円応寺は、鎌倉市山ノ内に鎮座するお寺です。
十王寺とも言われ、閻魔大王をはじめとする冥府の十王の木像が納められています(実際には9像)。
鎌倉二十四地蔵霊場・鎌倉十三仏霊場にもなっており、御朱印巡りで訪れる人も多くなっています。
なお寺名は「円応寺」ですが、旧書体の「圓應寺」と表記されることもあります。
円応寺 詳細とアクセス方法
- 読み方:えんのうじ
- 住所:〒247-0062 神奈川県鎌倉市山ノ内1543
- TEL:0467-25-1095
- 御朱印:あり
- 写経:なし
- 参拝可能時間:3~11月 9:00~16:00 / 12~2月 9:00~15:30
- 寺務所受付時間:3~11月 9:00~16:00 / 12~2月 9:00~15:30
- 拝観時間:3~11月 9:00~16:00 / 12~2月 9:00~15:30
- 拝観料:200円
- 駐車場:なし(檀家用はあり)
- 駐輪場:バイク・なし/自転車・なし
- トイレ:なし
- 宗派・宗旨:臨済宗建長寺派
- 本尊:閻魔王
- 山号:新居山(あらいざん)
- 院号:-
- 寺号:円応寺
- 正式名:新居山円応寺
- 別称:新居閻魔堂・十王堂
- 創建年:建長2年(1250年)
- 開山:桑田道海(智覚禅師)
- 開基:桑田道海(智覚禅師)
- 公式サイト:鎌倉 円応寺
円応寺へのアクセス方法・行き方
- 北鎌倉駅から徒歩約15分(約1.1km)
- 鎌倉駅(東口)から徒歩約20分(約1.5km)
- 鎌倉駅から江ノ電バス「A21・N2・K4」系統に乗車、「建長寺」バス停下車・徒歩2分
駐車場が無いため公共交通機関で訪れることをおすすめします。
建長寺と合わせて参拝する場合、建長寺の駐車場(有料)に駐車するの良いかもしれません(ただし満車になっていることもあり)。
円応寺の拝観について
拝観料は一律200円かかります。障害者は無料となっています。
なお古い情報だと境内は撮影禁止になっていますが、現在は本堂内を含め撮影出来ます。
円応寺の由緒・歴史
建長2年(1250年):桑田道海(智覚禅師)により創建されると伝わる。当時は鎌倉大仏の東側にあったとされる。
- 時期不明~元禄16年(1703年):材木座(鶴岡八幡宮 一の鳥居 東南)に移る
- 元禄16年11月23日(1703年12月31日):元禄大地震により建物が大破する
- 元禄17年~宝永元年(1704年):現在地へ移転する
滑川の下流が閻魔川と呼ばれたり、現在も「閻魔橋」が残るのは材木座に閻魔堂として円応寺があったことに由来しています。
円応寺のご本尊とご利益
- 閻魔王
ご利益・御功徳は、健康長寿・子育てと言われています。
円応寺の厄除け・厄年について
確認中
円応寺の代表的な行事・お祭・縁日
- 1月16日:大般若会
- 5月16日:大施餓鬼会
- 8月16日:水施餓鬼会
円応寺の文化財について
- 木造初江王坐像(幸有作):国指定重要文化財(鎌倉国宝館に寄託)
- 木造閻魔王坐像:国指定重要文化財
- 木造倶生神坐像2躯:国指定重要文化財(鎌倉国宝館に寄託)
- 木造奪衣婆坐像(弘円作):国指定重要文化財
- 木造鬼卒立像:国指定重要文化財
- 木造檀拏幢:国指定重要文化財(鎌倉国宝館に寄託)
円応寺の車椅子対応・バリアフリー対応
山門までは駐車場からどうにか車椅子で行くことも可能ですが、その先に数段の階段があるため、車椅子で本堂前まで行くことは出来ません。
円応寺の御朱印と札所
- 鎌倉二十四地蔵霊場 第8番札所
- 鎌倉十三仏霊場 第5番札所
それぞれの御朱印と十王の御朱印が用意されています。
納経代は各500円となっています。
また御朱印は15時までの受付となっています。
円応寺の訪問・参拝・縁日レポート
円応寺へ訪れた時の参拝レポートや円応寺に関する詳細です。
円応寺の関連リンク
円応寺のフォトギャラリー
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円応寺の墓地について
境内にわずかですが墓地があり、区画数は少ないものの一般墓の募集は公式サイトで紹介されています。
場所が場所だけに高い設定金額となっています。
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