金峰山
- 院号:-
- 寺号:浄智寺
- 正式名:金峰山 浄智寺
- 別称:-
- 創建年:弘安4年(1281年)
- 開山:大休正念(南州宏海・兀庵普寧 を加える場合もあり)
- 開基: 北条師時
- 公式サイト:浄智寺
浄智寺へのアクセス方法・行き方
- 北鎌倉駅から徒歩約6分(約450メートル)
- 鎌倉駅から江ノ電バス「A21・N2・K4」系統に乗車、「明月院」バス停下車・徒歩1分
北鎌倉の他の寺院の散策も兼ねるのであれば公共交通機関で向かうのがおすすめです。
浄智寺の拝観について
拝観料は、大人200円・子ども(中学生下)100円かかります。
夜間は閉鎖されるため拝観時間内しか参拝することは出来ません。
浄智寺の由緒・歴史
- 弘安4年(1281年):鎌倉幕府第5代執権・北条時頼の3男である北条宗政の菩提を弔うために、弘安4年(1281年)に創建される
- 延文元年(1356年):は火災で創建時の伽藍を失うが室町時代には再建されている
- 15世紀半ば:都市鎌倉そのものの衰亡と足並みをそろえて徐々に荒廃していく
- 大正12年(1923年):関東大震災により大部分が倒壊するが、昭和に入って再建される
開基は、宗政の子・北条師時となっていますが、当時の師時は8歳であり、実際には宗政の妻と兄・北条時宗による創建であるとされています。
開山は日本人僧の南州宏海が招かれるが、宏海は尊敬する宋出身の高僧兀庵普寧と導師の大休正念を開山にして自身は準開山になったそうです。
浄智寺のご本尊とご利益
- 三世仏(阿弥陀如来・釈迦如来・弥勒如来)
浄智寺のご利益・御功徳は境内に祀られている布袋尊を含め、下記のことがよく言われています。
- 金運・財運上昇
- 商売繁盛
- 夫婦円満
浄智寺の厄除け・厄年について
確認中
浄智寺の代表的な行事・お祭・縁日
- 4月8日:お花祭り
- 8月上旬:大施餓鬼法要
- 11月第2土曜:写真供養感謝祭
- 12月31日:除夜の鐘
浄智寺の文化財について
- 境内:国指定史跡
- 西来庵修造勧進状:国指定重要文化財
- 木造地蔵坐像:国指定重要文化財
- 木造 三世仏坐像:神奈川県指定文化財
- 紙本墨画 白描菩薩図像:鎌倉市指定有形文化財
- 木造 韋駄天立像:鎌倉市指定有形文化財
- 木造 聖観音菩薩立像:鎌倉市指定有形文化財
浄智寺の車椅子対応・バリアフリー対応
基本的には車椅子対応にはなっていません。
ひょっとしたら事前にお願いをすれば、鐘楼門や曇華殿であれば対応してもらえるかもしれません。入口からでは無いですが、段差がほぼ無い状態で一般道からも入れるので。
浄智寺の御朱印と札所
- 鎌倉三十三観音霊場 第31番
- 鎌倉二十四地蔵尊霊場 第12番
- 鎌倉十三仏霊場 第6番(弥勒菩薩)
- 東国花の寺百ヶ寺 鎌倉9番
- 鎌倉江の島七福神(布袋尊)
- 円覚寺百観音霊場 第九番(専用納経帳限定)
上記に加え、御本尊の御朱印があります。
納経代は300~500円となっています。
寺務所(御朱印所)にていただけます。
なお御朱印帳1冊につき1つの御朱印となるため、1つの御朱印帳に対して複数の御朱印を書いてもらうことは出来ません。
浄智寺の訪問・参拝・縁日レポート
浄智寺へ訪れた時の参拝レポートや浄智寺に関する詳細です。
浄智寺の関連リンク
浄智寺の墓地について
境内にわずかですが墓地はあるものの、区画数は多くなく一般墓の募集はほとんど行われていません。
ただし若干の墓地はありますが、檀家になることが条件となっています。
浄智寺のフォトギャラリー
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